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球夏2017第15日
鹿児島、延長12回サヨナラ勝ち
25年ぶり決勝へ!

神村は延長戦制す
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【準決勝・鹿屋中央―鹿児島】延長12回裏鹿児島、サヨナラ適時打を放った福山主将(左)=県立鴨池
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【準決勝・神村学園―樟南】延長10回、最後の打者を打ち取って歓喜する神村ナイン=県立鴨池

 第99回全国高校野球選手権鹿児島大会第15日は7月18日、鹿児島市の県立鴨池球場で準決勝2試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第15日の結果報告はこの文字をクリック!
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※神村―樟南戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
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◇18日の結果
・準決勝(県立鴨池)
神村学園 5-4 樟南(延長10回)
鹿児島 10-9 鹿屋中央(延長12回)

◇19日の試合
・決勝(県立鴨池)
13:05 神村学園―鹿児島

最後に「理想の野球」できた!
鹿児島

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 延長十二回、一死満塁でサヨナラ打を放った4番・福山樹主将=写真=は「打てる気しかしなかった」と言う。打撃に自信があったからではない。「最後に、自分たちがずっと理想にしていた守備からリズムを作る野球ができた」確信があったからだ。
 前半からいろんなことがあった。理想とは真逆にエラーが絡んで三回に5失点。中盤盛り返し、途中出場の6番・鷲見の3打点などで1点差に迫る。七回裏、8番・松永の二塁打などで初めてリードを奪ったが、スクイズ失敗と積極的な走塁が裏目に出て三重殺。八回表に再び逆転され、その裏1点差まで迫るも併殺で勝ち越せず…攻守にミスが相次ぎ、「勝てる」確信を上之薗大悟監督は最後まで持てなかった。
 だが捕手・上之薗太雅は「勝てるとしか思えなかった」と言う。初戦から全試合を1点差勝ち、4回戦・鶴丸は3点差、準々決勝・鹿児島実は4点差を跳ね返した経験が選手たちに最後まであきらめない粘りを植え付けた。
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 九回裏は1番・上之薗の浅い左飛で三走・松永遥平がタッチアップで同点=写真=。果敢な走塁が三重殺、併殺と仇になっていたが「足には自信があった。自分がアウトになったのなら監督さんも納得してくれる」松永の思い切りが土壇場で試合を振り出しに戻した。
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 十回表、一死三塁のピンチは、2つウエストボールで外してからスクイズを誘い、4球目のスクイズも福山―上之薗のバッテリーが「練習通りに完璧に外」(上之薗)してしのいだ=写真=。十二回表には一死一二塁の送りバントで併殺。八回途中からリリーフした福山主将の姿は「これまで試合を壊してきた投手だったのにまるでエースのように見えた」(上之薗監督)ほど頼もしく、好守で流れを作った鹿児島ナインの気持ちは「勝つ」確信しかなかった。
 ベンチ入り20人中17人をつぎ込んだ総力戦で決勝を勝ち取った。決勝は優勝候補筆頭の神村学園が相手だが「今まで通り一戦必勝」(福山主将)で挑む気持ちに変わりはない。

監督の信頼、プレーで返す
神村学園・田中怜央那(熱球譜)

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 最後の打者の打球が中堅手・後藤のグラブに収まったのを見届けた瞬間、ベンチの小田大介監督に向かって会心のガッツポーズと雄叫びをあげた=写真=。「監督さんの信頼に、プレーで返せた」喜びの表現だった。
 苦しい試合だった。5月のNHK旗でも同じ準決勝で対戦。12―1でコールド勝ちした相手だが、左腕エース松本晴に四回まで無安打、2点ビハインドの前半だった。「終盤勝負」「総力戦」と考えた小田監督の言葉通り、八回表同点に追いついた直後、3番手でマウンドに上がった。
 捕手が専門であり、県大会での登板はないが、地区大会、練習試合での経験はある。自分のマウンドがあると予想はしていなかったが「監督さんの『行け』という雰囲気を感じた。行けと言われたら全力を出して期待に応える」のみだ。
 持ち球は直球とスライダーのみ。八回は無失点に抑えたが、九回にヒットと四球で一死一二塁となったところで、「球威で押せる」(小田監督)遊撃手・羽月がマウンドへ。ストライクが1球も入らず、四球で満塁とピンチが広がる。残る投手は金城と俵森の2年生2人だが、小田監督が託したのは「調子の悪い」俵森ではなく「制球の良い」金城だった。
 「僕のリードは関係ない。金城がよく抑えてくれた」おかげで、捕邪飛、投ゴロでピンチをしのぎ、後藤主将が挙げた勝ち越し点をその裏三者凡退で切り抜け、3時間21分の熱戦にケリをつけた。自分のバットや守備で直接勝利につながるプレーをしたわけではない。だが、全員が監督の信頼に応えようと一丸となれたことを感じたから、最後のガッツポーズが出た。「今大会は全6試合すべてが決勝のつもりで戦ってきた。あすもそのつもりで戦う」だけだ。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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