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17県高校総体・陸上最終日
カマウ(神村)が連覇・女子三千
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 2017年度鹿児島県高校総体陸上最終日は6月3日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 女子三千はカマウ・タビタ(神村学園)=写真上=が9分13秒36の好タイムで2位以下を大きく引き離し、昨年に続いて連覇を達成した。千六百リレーは男子・鹿児島南=写真下=、女子・鹿児島女が制した。女子百障害は川島杏純(鹿児島)が15秒19で連覇し、走幅跳と合わせて2冠を達成した。
 男女各種目6位まで(混成は4位まで)が南九州大会(6月15-18日・熊本)に出場する。


※記録の詳細はこの文字をクリック
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女子百障害 ①川島杏純(鹿児島)15秒19 ②冨永莉沙(同)15秒33 ③海江田実結(伊集院)15秒60

仲間の頑張りを支えに
川島

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 昨年に続く連覇と走幅跳に続く2冠を達成した川島だったが笑顔はない。「4日間、調子を上げきれず主将としてチームを引っ張れなかった」悔しさの方が大きかった。
 ハードルは予選で身体が動けていたので自己ベストの更新を目指したが、-1.5mの向かい風もあった身体が浮いてしまった。冨永、赤塚の3人で上位を独占するはずだったが、赤塚が途中でハードルを倒してしまって失格となり、その目標も果たせなかった。
 優勝した走幅跳も記録は5m55と低調。「調子が良くなくて5m55の優勝がこれまでも何回もありました」と苦笑する。全国入賞も期待された三段跳は助走が合わずにまさかの記録なしに終わった。
 自分の記録が伸び悩んだ中で、心の支えになったのはチームメートの頑張りだった。七種の走幅跳では1年生の松澤李が5m51を跳んだ。八百では高校から陸上を始めた3年生の松元が3位入賞。マイルでは自分の代わりにアンカーを走った赤塚が魂の走りで2位を勝ち取り、ハードルの雪辱を晴らした。
 南九州に行けるのは個人の走幅跳、ハードル、チームの四継とマイル。個人種目は「大会に向けてしっかり調子を上げていく」ことを心掛け、リレーは「1人でも多くの選手と山形(インターハイ)に行けるように主将の仕事をする」。

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男子二百 ①竹之下卓也(甲南)21秒99 ②佐方優介(鹿児島高専)22秒39 ③橋口行生(大島)22秒42

表彰台を自信に!
橋口(大島、奄美新聞掲載)

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 橋口は22秒42で3位、百に続いて2種目の表彰台を勝ち取ったが「21秒台の記録も出せず、周囲の期待にも応えられなかった」と悔しがった。
 決勝は第3レーン。右隣の第4レーンには百を制した優勝候補の竹之下(甲南)がいる。飛び出しの良い竹之下の走りが視界に入るので、どうしても周りを意識して硬くなり、自分の走りに集中しきれなかった。スタートで竹之下に出られたものの、中盤で巻き返し一時は2番手につけることもできたが、あと一粘りが足りなかった。
 全力を出そうとすれば力んでしまうし、リラックスすると力が抜けてしまう。力まずに全力を出し切るためにどうするか、南九州までの具体的な課題だ。
 「自分の走りにまだ自信が持ち切れない」という。陸上経験が高校からなので、本格的なレース経験が絶対的に足りていない。しかし、今大会で不本意な走りながら県大会百、二百の2種目で表彰台を勝ち取ることができた。「この経験を自信に変える」ことが南九州を勝ち抜くカギになりそうだ。

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女子七種 ①松元佳子(川内)3980点 ②四元眞夢(松陽)3935点 ③野平まどか(種子島中央)3909点

父の激励で巻き返す
北村(大島、奄美新聞掲載)

 北村杏理は3890点で4位。「表彰台が目標だったので悔しい」と涙を流しながらも、南九州の切符を勝ち取れや喜びをにじませていた。
 初日の4種目は二百をのぞく3種目で自己ベストを出しながら「周りのレベルも驚くほど上がっていた」。順位は南九州の4枠に1つ足りない5位だった。巻き返しを図った2日目の走幅跳でも、5mを跳びながら別の選手の成績も良くて総合得点は6位に落ちた。
 6種目目のやり投は1投目がファール。精神的にも追い込まれて涙目になっていたが、「泣いている場合じゃないぞ!」と応援席の父・健二郎さんから「喝」を入れられて我に返った。2投目で自己ベスト31m15を投げ、総合得点も2位の野平(種子島中央)と並ぶ3265点で表彰台圏内の3位につけた。
 最終種目の八百では上位6人の最終組を走り、粘りを見せたが総合順位は1つ落として4位となった。「1つ1つの種目のレベルをもっと上げていかないと。特にハードルは重点を置いて鍛えていきたい」と南九州への課題を話していた。

女子三千 ①カマウ・タビタ(神村学園)9分13秒36 ②原田まつり(樟南)9分24秒23 ③中尾友梨奈(神村学園)9分37秒29

「まだまだ力不足」
平島(鳳凰・赤木名中卒、奄美新聞掲載)

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 平島美来はで9分41秒60の自己ベスト記録で5位。千五百に続いて2種目で南九州の出場権を勝ち取ったが「目標の3位以内が果たせなかった。まだまだ力不足」と反省の弁が出た。
 レースは8分台のベストを持つカマウ(神村学園)がスタートから独走。少し遅れて原田(樟南)が2番手でつき、更に後方で平島らが3位争いを繰り広げていた。序盤はリラックスした走りで3位集団の先頭、中盤では前に出た中尾、平田の神村学園勢について我慢の走りと、想定通りに走れていた。
 終盤でもう一度切り替えて前に出て、3位を奪取するつもりだったができなかった。それができた千五百の時は、ゴールして思わず会心のガッツポーズが出たが、同じ5位でも今回は「喜び」よりも「反省」の気持ちが沸いた。「もっとレベルアップして南九州で通用する走りをしたい」。

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女子走高跳 ①宮内理音(鹿児島南)1m62

 宮内
(最終日は二百決勝、走高跳、マイルの3種目をこなす)「二百を走ったのが良い準備運動になりました(笑)。高跳は自己ベストだったけど1m65を跳べなかったのが残念。四継、百も合わせて4日間大変だったけど、自分の学校はもちろん、別の学校の人や保護者にも応援してもらえてうれしかった」

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女子二百 ①淵田杏奈(鹿児島女)25秒90 ②塗木ひかる(甲南)26秒11 ③尾方晴香(鹿児島)26秒14

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女子八百 ①久田ちひろ(神村学園)2分14秒65 ②山田れいり(同)2分15秒40 ③松元遥香(鹿児島)2分16秒87

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男子百十障害 ①井田龍之介(鹿児島)15秒21

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男子三段跳 ①岩﨑孝史(鹿児島)14m81

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男子三千障害 ①國本尚希(出水中央)9分21秒50 ②源川竜也(樟南)9分30秒40 ③大迫一樹(鹿児島工)9分31秒19

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女子千六百リレー ①鹿児島女(下境田、東、髙木、淵田)3分54秒79 ②鹿児島4分02秒59 ③川内3分03秒71

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男子千六百リレー ①鹿児島南(龍、矢野、馬場園、吉元)3分18秒22 ②川薩清修館3分20秒88 ③甲南3分21秒39

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テーマ:ジョギング・ランニング - ジャンル:スポーツ

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