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球春2017第13日
決勝は神村VS鹿実
大島、樟南、終盤の粘り及ばず

170409-1神村2点目_030
【準決勝・大島―神村学園】1回裏神村無死二三塁、3番・田中怜が中前に先制適時打を放つ=県立鴨池
170409-27鹿実5点目_030
【準決勝・樟南―鹿児島実】8回表鹿実一死満塁、8番・仮屋の中前適時打で二走・古薗も生還、5-3と勝ち越す=県立鴨池

 第140回九州地区高校野球大会鹿児島県予選第13日は4月9日、鹿児島市の県立鴨池球場で準決勝2試合があり、神村学園と鹿児島実のシード勢が決勝に勝ち進み、九州大会(4月22日―27日・沖縄)出場を決めた。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第13日の結果報告はこの文字をクリック!
大島―神村戦はこの文字をクリック!
樟南―鹿実戦はこの文字をクリック!

◇9日の結果
・準決勝(県立鴨池)
神村学園 6-3 大島
鹿児島実 9-8 樟南

◇10日の試合
・決勝(鴨池市民)
12:00 神村学園―鹿児島実

序盤の失点重く
守備から流れ作れず
大島(奄美新聞掲載)

170409-10大島スクイズ失敗_030
 大島にとっては序盤の4失点が重かった。塗木哲哉監督は「守備から流れを作る」展開を描いていたが、神村学園の強打、巧打の前に序盤でプラン変更を余儀なくされた。
 初回に3番・田中怜に2点適時打を浴び、二、三回は二死から得点された。「緊張して思うようなボールが投げられず、甘くなったところを打たれた」。先発のエース中村をリードした捕手・盛山諒は分析する。神村の打者は選球眼が良く、2ストライク追い込まれてもファールで粘り、甘いボールを逃さなかった。
 長打を封じるべく、右翼に重村、左翼に吉見と守備力のある選手を起用し、ポジショニングにも工夫を凝らしたが、間を抜かれた3本の長打が失点につながった。
 守備から流れは作れなかったが、四回からリリーフした本田が試合を立て直して中盤を踏ん張り、「終盤勝負」(塗木監督)に持ち込むことはできた。
 八回、持ち味の集中力を発揮し、1点差に迫ったが、4点目を取りにいったセーフティースクイズが大きなヤマ場だった。8番・本田はバットに当てて転がすことはできたが、本塁タッチアウト=写真=。ボールを手に当ててしまったことで、その裏のマウンドに上がれず、追加点を許した。
 「ちょっとしたことの積み重ね、かみ合わせで試合の流れは大きく変わる。自分の采配も含めて、まだまだ力が足りなかった」と塗木監督。初の決勝進出は果たせなかったが、20日間の長期滞在の経験で夏甲子園を勝ち取るための数多くの「ヒント」を得ることができた。濱田雄一郎主将は「もっと成長する」と闘志を燃やしていた。

流れを変えた仕事師たち
大島(奄美新聞掲載)

170409-4大島・本田_030
 立ち上がりから苦戦を強いられた中で、大島は選手たちが与えられた仕事をこなし、終盤に見せ場を作った。
 「後から出てくる選手は流れを変えるのが仕事」
 本田智揮=写真=は四回からその一念でマウンドに上がった。強打の神村打線に対して「打たれても構わないので厳しいコースを突く」投球で四―七回までゼロを並べ、相手かに傾きかけた展開を、踏みとどまることができた。
170409-6大島・太月タイムリー_030
 遅まきながら守備から攻撃への流れができたのが八回だった。連打で一二塁の絶好機に4番・太月幸が右越え二塁打を放ち=写真=反撃の狼煙を上げた。「いつも通りの自分の打撃をするだけだった」と太月。劣勢の展開だったが、前チームから中軸を打ってきた主砲は「甘い球を積極的に打つ」姿勢をぶれずに貫き、3球ファールで粘って高めに甘く入った直球を逃さなかった。
170409-8大島3点目_030
 「幸が打ったので気持ちが乗った。後ろにつなぐつもりで打席に立った」6番・盛山諒は内角低めのボールをうまく拾って=写真=3点目を呼び込んだ。今大会、苦戦続きだった試合でも勝機を引き寄せた「ここ一番での集中力」(塗木哲哉監督)は神村学園相手でも通用することを証明してみせたシーンだった。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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