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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 中学生以下のバスケットではゾーンディフェンスが禁止になっている。個のスキルを高め、世界でも通用する選手を育てるための措置だ。
 ゾーンを使って組織的に守れば、個の力が劣っていてもある程度戦えるが、この時期にしか身につかない個のスキルや強さを身に着けられない。一方で、個であれ、組織であれ「勝つ」ことが自信につながるという意見もある。賛否両論はあるが、古仁屋中の村田寛文監督は「より子供たちの個のスキルを磨く指導を心掛けるようになった。自分にとっては良かったと思っている」と話していたのが印象的だった。
 漫画「美味しんぼ」で読んだ話を思い出した。イスラム教、ヒンズー教、ユダヤ教…様々な宗教には食べ物の忌避がある。こういった人たちを、もてなさなければならないという難題を突き付けられ、主人公・山岡士郎たちがたどり着いたのは日本の精進料理だった。基本が菜食なので、忌避に触れることがない。それ以上に「あれはダメ、これはダメというと堅苦しく感じるけど、制約があったことで、料理の一番大切な想像力をかきたてることができた」と言う。
 やれることに制約があると想像力がかきたてられ、思いもよらなかったことが生まれることがある。「ゾーンの禁止」もこれと同じで、そこから想像力を膨らませ、どんな選手、チームを育てるかにロマンを感じることが指導者に求められている。
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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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