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球春2017第6日
バッテリーの気迫、ピンチしのぐ!
徳之島(奄美新聞掲載)

170328ー14徳之島1点目_030
【3回戦・徳之島―志布志】3回表徳之島一死一三塁、3番・澤村が右中間二塁打を放ち、1点を返す=県立鴨池


 田村正和監督が大会前掲げた「自立」には程遠い内容だったが、1点差で逃げ切り2季連続16強入りを果たした。
 初回一死満塁の好機を、併殺で生かせず、先に2点を先取された。三、四回と上位打線が奮起し、3番・澤村洋飛、4番・太良優伸の適時打で計5点を挙げて逆転したが、重盗や三盗を失敗するなど、再三好機も拙攻続きで畳みかけられなかった。八回には守備のミスの連鎖反応が続き、1点差まで詰め寄られた。
 「試合前のシートノックから入りの準備ができていなかった」と田村監督。24日の初戦の後3日間、転勤の準備などで帰島し、チームを離れていた。そんな時だからこそ、自分たちであらゆる準備をして試合に臨まなければならなかったが、それができていなかった。
 反省の多い内容だったが「最後のピンチをバッテリーがしのいだことは大きい」と田村監督。3、4番として打ったこと以上に、九回1イニングを無失点で切り抜けたことをたたえていた。
170328ー25徳之島・澤村_030
 八回裏1点差に詰め寄られ、流れは志布志にあった。九回、粘りの投球を続けた仁礼に代わって、エース澤村=写真=がマウンドに立つ。「いつも通りの自分の投球を心掛けた」つもりだったが、ボールが先行し一死から四球、暴投でピンチを招く。それでも「周りが見えていて、最後までよく踏ん張ってくれた」(捕手・太良)と後続を絶ち、1点差を守り切った。
 緊張し、明らかな準備不足のマウンドだったが澤村は「負けたくない」気持ちを前面に出して切り抜けた。その経験こそが、今大会だけでなく、夏にもつながると田村監督は確信していた。

前回の反省を生かす
大島・日高(奄美新聞掲載)

170328ー28大島ベンチ前_030
 両者2桁安打の打撃戦だった初戦の加治木戦とは一転、両者1点が互いに遠かった投手戦だった。大島は日高の好投、捕手・盛山の好リードで完封勝ちした。
 加治木戦が公式戦初先発だった日高想良だが、中盤に連打を浴びリードを守り切れなかった。「どのボールも同じ間合いで投げていたので、しっかりためを作ってから投げることを心掛けた」。
 初回、二死二三塁のピンチをしのぐと、二回以降は先頭打者をきっちり打ち取り、自分の間合いで投球ができた。「良い投手が後ろに控えているので、守備を信じて思い切り投げた」。五回二死二塁で右前打を打たれたが、右翼手・吉見が好返球で本塁アウトを取るなど、守備も日高の好投に応えた。
 八回に初めて先頭打者に打たれ、連打を浴び、終盤の最大のヤマ場だったが「伝令の平君がムードを盛り上げてくれて、気持ちが切り替えられた」。後続を絶ち、終わってみれば8安打浴びたものの、13三振を奪い、相手に本塁を踏ませなかった。
 得点は七回に併殺崩れで挙げた1点のみ。まさしくバッテリーを中心に守り勝った一戦だった。

「本塁が遠かった」
奄美(奄美新聞掲載)

170328-5奄美併殺_030
【3回戦・奄美―鹿児島実】6回表鹿実無死一三塁、一ゴロで併殺を決める。捕手・中原=県立鴨池


 奄美はシード鹿児島実に完封負け。下野政幸監督は「本塁が遠かった」と悔しがった。
 鹿実の先発・川越は外角中心のシンプルな配球だったが、直球、変化球ともキレがあり打ちあぐねた。「序盤は直球、後半からは変化球を狙わせたが、変化球は狙っていても打てなかった」(下野監督)。
 攻撃は振るわなかったが「エース蔵を中心にした守備からリズムを作る野球はできた」(傳幹太主将)手応えはあった。二回は捕手・中原が二盗を阻止し、四、六回は併殺を決めた。11安打されながら九回まで粘り強く戦えた。傳主将は「夏までにはしっかり打撃を鍛えたい」と出直しを誓っていた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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