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球夏2017第4日
鹿商、3安打完封勝利!
市来農芸、2試合連続1点差勝負を制す

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【2回戦・徳之島―鹿児島商】徳之島打線を3安打完封した鹿商・湯田=鴨池市民

 第99回全国高校野球選手権鹿児島大会第4日は7月5日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、両球場で2回戦6試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第5日の結果報告はこの文字をクリック!
徳之島―鹿商戦はこの文字をクリック!
鶴丸―薩摩中央戦はこの文字をクリック!
与論―市来農芸戦はこの文字をクリック!
鹿屋農―鹿屋工戦はこの文字をクリック!
鹿中央―屋久島戦はこの文字をクリック!
志学館―鹿高専戦はこの文字をクリック!

※徳之島―鹿商戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
※鶴丸―薩摩中央戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
※与論―市来農芸戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!


◇5日の結果
・2回戦(県立鴨池)
鹿屋工 6-1 鹿屋農
鹿児島中央 7-0 屋久島(7回コールド)
鹿児島高専 19-6 志学館(5回コールド)
・2回戦(鴨池市民)
鹿児島商 1-0 徳之島
鶴丸 9-3 薩摩中央
市来農芸 4-3 与論

◇6日の試合
・2回戦(県立鴨池)
9:30 鶴翔―川内商工
11:50 出水商―武岡台
14:10 大島―大口
・2回戦(鴨池市民)
9:30 枕崎―喜界
11:50 池田―鹿児島
14:10 錦江湾―れいめい

好投・澤村に援護なく
守備の粘りに成長
徳之島(奄美新聞掲載)

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 古豪・鹿児島商を相手に無念の完封負け。吉田公一監督は「澤村が気持ちで引っ張っていたのに、打線が援護できなかった」と悔しがった。
 積極果敢な攻撃野球が持ち味の徳之島打線が、六回一死まで1人の走者も出せず、完璧に封じ込められた。鹿商のエース湯田は、球威はないが、右横手から丁寧に低め、コーナーを突く制球の良さがあった。加えて「ボールが微妙に動くので、とらえたと思っても芯を外される打球が多かった」(中原陸主将)。六、七回と積極的に足も使って先制機を作ったがものにできなかった。「対応、修正が最後までできなかった」(中原主将)。
 五月連休中の沖縄遠征で中原主将が四球を左足に受けて骨折。約1カ月半、離脱を余儀なくされたが「中原頼みのチームからの脱却」(吉田監督)を掲げ、1人1人の自立と成長をテーマに掲げた。NHK旗は初戦敗退だったが、地区大会では中原抜きで接戦を勝ち抜いて優勝した。
 「春まではリードしても守りで崩れることがあったけど、守備で崩れなくなった」ところに中原主将はチームの成長を感じた。無念の完封負けだったが、六回をのぞいて毎回走者を出しながら無失策、1失点で切り抜けた。
 4月から3カ月間指導してきて「島から甲子園も夢ではないと思わせるほど力はあった。勝たせてあげられなかった監督の責任」と吉田監督は唇をかむ。中原主将は「島から甲子園を本気で目指してやってきた。これだけやっても勝てなかった自分たちの姿から1、2年生が学んで、新しい徳高野球の歴史を作って欲しい」と想いを託していた。

自分らしさ貫き「楽しかった」
徳之島・澤村洋飛投手(熱球譜・奄美新聞掲載)

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 無念の初戦完封負けだが「楽しかった」と胸を張って言えた。悔しくないといえばウソになるが、最後まで自分らしさを貫けた充実感は間違いなくあった。
 夏の大会の試合に出るのは初めて。独特の緊張感があった。持ち味の打線が機能せず、守備では毎回のように走者が出る苦しい展開だったが「緊張感を楽しめた。ピンチの場面も笑顔でいられた」。どんなピンチも自分を強く持って投げ続ける姿に、中原陸主将は「チームを背中で引っ張ってくれている」たくましさを感じた。七回に打たれた唯一の決勝打も「得意のカットボール。悪いボールではなかった」と自信を持って言えた。
 打席ではファーストストライクを果敢に打つ姿勢を最後まで貫いた。2打席連続凡退だったが、3打席目の七回にようやく左中間に二塁打を放つ。
 「ナイスバッティング!」
 「負けたくないからね」
 二塁ベース上で相手の遊撃手・猪俣とそんな会話を交わした。三盗を決め、4番・太良の遊ゴロでホームを狙ったがタッチアウト。「正直スタートを躊躇した」。悔やまれるプレーがあるとすればそこだけだ。
 試合終了のあいさつをして、目の前にいた猪俣とがっちり抱き合って互いの健闘をたたえた=写真=
 「これからも頑張れよ!」
 敗れたけれども精一杯、楽しく戦い抜けたと思えたから、強がりでなく心底相手に想いを託すことができた。

9人チーム与論
1年ぶりの鴨池で躍動(奄美新聞掲載)

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【2回戦・与論―市来農芸】5回表市来農芸一死一塁、一走・原田(下)が二盗を試みるも、一二塁間で挟まれタッチアウト。一塁手・里見=鴨池市民


 昨秋、今春と部員不足で県大会に出ていない与論にとっては、昨夏以来1年ぶりの鴨池だ。勝利で飾ることはできなかったが、攻守に躍動し「持っている力を出し切った」(安井渉監督)。
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 竹内龍汰主将と有村彰汰。この1年間、チームをけん引してきた2年生2人が初回に口火を切った。先頭打者の竹内主将は「緊張した」がファーストストライクを果敢に強振、左翼線二塁打でチームを勢いづけた。「竹内が打ってくれて気持ちが乗った」4番・有村が2点先制適時打を放った=写真=
 打撃では二回以降、追加点を奪えなかったが、有村―竹内のバッテリーを中心に無失策で守り切った。「ミスがあって当たり前」(安井監督)と覚悟を決め「次のプレーを互いに確認し合う声掛け」を徹底した。五回にはバント処理、挟殺プレー、六回には併殺と難度の高いプレーをきっちり決めた。竹内主将は「1球1球に集中した練習の成果」と胸を張る。
 昨夏の3年生が引退してから、春に1年生が入学するまでは竹内主将、有村、3月まで与論にいた沖園洋一監督と3人だけの練習だった。「来年、また鴨池で野球をする」ことを目指し「与論中の後輩が来年入ってくれる」と信じて練習を続けた。春に1年生6人と3年生・岩山が加入してようやく野球ができる9人がそろった。対外試合は地区大会しかできなかったが、試合経験の少なさを「学年は違っても同じ中学校でやってきた信頼感」(有村)でカバーした。
 「あと少しで追いつける」手応えもあっただけに竹内主将は「負けたことが悔しい」という。有村も「練習してきたことがやれた部分と、やれていない部分があった」と冷静に分析する。あと1年ある高校野球で「県大会1勝」を必ず手にすると誓って2人は鴨池を後にした。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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