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第37回全九州中学生バスケット選手権
れいめい、坂元、池田が8強
4強入りならず

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 第37回全九州中学生バスケットボール春季選手権大会第1日は2月25日、鹿児島市の鹿児島アリーナで男女準々決勝までがあった。
 九州各県の予選を勝ち抜いた男女それぞれ16チームが出場。鹿児島勢は女子のれいめいが初戦で城西(佐賀)に68-55で勝利し九州大会初勝利を挙げて8強入り。戸次(大分)には51-72で敗れて4強入りは果たせなかった。初出場の男子・池田も稙田東(大分)を41-27で下して8強入りしたが、港川(沖縄)に29-59で大差をつけられた。男子の坂元は熊本1位の白川に50-47で競り勝ったが、中村三陽(福岡)には41-72と及ばなかった。女子の松元は初戦で広田(長崎)に50-70で敗れた。
 最終日は26日、同会場で男女決勝までがある。


※県関係分成績
【男子】
・1回戦
坂元 50-47 白川(熊本)
(8-11、16-9、14-10、12-17)
池田 41-27 稙田東(大分)
(5-6、13-4、12-9、11-8)
・準々決勝
坂元 41-72 中村三陽(福岡)
(10-20、6-24、12-18、13-10)
池田 29-59 港川(沖縄)
(4-16、6-17、12-16、7-10)
【女子】
・1回戦
れいめい 68-55 城西(佐賀)
(11-11、20-16、21-20、16-8)
松元 50-70 広田(長崎)
(9-20、10-23、11-19、20-8)
・準々決勝
れいめい 51-72 戸次(大分)
(16-21、14-17、4-18、17-16)


※成績の詳細は県協会HPの特設サイトを参照!

※れいめいの熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!

※坂元の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!

※池田の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!

※松元の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
自信と、課題と
鹿児島勢

 地元開催の九州大会で、女子のれいめい、男子の坂元、池田が初戦を突破して8強入り。このところ九州でなかなか勝てなかった中で初戦をものにできたことが「自信」になった。準々決勝ではいずれも大差で敗れ、夏の全国総体出場となる4強入りのためにはまだまだ「課題」があることも痛感させられた。
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 れいめいは「昨年の同じ大会で大敗した城西(佐賀)に勝てて、県外でも通用する自信になった」と川路悠佳主将。城西戦は序盤から一進一退の攻防が続いた。突き放せそうな場面は何度かあったが、シュートミスなどでものにできず、終盤まで接戦だったが、第4クオーターの後半、家後のドライブからの連続得点、1年生・森のインサイドなどで突き放し、13点差で九州初白星を手にした。
 戸次(大分)戦は前半1桁点差で競り合うも、第3クオーターで4点しかとれず、突き放された。相手はこちらのマークを外してシュートチャンスを作れば的確にシュートを入れてきたのに対して、れいめいは当たりの強いディフェンスの前にミスが続き、自分たちのバスケットを見失った。県大会では圧倒的な強さを見せて勝ち上がったが、松田友里香監督は「シュート力の差を感じた。たった32分間しかない試合中は一瞬たりとも集中力を切らしてはいけない。まだまだ力が足りない」と痛感した。
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 坂元は熊本1位の白川に競り勝った。立ち上がり、動きが硬くてリズムに乗れなかったが、第2クオーターで守備からリズムを作ると、野﨑主将が冷静にゲームを組み立て、180センチの長身・松下がインサイドでリバウンド、シュートに存在感を出し、安田、種子島がスピード感あふれる攻撃で相手を翻ろうする持ち味のバスケットで逆転した。第4クオーターはフルコートで当たってきた相手の守備に戸惑い、連続3ポイントなどで3点差まで詰め寄られたが、最後まで粘り切った。中村三陽(福岡)戦では、第2クオーターで松下が3ファールになってベンチに下げた時間帯にターンオーバーが相次ぎ、力の差を見せつけられた。「大きな選手でも走れていた。こちらのドライブに対しても、ボールをつくところをしっかり見て狙われていた」と加世田学監督。エース野﨑主将でさえ、得意のドライブをさせてもらえないほどのうまさがあった。「フィジカルの強さ、基本的な技術、まだまだ積み重ねていかないといけないものがたくさんある」と感じた。
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 初出場の池田は稙田東(大分)に勝って初勝利を挙げたが、港川(沖縄)にはダブルスコアに近い大差をつけられた。日浅喜美子監督は「個の力では差があるのは分かっていて、チームで戦うことを目指したが、それができなかった」と悔しがった。
 高さ、スピードなど身体能力の高い沖縄のチームを相手に「100%の力を出し切っても勝てるかどうか分からない相手に、100%の力を出し切れなかった」と長田凛太郎主将。自分たちのやってきたことが通用せず、冷静さを欠いた。日浅監督は「原点に戻る」ことの大切さを痛感したという。バスケットはチームプレーだが、チームの力を上げていくためには1人1人の「個の強さ」が要る。長田主将は「コーチに作ってもらうのではなく、自分たち1人1人で作っていくバスケット」をこれからの練習で日々積み重ねていく決意を固めていた。

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 松元・釘﨑亮一監督 「今までやってきたことがこの大舞台でできるかが試された。力のある相手にそれができなくて点差はついたけど、最後までやろうとする姿勢は続けた。日常生活から積み上げてきたこと、ベンチでは県で一番声を出すこと、攻撃も守備も全員で戦うことなど松元らしさは出せた。この経験を今後どう生かすかが大切になってくる」
 同・江平羽嘉主将 「最後まであきらめず、全員バスケットをすることはできた。相手の4番は、どんなときでもポーカーフェイスで心の軸がぶれていなかった。自分もあんな選手を目指したい」

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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