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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 日本高野連の育成功労賞を受賞した筒井正さんは、岩川、甲南、沖永良部、鶴丸、川辺で監督を歴任し、その全てで県大会8強以上に導いた。夏の高校野球鹿児島大会の開会式でその表彰式があった。
 筆者の高校時代の恩師でもある。妥協を許さない厳しい指導は今でも覚えている。まだ川辺で現役監督だった頃、卒業式を終えた3年生が春の県大会の最中にあいさつに訪れた。髪を茶髪に染めた1人を見とがめて「3月31日までは高校生。染め直してこい!」と怒鳴りつけていた。大人になった教え子には気さくで優しい一方、高校生には最後まで筋目をきちんと通そうとする姿勢に、駆け出し記者だった筆者も背筋が伸びる思いだった。
 沖永良部では、創部間もない頃で部員を集めるのも苦労した。81年夏に8強入りを決めた試合は延長十回押出し、サヨナラ勝ちだったが、四球を選んだ選手が打席から動かなかったので「走らんか!」と叫んだ。初歩的なルールも知らなかった高校生を導いて、現在まで同校唯一の8強入りを果たした。残念ながらシード神村学園に敗れた今年のチームだったが「その頃の教え子の子供たちもいる」と前田直紹監督。ちなみに前田監督も筒井さんの教え子だ。
 33年間を振り返って「良き生徒、保護者、地域に恵まれての指導者人生でした」と筒井さん。恩師の「晴れ姿」を記事にできて、教え子としても感慨深いものがあった。
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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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