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球夏2017第3日
沖永良部、シード神村に食らいつく
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【2回戦・神村学園―沖永良部】7回裏沖永良部二死満塁、4番・白山の中前適時打で三走に続いて二走・平も本塁を狙うも好返球でタッチアウト。捕手・田中怜=県立鴨池

 第99回全国高校野球選手権鹿児島大会第3日は7月3日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、両球場で2回戦6試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第3日の結果報告はこの文字をクリック!
神村―沖永良部戦はこの文字をクリック!
樟南二―出水中央戦はこの文字をクリック!
奄美―加世田戦はこの文字をクリック!
鹿情報―鹿実戦はこの文字をクリック!
川辺―曽於戦はこの文字をクリック!
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◇3日の結果
・2回戦(県立鴨池)
神村学園 9-3 沖永良部
出水中央 7-0 樟南二(7回コールド)
加世田 9-1 奄美(7回コールド) 
・2回戦(鴨池市民)
鹿児島実 6-1 鹿児島情報
川辺 10-3 曽於(8回コールド)
鹿屋 8-1 蒲生

◇4日の試合
・2回戦(県立鴨池)
9:30 鹿屋農―鹿屋工
11:50 鹿児島中央―屋久島
14:10 志学館―鹿児島高専
・2回戦(鴨池市民)
9:30 徳之島―鹿児島商
11:50 鶴丸―薩摩中央
14:10 与論―市来農芸

「勝間のために」全力投球
沖永良部・山元隼風主将(熱球譜・奄美新聞掲載)

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 六回表無死満塁、力投を続けたエース勝間が4番・南川の強烈なライナーを左手に受けた。遊撃手・末川が素早くフォローして本塁アウトを取り、失点は防いだが、続投は厳しい状況だ。スコアは1―6。これ以上の失点は許されない。
 「こんな場面を託せるのはあいつしかない」
 前田直紹監督からマウンドを託された。肩も満足にできていなかったが「今まで勝間に助けられた試合が何度もあった。今度は自分がチームを助ける番」とスイッチが入る。
 考えることはただ一つ。「勝間のために全力投球をする」。2者続けて3ボールと押し出しのピンチが続いたが、5番・南川を遊ゴロ、6番・田中祐は気合を込めた渾身の132キロ、高めの直球で空振り三振。「何も考えなかった。ただ嬉しかった」と思わず雄叫びを上げた=写真=
 「相手はシード校。気持ちで引いたら絶対ダメ」と初回の守備から積極的なプレーを心掛けた。集中打は浴びたが、守備から崩れることはなかった。相手の守備のミス、四死球も絡んで3点をとった。「優勝する」と志を高く掲げてこれまで取り組んでいたことが粘り強くこらえる力になった。優勝候補筆頭を相手に3時間8分間、チーム全員で「今持っている力のすべてを出し切った」(前田監督)。
 主将としては「顔はいかついけど、気持ちが優しい。背中と包容力で引っ張るタイプ」と前田監督。腰やひじのケガが続き、プレーから遠ざかっていた期間もあった。今でも万全な状態ではないが「気持ちの強さ」を示し背中でチームを引っ張った。

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【2回戦・神村学園―沖永良部】7回裏沖永良部二死満塁、4番・白山が中前適時打を放つ=県立鴨池

「歴史変える意気込み」空回り
樟南二(奄美新聞掲載)

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 「これまでの樟南二の歴史を変える」(泊和馬監督)意気込みで、13人の3年生を中心に夏初戦突破を目指したが、出水中央の好投手を攻略できなかった。
 意気込みはあったが、気負いすぎて空回り。序盤の失点を引きずって「試合を楽しめなかった」(井上豪主将)。エース中原が右肩痛で投げられなかった分、2年生・喜島、3年生・叶=写真=の継投でしのごうとしたが「夏はどのチームも必死で向かってくる。勝たせてやる難しさを感じた」(泊監督)。
 今大会に向けて、ユニホームをマイナーチェンジ。「泥臭く野球をやる」(泊監督)意味を込めてソックスを白と濃紺のツートンに変え、帽子の金縁をより強調した。「夢拾い」と名付けた地域のゴミ拾い活動を毎日続けるなど、野球以上に「人間力」を磨く努力をしてきた。その熱意が周囲に伝わり、差し入れや、学校の生徒からは、応援メッセージが寄せ書きされたボールのオブジェを渡された。周囲から応援されている実感があっただけに「結果で恩返しできなかった」ことを井上主将は悔しがった。
 樟南二の生徒は卒業すると大半が島を離れる。泊監督は「野球で勝てなかった分、次の世界で勝ち組になって欲しい」と期待する。井上主将は「監督さんの年齢になったときハッピーでいること」を目指す。そのためには野球で学んだ「周囲の人とのつがなりを大事にすることを心掛けたい」と話していた。

「自分たちの野球」ができず
奄美(奄美新聞掲載)

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 奄美は攻守が全くかみ合わず無念のコールド負け。傳幹太主将は「自分たちの野球ができなかった」と悔やんだ。
 エース蔵を中心に、守備からリズムを作るのが「自分たちの野球」だったが、喫した5失策がことごとく失点に絡んだ。試合前の準備も万全で「選手たちのコンディションも良かった」(下野政幸監督)が、相手の積極的な走塁に浮足立ち、掛け違えたボタンを戻すことができなかった。
 五回に3番手で與島がリリーフ。躍動感あふれるフォームで小気味よく投げた1年生右腕が五回をゼロで抑えた。グラウンド整備直後の六回、傳主将の適時打でようやく1点を返す。終盤勝負に持ち込んだかに思われたが、その裏再びエラーが絡んで2失点。完全に戦意を失った。
 悔しさしかない夏の終わり方だったが「このチームで野球をやっていて良かった」と傳主将は言い切る。夏前に大勢の人から激励され、「自分たちがいろんな人に支えられて野球ができている」ことを実感できたからだ。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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