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17南九州高校陸上第2日
タビタら神村勢が上位・女子千五百
男子棒高跳は麻生(鹿南)が制す

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 2017年度全九州高校総体陸上南九州地区予選大会第2日は6月16日、熊本市のえがお健康スタジアムであった。
 女子千五百はカマウ・タビタ=写真上=が4分21秒06で優勝し、2位に平田歩弓、4位に久田ちひろが入るなど神村学園勢が上位に食い込んだ。男子棒高跳は県高校記録を持つ麻生幹雄(鹿児島南)=写真中=が4m80で制した。男子四継は川薩清修館=写真下=が2位に入り、鹿児島南、鹿児島、甲南の4チームがインターハイ出場を決めた。
 第3日は17日、同会場である。


※成績の詳細は熊本陸協のHPを参照
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女子千五百 ①カマウ・タビタ(神村学園)4分21秒06 ②平田歩弓(同)4分25秒07 ④久田ちひろ(同)4分29秒30

神村勢が好調

 エースのタビタが大会記録に迫る好記録で優勝した他、平田、久田と神村勢3人が上位に食い込み、好調ぶりを印象付けた。
 いつもはスタートが出遅れるタビタだったが「きょうはうまく出られた」と早い段階でトップに立ち、後続を寄せ付けない安定した力強さを発揮。大会記録(4分18秒79)の更新も期待されたが「暑くて最後がきつかった」と苦笑する。「三千ではもっと良い記録を出して、インターハイでは県高校記録(4分16秒20)を出したい」と語った。
 春先に体調を崩していた平田も復調をアピール。「タビが良いペースで出たので安心してついていけた」と後続の選手の中でただ1人、タビタについていく意気込みで前に出た。1周目68秒、2周目以降70秒と設定通りのペースで走れた。4分23秒の自己ベスト更新も狙えたが「最後が粘れなかった」と反省。体調不良と故障で県大会は「走れる身体に戻す」ことがテーマだったが、ようやく勝負と記録を狙える状態になったことを体感できた。

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男子棒高跳 ①麻生幹雄(鹿児島南)4m80

「待ち時間」という試練
麻生

 好記録が期待された麻生には思わぬ試練が待っていた。
 県予選で出した4m90は2位以下の選手と70cm以上の差がある。このため午前11時に競技がスタートし、2位のベスト記録となる4m40を1本目で跳んだのは午後2時過ぎ。3時間以上待たされた。「言い訳にはしたくないが」この間、ポールを持ってアップすることも禁じられていたため、他の選手の動きを見たり、ポールを持たずにイメージトレーニングをしていたが、ポールの感覚をしっかりつかむことができずに3時間以上待つのは試練だった。
 県予選で記録を出した時よりも柔らかいポールを使い、4m70、80は楽にクリアできたが、90の段階では風も追っていたので助走を1足下げるなど新しい試みも取り入れたが「うまく気持ちが入らなかった」。不本意な結果だったがインターハイ決勝、入賞のラインとされる4m80をこの状態でも跳べたのは収穫だった。大きな目標に掲げるインターハイ上位入賞と夢の5mの達成のために「どんな状況でもベストが出せる状態を作る」ことが今後の明確な課題になった。

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男子四百リレー ②川薩清修館41秒55 ③鹿児島南41秒66 ④鹿児島41秒74 ⑥甲南42秒15

主将の故障、全員でカバー
川薩清修館

 1位の中部商から5位の宮崎工まで0.42秒差内でひしめき合う混戦だった男子四継決勝で、川薩清修館は鹿児島勢最高の2位に食い込んだ。
 予選は第4組の2位、準決勝は第1組の3位で決勝に進んだため、決勝は大外の第9レーン。優勝を狙うには厳しいレーンだが「優成の故障を考えるとカーブのきつくない外側のレーンはうちにはありがたかった」(橋元幸公監督)。二走を走る橋元優成主将が左足の付け根を故障しており、全力でのアップやバトンパスができない中で、一走の瀬脇叶は「優成の動きに合わせてバトンが渡せた」。スタートダッシュが利かない分、減速せざるを得ないが、その分確実に渡すことができた。三走・山崎陽貴も「動きを見て思い切り出られた」。三、四走のバトンがもたついたが「3年生3人の気持ちを受けた」2年生・岡本将輝が最後まで優勝争いに食らいついた。
 「自分の分も他の3人がうまくカバーしてくれた」と橋元主将。厳しいチーム事情だったが「1人1人に想いがあり、雰囲気も良かった」と山崎。百の決勝に残るようなエース不在の中、南九州に出られなかった女子からお守りを渡されるなど、チームの「総合力」で2位を勝ち取った。

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男子八種 ②佐田征義(鹿児島南)5181点 ③市来拓(松陽)4977点

 佐田
「(県予選から約300点ダウン)1種目目の百から身体が重くて全然ダメだった。こんなに動けなかったのは初めて。県予選で八種と個人種目の走高跳、三段跳と4日間で10種目こなしたのは初めて。あれから2週間足らずで疲れがまだ残っていたのかもしれない。体力はついているので、投てきや跳躍の技術を磨いてインターハイではもっと良い点がとれるようにしたい」

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女子三段跳 ③松澤咲彩(鹿児島)11m66
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④才口真由(松陽)11m43

強気で3位入賞
松澤

 松澤は自己ベストを20cm更新し、6本ともファールがなくうち4本が11m46の自己ベストを上回る安定した力強さで3位と健闘した。
 本来ならこの種目はチームメートの川島が全国入賞レベルの力を持っているが、助走が合わずに県予選でまさかの敗退。12m近い記録を持つ野田(熊本中央)や水元(宮崎商)は前日の走幅跳で川島に勝ってインターハイ出場を決めており松澤は「杏純のためにも、2人に勝って優勝する」強い気持ちで三段跳に挑んだ。
 県予選の頃までは1歩目が右に流れる癖があったのをまっすぐ踏み出せるように修正。試合中は何度も練習日誌を開き、自分の良かったイメージを頭に叩き込んだ。ライバル2人に勝つことはできなかったが、自己ベストを更新し「初日はチーム全体の結果が悪かったので、きょう以降チームに良い流れを作ることができた」のを何より喜んでいた。

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女子砲丸投 ③松並沙紀(鹿児島女)11m88

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女子四百障害 ③淵田杏奈(鹿児島女)1分02秒05

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男子四百障害 ③馬場園知哉(鹿児島南)53秒82

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男子百 ⑤竹之下卓也(甲南)10秒98 ⑥堂原紳平(志學館)11秒00

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男子やり投 ⑤大久保宥紀(鹿児島南)55m33

170616-14女子四継_040
女子四百リレー ④鹿児島女 48秒57

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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