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第47回県中学校春季選抜野球大会第1日(奄美新聞掲載)
朝日、判定戦でサヨナラ勝ち!
伊仙合同も完封で8強へ

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 第47回鹿児島県中学校春季選抜野球大会第1日は4月22日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、両球場で1回戦8試合があった。
 朝日は吾平と投手戦を繰り広げ、両者無得点のまま八回以降無死満塁からスタートする判定戦へ。表に押し出しで先制された朝日だったが、その裏先頭の3番・林の中前適時打で2者生還し、2―1で劇的な逆転サヨナラ勝ちだった。伊仙合同は初回に3番・田中主将がライトスタンドに先制2ランを放ち、投げても田中は鹿児島育英館打線を2安打完封し、ベスト8進出を決めた。
 第2日は23日、両球場で準々決勝、準決勝がある。朝日は安房と、伊仙合同は吉野とそれぞれ対戦する。


・1回戦(県立鴨池)
加治木 6-0 第一鹿屋
枕崎 4-0 野田・江内
吉野 6-3 末吉・財部
伊仙合同 2-0 鹿児島育英館
・1回戦(鴨池市民)
朝日 2-1 吾平(8回判定)
安房 3-2 谷山
川内中央 3-0 喜入
横川 3-0 金峰


※フェイスブックで熱戦フォトグラフがお楽しみいただけます。
練習の成果を発揮
朝日

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 朝日は劇的な逆転サヨナラ勝ちで初戦を突破した。大田雄彦監督は「苦しい試合だったけど、選手たちが最後まで集中を切らず、練習したことを出してくれた」と喜んだ。
 初戦の硬さがあって、七回まで2安打と打ちあぐね、攻撃の糸口を作れなかった。守備では毎回のように走者を背負ったが、左腕エース藤﨑右京=写真=を中心に粘り強く守って得点を許さなかった。
 「練習の成果」は終盤の守備で発揮された。六回一死一二塁のピンチで、藤﨑が二塁けん制アウトを取った。一二塁になった時点で藤﨑は「けん制でアウトを取る」と決めていた。捕手・田代、二塁手・田中、遊撃手・林とのタイミングもピタリと合った。「基本的なけん制のやり方は教えたけど、バッテリーと二遊間で自主的に練習していた」(大田監督)プレーを土壇場で決めることができた。
 七回は二死から二塁打を浴び、中前打を打たれたが、中堅手・渡開人主将はバックホームではなく「打者がゆっくり走っているのが見えた」と瞬時に判断して一塁送球。「センターゴロ」に打ち取って好投の藤﨑を助けた。
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 打ちあぐねていてもこれだけ好守が続けば、打線も活気づく。判定戦は先に押し出しで先制されたが、動じることなくその裏、林の2点適時打=写真=で勝利を手にした。
 今大会、チームの目標は「初戦を勝って県立球場で試合をすること」(藤﨑)。目標を一つクリアし、藤﨑は「県立球場ではもっと良いプレーができると思う」。渡主将は「この勢いに乗って、全員野球、前向き野球で1つずつ勝ち上がっていきたい」と燃えていた。

主将が投打でけん引
伊仙合同・田中

170422-1伊仙・田中_030
 伊仙合同は、田中大陸主将=写真=が投打でチームをけん引し完封勝ちした。
 初回一死一塁の場面で、中学軟式野球では珍しいライトスタンドへの先制2ランを放った。先頭打者が四球で出塁したが送りバントが決まらず「次につなげる気持ち」で打席に立っていた。先輩や監督のアドバイスで「アッパースイングで打ち上げるのではなく、レベルスイングでライナーを打つ」イメージ通りのスイングができた。真ん中、やや内角寄りの直球を「うまく肘をたたんで打てた。ホームベースからライトのポールまで延びるラインの上を一直線に飛んで、よく切れなかった。あんな打球を見たのは初めて」と松山健太郎監督も驚く一打だった。
 幸先良く先制できたが、二回以降はけん制アウト、送りバント失敗、好機に一本出ずと「うちらしくないちぐはぐな野球になってしまった」(松山監督)。打線の援護はなかったが、田中主将はマウンドでも気を吐いた。
 「2点先制できたので、楽な気持ち、楽しむ気持ちで投げることを心掛けた」。四回に2つの四球などで一死満塁のピンチを背負ったが「自分の力を信じて思い切り投げるだけ」と腹を決めて、空振り三振、ファールフライに打ち取った。
 チームとしては反省材料の多かった試合だが、田中主将は「あすもギリギリの試合展開になると思う。自分たちの野球をしっかりやる」と気持ちを引き締め直していた。

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テーマ:野球 - ジャンル:スポーツ

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