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育児は「育自」―新米父ちゃんの育児日記・第7回
居心地の良い場所
170419鹿大野球場にて
 気がつくと育児日記の更新がだいぶ滞っていた。もっとも息子の「成長記録」は僕のフェイスブックで折に触れて発信しているので、いろんな方が気にかけてくださっているようだ。「大きくなったねぇ」「お父さんにそっくりだね」…なかなか会う機会はなくてもFBで見た感想を僕に話してくれる。「じゅんた君のファンです」と言われる方もいて、多くの方に見守られているような気がして心強い。

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170103OB戦01
 昨年の12月29日に無事満1歳の誕生日を迎えた。歩けるようになったのは今年の2月の終わり。歩けると同時に行動範囲が一気に広がったので、ますます目が離せなくなった。誰に似たのか食用旺盛で、何かを食べ始めると「満腹になる」ということがないくらい際限なく食べる。1日のうちで一番聞く言葉は「マンマ」、父親も含めた男性は「パパ」、犬をはじめとする動物は「ワンワン」だと思っているようだ。
 3月5日の2度目の鹿児島マラソンは1回目と同じ場所で応援してくれた。諸事情で3月20日に引っ越すことになり、城山から常盤の妻の実家で生活している。元々の息子の出産予定日だった1月4日には第2子がいることが判明し、妻は再び「妊婦生活」に入った。
170130予定日
 予定日は9月2日。私の誕生日が12月18日で2つ下の弟は9月10日なので、ほぼ同じ間隔で生まれてくることになりそうだ。性別は現時点で分かっていない。5月になり、お腹が再び大きくなったが、それまではなかなか「2人目がいる」ことを実感できなかった。何しろ目の前に何かと手のかかる長男がいると、そこまで意識が回らない。実際に生まれるまでは本当の実感はわかない気がする。
 日記が滞っていた間の出来事をざっとまとめるとこんな感じだろうか。

170423じゅんたイン・レブナイズ02
【5月16日】
 午前中、息子を見る担当だったので、天保山の育児支援施設の「りぼん館」に連れて行こうとした。だが、息子がチャイルドシートを嫌がって車中で大泣き! シートを抜け出そうとしたので、これはとても天保山まで持たないと、途中で予定を変更して新屋敷の祖母の家に行った。
 到着して車を降りると、ちょうど祖母が近所のスーパーに買い物に向かっている後ろ姿が見えたので、息子と2人で後を追いかけた。スーパーの入り口で追いついたので「ばぁちゃん!」と声を掛けると「あら、じゅんたくんねぇ」と嬉しそうに笑顔で応えた。

 今年90歳になる祖母は、このところ何かと患うことも多く、世話がかかるということで家族の間で話題になっていた。息子のこともひょっとしたら忘れているのではないかと覚悟していたが、ちゃんと覚えていてくれたのが嬉しかった。
 祖母のゆっくりした足取りに合わせて息子と2人で買い物に付き合う。息子のためにおにぎりを買ってくれた。会計の時に756円だったのを806円出してちゃんとお釣りももらっていたのにもなぜか感心した。
 帰宅してしばらく同居している2人の叔父や、定期的に面倒を見に来ている叔母と世間話や昔話で盛り上がった。新屋敷の家は僕が生まれた頃から何かと世話になった場所だ。祖父母だけでなく、叔父や叔母にも何度も面倒を見てもらったので両親でさえ覚えてない僕の昔のことをよく話してくれる。甘いものを食べると癖になってしまうから絶対に食べさせなかったことや、冬の生まれだった僕が寝ているとあちこち寝返って布団から出てしまうので手が冷たくなって心配したとか、初めて聞く己の過去を聞かせてもらった。
 3人とも、最近では何かと世話を焼くことが多い祖母が、ひ孫のことをちゃんと覚えていたのに驚いていた。思えば、初孫だった僕は、祖母や亡くなった祖父に大変かわいがられた。あまりに居心地がいいものだから、両親のいる家に帰りたがらないとわがままを言って皆を困らせた記憶はちゃんと残っている。新屋敷の家にいるだけで、今でも心落ち着くのは、幼い頃祖父母の布団で一緒に眠った心地良い体験があるからだろう。それだけ愛され、そして愛した孫の子供だからちゃんと覚えている。そう考えると心揺さぶられるものを感じた。だからこそ、その恩返しに、これからは息子を連れて定期的に会いに来ようと思った。
 少子化、高齢化、介護、育児…これからの社会が、向き合わなければならない課題に挙げられていることがとても身近に感じられた。祖母の子供は5人、孫は9人いるが、ひ孫は今のところうちの2人目も入れて5人。本格的な「人口減少社会」の縮図のようだ。それぞれに複雑な要因があり、簡単に解決できる課題ではないが、解決の土台にあるのは「愛情」のような気がしてならない。青臭いかもしれないが、心の中にある愛し、愛された記憶こそが、僕にとって人の可能性と未来を信じる源だと言い切れる。

170516ばぁちゃんのベッドで
 遊び疲れた息子が眠ってしまったので、祖母のベッドに寝かせた。よっぽど寝心地が良かったのか、寝返りも打たずに1時間半ほど熟睡していた。間もなく築半世紀になる新屋敷の家は、もしかすると息子にとっても居心地の良い場所なのかもしれないと想像すると、血のつながりの濃さがほほえましく思えた。

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テーマ:伝えたいこと・残しておきたいこと - ジャンル:日記

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