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球春2017最終日
昨秋の雪辱、冬場の練習の成果を発揮
神村学園

170411-17神村・島中2ラン_030
 神村学園は昨秋準決勝で敗れた鹿児島実に雪辱した。小田大介監督は「秋負けた悔しさをバネにして、冬練習したことを発揮できたのは良かった」と選手の健闘をたたえた。
 今大会で成長し安定感のあった鹿実の渡邊、川越の両右腕から17安打13得点を奪った。各打者の選球眼の良さが光る。3四死球を選んだ1番・後藤拓真主将は「今までポイントを前に置いて打ち急ぎ、ボール球に手を出していたのを、しっかり手元まで引き付けてから逆方向に打ち返す練習をしてきた」成果だと話す。
 ボールをしっかり見極めるから打ち損じが少なく、打てるボールを確実に打ち返している。2ランを含む4安打2打点の5番・島中=写真右=、先制打を放ち足も速い8番・角、3安打3打点と4番の仕事をした前畑、3安打3打点の6番・田中祐…各自が与えられた役割をきっちりこなしていた中でも、2番・羽月隆太郎の打撃には、チームの目指す「幅の広い攻撃」(小田監督)が象徴されていた。
170411-3神村4点目_030
 二回は走者一掃の左越え二塁打=写真=で3打点。六回は死球で先頭打者が出て、セオリーは送りバントだが「相手の三塁手がバントと決めつけて前に出てきたのでその方向に打った」と左前打でつなぎ、大量点のお膳立てをした。七回は1球でセーフティー気味に送りバントを決めている。「つなぎ役」はもちろん、「返す役」にもなれる2番打者だ。羽月は2年生だが「冬場は誰よりもバットを振ってきた」自負がこの打撃を可能にした。
 攻撃面は合格点だが、守備面は四死球、エラーが絡んだ失点が多く反省点が残った。「まだまだ詰めが甘い!」。試合後、小田監督の開口一番は優勝の喜びではなく反省の檄だった。何よりもチームで掲げる「守備からリズムを作る野球」(後藤主将)ができなかったことは、誰よりも選手たちが身に染みて分かっていた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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