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17県高校総体・バスケットボール
川内、3年ぶりV・男子
鹿児島女は2連覇・女子

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 2017年度鹿児島県高校総体バスケットボールは5月27-30日の4日間、鹿児島市の県体育館などであった。
 男子決勝リーグは2勝同士で川内とれいめいが激突。川内が1点差で2連覇を目指したれいめいに辛勝し、3年ぶりとなるインターハイを勝ち取った。女子は鹿児島女が最終戦で鹿児島純心を下し、3戦全勝で2連覇を達成した。
 男女とも優勝チームが全国大会(7月28日―8月2日・福島)、2位までが九州大会(6月24、25日・福岡)に出場する。大会の模様は6月23日の午後2時からMBCテレビで放送される。


【男子決勝リーグ最終順位】①川内3勝 ②れいめい2勝1敗 ③鹿児島工1勝2敗 ④甲南3敗
【女子決勝リーグ最終順位】①鹿児島女3勝 ②鹿児島純心2勝1敗 ③れいめい1勝2敗 ④川内3敗


※成績の詳細は後日、県協会HPに掲載

※フェイスブックで熱戦フォトグラフがお楽しみいただけます。
全力を出し尽くす!
川内

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 川内は宿命のライバル・れいめいにわずか1点差の辛勝。ベテラン田中俊一監督は「やはりインターハイは独特の雰囲気がある。簡単には勝てなかった」と連日の大音量でかすれてしまった声で振り返り勝利の喜びをかみしめた。
 今季、れいめいには新人戦、四県予選、いずれも勝利している。4月の四県予選では期待のルーキー・野口ら1年生の加入で更に大型チームになって圧倒した。高さで分があると思われたが、連覇を目指すれいめいの執念に最後まで苦しんだ。前線から果敢にプレスをかけられ、ゾーンを敷けば空いたスペースに切り込まれ「高さの利」を生かすことができない。前半は35-37と2点ビハインドで折り返した。
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 後半も最後まで一進一退の攻防だったが「持っている全てを出し尽くすだけだった」と仮屋崎元主将。後半は仮屋崎、中村、川床の3年生3人を中心に上級生がエナジーを出した。後半開始早々は中村丞偉=写真=が185cmの長身を生かしてオフェンスリバウンドをとってシュートを決め、バスケットカウントをものにして逆転に成功した。「自分の仕事はリバウンド。ここだけは絶対負けない気持ちでプレーした」と中村。仮屋崎主将らがルーズボールに果敢に食らいついて攻撃を継続し、シュートにつなげたシーンもあった。最後までどちらに勝ちが転がるか分からない展開の中で、最後に得点を決めてリードを作ったのは小原、新留の2年生。「1人1人が与えられた仕事をやり切ってくれた。支えてくれたみんなに感謝したい」と仮屋原主将は「全員バスケット」で勝ち取った勝利を強調した。
 3年ぶりとなるインターハイで上位に勝ち進むためには「野口がこの試合をどう感じたかがカギになる」と田中監督。将来を期待されるルーキーだが、この試合の後半競り合った場面で使うことができなかった。上級生の重圧をはねのける気持ちの強さや責任感を持つ姿を下級生も身に着けることができれば、このチームは更にレベルアップする。仮屋崎主将は「今大会、負けたチームの分まで鹿児島の代表として一戦一戦勝ち上がっていきたい」と意気込みを語っていた。
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強気で攻められた
鹿児島女

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 鹿児島女が前評判通りの力強さを発揮し、2連覇を達成。東綺音主将は「前半、強気で攻められたのが良かった。チームみんなで心ひとつに戦えた」と振り返った。
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 今年の鹿児島女は「宮嵜が出ているときはどっしり落ち着いて、出ていない時は岡村、井ノ上を使った機動力を生かしたバスケット」(福嵜博之監督)ができるのが強み。インターハイ出場がかかった最終戦の鹿児島純心戦は、第1クオーターで180cmの2年生・宮嵜が2ファールで一度下がった。だが、むしろこの時間帯に「機動力」を生かし「強気」(東主将)に攻めたことで得点を重ねた。第2クオーター途中で36―15と最大21点差つけた。「県内では圧倒できるぐらいの試合をして欲しい」と福嵜監督は常々言い続けていたが、そんな雰囲気を感じさせた前半だった。
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 だが「圧倒」できたわけではない。後半は鹿児島純心のゾーンを攻めあぐねたのもあったが「自分たちのイージーなミスで自滅している」(福嵜監督)シーンが目立った。ノーマークのシュートや高さを生かしてオフェンスリバウンドを何度もとっているのに決めきれないなど、確実な「決定力」(東主将)をつけることは、全国までの課題といえそうだ。

「やれることはやった」
れいめい

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 連覇は果たせなかったれいめいだが和田玄太監督は「やれることはやった」と胸を張る。一方で「自分たちのバスケットがやり切れただけに、勝たせてあげられなかったことが悔しい」と唇をかんだ。
 上原主将が前日の鹿児島工戦で交錯し足首を故障。最終日の試合に出られなかった。サイズが厳しい上に大黒柱を欠いて苦境に追い込まれたが、逆に1人1人の自覚と責任が増し、大型チームの川内にも一歩も引けを取らなかった。伊佐、家後、喜多らのガード陣はスピードとスタミナを存分に生かして縦横無尽に走り回り、横内、長嶺らインサイド陣は相手の高さに臆することなく身体を張った。要所で決まる3ポイントはチームの勇気を奮い立たせた。残り数秒で伊佐が切り込んで放った渾身のレイアップがリングに弾かれ、1点差で涙をのんだ。
 「良いバスケットはできていたが、自分たちのミスで流れに乗れないところもあった。そこさえなくせばやれる。ウインターカップは必ず取り返す」と和田監督は捲土重来を誓っていた。

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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