鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
球夏2017第14日
鹿児島、鹿屋中央、4強へ
波乱勃発、シード鹿実、鹿城西散る

170716-17_040
【準々決勝・鹿児島―鹿児島実】9回表二死三塁、敵失で三走・上之薗(左)が生還、
7―6と勝ち越す=県立鴨池
170716-19_040
【準々決勝・鹿児島城西―鹿屋中央】3安打完封で勝利に貢献した鹿屋中央のエース鈴木=県立鴨池

 第99回全国高校野球選手権鹿児島大会第14日は7月16日、鹿児島市の県立鴨池球場で準々決勝2試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第14日の結果報告はこの文字をクリック!
鹿児島―鹿実戦はこの文字をクリック!
鹿城西―鹿屋中央戦はこの文字をクリック!

※鹿児島―鹿実戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
※鹿城西―鹿屋中央戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!


◇16日の結果
・準々決勝(県立鴨池)
鹿児島 7-6 鹿児島実
鹿屋中央 4-0 鹿児島城西

◇18日の試合
・準決勝(県立鴨池)
10:00 神村学園―樟南
12:30 鹿屋中央―鹿児島

2ランで流れ引き寄せる
鹿児島

170716-12_040
 「2アウトから福山がヒットで出た。自分も打って絶対流れを引き寄せようと思った」。
 七回の守備から途中出場の背番号14の3年生・国本悠志は言う。八回表二死一塁、4点差という苦しい状況だったが、内角高めの直球をフルスイング。大きな放物線を描いて左翼ポール際に消え「小4から野球をやっていて初めて」の本塁打になった=写真=。まだ2点のビハインドだったが福山樹主将は「チーム全体が勝っている雰囲気になって落ち着いた」。
 その裏の守備を、この試合初めての三者凡退で切り抜け、九回表の攻撃はチーム一丸の力が凝縮された。一死からだったが8番・松永、9番・日高が連打で出塁。3安打2打点と当たっていた1番の2年生・上之薗が左前2点適時打を放ち、土壇場で同点に追いつく。
 「2年生が頑張ったんだから、3年生の俺たちで決めるぞ!」
 なおも二死三塁と勝ち越しの好機に、福山主将が3番・上之園に声を掛けた。打球はボテボテのゴロだったがエラーを誘い、貴重な勝ち越し点となる。「流れに乗れば自分たちはどこにも負けない力がある」(国本)を証明した終盤の攻防で、昨秋4回戦で2―12、六回コールド負けを喫した鹿児島実に雪辱した。
 初戦から全試合1点差勝利での勝ち上がりに「どんな展開でもあきらめない粘りが出てきた」と上之薗大悟監督。六回で4点差にされたときには「さすがに厳しいか」(福山主将)とあきらめの気持ちもよぎったが、国本の2ランが気持ちを引き戻してくれた。3回戦・枕崎は昨夏の先輩、4回戦・鶴丸は一昨年夏の先輩、準々決勝は自分たちの昨秋、全てのリベンジマッチに勝って15年ぶりの4強入りだ。だが「甲子園」という目標はまだ具体的に描けない。福山主将は「今までと同じように『一戦必勝』を貫くだけです」と力強く言い切った。

気持の強さ、勝機手繰り寄せる
鹿屋中央

170716-24_040
 鹿児島城西の好投手・石川から10安打を放ち、相手打線を3安打に抑えての完封勝利だったが、山本信也監督は「考えられないです」と一瞬首をかしげる。数字の上では快勝だが、前半からピンチの連続、拙攻続きで勝利の実感が今一つわかないのだ。
 3回戦・れいめい戦から中4日で登板したエース鈴木だったが、初回、二回で5四死球を出し、2度も一死満塁のピンチを招く。「自分の世界に入ってしまって周りが見えなくなっていた」(山本監督)。2度とも後続を絶って事なきを得たが心もとない内容に「打たれろ!」と指揮官が檄を飛ばしてからスイッチが入り、本来の投球ができるようになった。
 140キロの速球と縦のスライダーがある石川に対して、打線はバントで揺さぶる戦術を考えていたが、あまりのボールのキレにバントすることもできなかった。両者ゼロ行進が中盤まで続き、均衡が破れたのは七回裏だった。二死一塁で1番・八重尾塁主将がセンター前にしぶとくポテンヒットを放つ。フルカウントで一走がスタートを切っていたおかげで、一気に生還。貴重な先制点を挙げると、八回は4安打を集中してダメ押しの3点を挙げることができた。
 勝因を挙げるとすれば「絶対に何とかしてやるという強い気持ち」だと指揮官は言う。その象徴が先制打の八重尾主将だ。遊撃の守備ではエース鈴木に声を掛け続け、ベンチでも先頭に立って雰囲気を盛り上げていた。
 振り返れば、今春は尚志館に初戦敗退。夏も1回戦の鹿児島南戦は九回二死2ストライクまで2点ビハインドから追いついての辛勝だった。自分たちの強さを裏付ける実績は何もないが「冬場からすべてが甲子園につながると厳しい練習をやってきた」(八重尾主将)自負だけが支えだった。勝ち上がるごとに地震をつけ、初の甲子園出場を果たした3年前以来となる4強入りを勝ち取った。

スポンサーサイト

テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
鹿実VS薩摩中央を思い出しました.
ファンからしてみれば高校野球のおもしろさ,当事者からすれば高校野球の怖さでしょうか.
2017/07/17(月) 18:15:26 | URL | シラサカ #5ZiVI.d.[ 編集]
Re: 鹿実VS薩摩中央を思い出しました.
僕もまさに同じことを思いました!
2017/07/18(火) 08:32:19 | URL | 政純一郎 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/2274-ee83efa0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック