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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 日本体育協会の名称が来年4月から「日本スポーツ協会」に変更になる。日本のスポーツ団体の統括組織として1911年に大日本体育協会としてスタートして以来、107年間続いた「体育」の文字が名称から消えることになる。
 同協会の機能、存在意義を考えれば「体育」より「スポーツ」の方がより正確に本質を表しており、歓迎すべきことと考える。だが「ヤフーニュース」に寄せられたコメントを読むと「何でもかんでも外来語に合わせるのはいかがなものか」といった否定的な意見も多かった。日本人にとって「スポーツ=体育」という概念が未だ根強いことの証に思えた。
 「スポーツ」は元々ラテン語の日常生活から離れた「余技」「余暇」を意味する「deportare」(デポルターレ)から派生したことからも分かるように、語句の意味から考えればその本質は「遊び」にある。だが日本の場合は明治以降、西洋から輸入されたスポーツに適当な訳語がなく、富国強兵・殖産興業の時代の空気で身体鍛錬、精神修養のための体育という意義が強調され「遊び」「戯れ」としての意味が失われていった。
 日体協の名称変更に伴い「体育の日」は「スポーツの日」、「国民体育大会」は「国民スポーツ大会」へと変更が検討されている。なぜ名称が変わるのか。これをきっかけにスポーツとは何か、体育とは何か、その本質を考える契機としたい。
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