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17県中学総体バスケットボール
池田、辛勝で初V、3冠達成・男子
れいめいはV2・女子

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 2017年度鹿児島県中学総体バスケットボールは7月26-28日の3日間、薩摩川内市のサンアリーナせんだいなどであった。
 男子決勝リーグは2勝同士で池田とれいめいが激突。れいめいが終盤追い上げ、残り4・2秒でフリースローを決めて同点に追いつき延長戦へ。最後は47-43で池田が勝利し、初優勝と新人戦、県選手権を合わせた3冠を達成した。女子はれいめいが3戦全勝し2連覇と3冠を勝ち取った。
 男女とも2位までが九州大会(8月9、10日・福岡)に出場する。


【男子決勝リーグ順位】①池田3勝 ②れいめい2勝1敗 ③金久1勝2敗 ④清水3敗
【女子同】 ①れいめい3勝 ②緑丘2勝1敗 ③鹿児島純心1勝2敗 ④川内北3敗


※成績の詳細は県協会Facebookを参照!

※Facebookで熱戦フォトグラフがお楽しみいただけます!
「はい上がろうとする気持ち」で苦闘制す
池田

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 最後は「はい上がろうとする気持ち」が苦闘を制す力になったと池田・日浅喜美子監督は考えている。
 新人戦、県選手権と制して「3冠」がかかった県総体だが「新人戦の頃を思い出し、原点に返る」ことを日浅監督はテーマに掲げた。周囲が「打倒・池田」を掲げて向かってくるのを受けるのではなく、自分たちも挑戦者の気持ちでがむしゃらに勝ちにいく。決勝リーグ初戦は5月の県選手権で苦戦した金久、2戦目は鹿児島市総体で負けた清水への「リベンジマッチ」の気持ちで勝つことができた。最終戦のれいめいもこれまで練習試合も含めて負けたことのない相手だったが挑む気持ちで向かっていった。
 茂谷の連続シュートで逆転してから勢いをつかみ、序盤で勢いに乗るかと思われたが、思い通りの展開にならなかった。「点差はないもの」と日浅監督は言い続けたが、少しリードすると気持ちが緩み、良いプレーが継続できない。また「流れが悪くなった時にそのまま流されてしまう」(長田凛太郎主将)悪い癖が出てしまった。終盤はリバウンド、ルーズボールをことごとく相手に持っていかれ、攻撃ではダブルドリブルやトラベリング、パスミスなどでシュートまで持っていけないシーンも目立った。それでも残り4.2秒まで1点差で勝っていたが、テクニカルファールをとられフリースロー1本を決められ、延長戦にもつれた。
 流れと勢いは相手にあったが、追い詰められると集中力と勝負強さを発揮するのがこのチームの持ち味。「テクニカルをしてしまった選手のためにも絶対勝つ」(長田主将)気持ちで全員が一つになった。ミスを恐れず、自分で選択したプレーは責任を持って最後までやり切る強い気持ちがようやく出たのが延長戦だった。
 最大のチャレンジとなる九州大会に向けて、反省や課題がたくさん見つかったが「最後は気持ちの強い方が勝つ」(長田主将)勝負の原点を身に染みて実感できたのは大きな収穫だった。

練習の成果、出し切れず
れいめい

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 スコアだけを見れば危なげなく全試合を勝ち切り2連覇、3冠できたのは「嬉しい」(松田友里香監督)。だが「練習してきたことを出し切れなかった」点では、まだまだ不完全燃焼だった。
 「全試合100得点以上、失点40点以下」(徳永藍里主将)が目標だったが初戦の明和戦以外は達成できなかった。当然、他のチームも力をつけてきており、今までのように簡単に勝てるとは思っていない。スコア上の数字よりも、練習でやってきた「リングに向かっていく強い気持ちのプレー」(松田監督)をやり切れた手応えがなかった。
 最終戦の緑丘戦前のアップ中に選手を集める。大会の締めくくりとなる最終戦のためのアップにふさわしい動き、雰囲気に見えなかった。
 「自分たちのプレーが出し切れている?」
 タイムアウトで集まる度に問いかけるが、選手たちも首を横振る。第3クオーターまで2桁得点差はあっても度々緑丘に粘られ、なかなか突き放せなかった。第4クオーターでようやく残り1分まで相手にフィールドゴールを決めせず、その間に竹内の3ポイント、福元の3連続シュートなどで点差を広げ、練習通りに近いプレーができた。
 チームには川路、家後、福元、森と県選抜に選ばれた選手もいるが、今大会の1桁番号は竹内、徳永ら成長著しい選手たちが背負った。鹿児島純心戦では11本の3ポイントを全て竹内が決めるなど、1桁の選手たちが期待に応えて決勝リーグまで勝ち上がった。「気持ちの優しい選手たちが多い」(松田監督)分、強い気持ちで力強く戦えるかが九州大会のカギの一つになる。「九州の強豪相手にはまだまだ課題が多い。それらを少しでも克服して九州大会に臨みたい」と徳永主将。松田監督は「練習したことを出し切り、自分たちの成長を感じて楽しめる」ことを九州大会のテーマに掲げていた。

最後に「自分たちらしいバスケット」
大島バスケットのレベル向上を実感
金久(奄美新聞掲載)

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 男子の金久は、苦しみながらも5月の県選手権に続き2大会連続3位と健闘した。
 「優勝」(平純陛コーチ)を目標に掲げていたが、初戦から苦戦続きだった。副主将の隈元が足首を故障、故障から復帰した竹島卓依主将も本調子でなく「自分たちらしいバスケットができなかった」(竹島主将)。
 辛うじて決勝リーグに勝ち進んだが、初戦の池田戦は21―91で大敗。5月の県選手権では終盤までリードを奪った相手に全く歯が立たなかった。残る2戦を全勝し、2勝1敗で九州大会出場に目標を切り替えたが、第2戦のれいめい戦も前半は散々な出来だった。立ち上がりこそ、互角に競り合うも、相手が立て続けに3ポイントを決めて離し始めると、足が止まって攻守に精彩を欠き、16―39と倍以上の差をつけられた。
 「このままで終わっていいのか?」
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 ハーフタイムで平コーチが檄を飛ばす。優勝も九州大会出場も厳しい状況だが、せめて「自分たちらしいバスケットをやり切って楽しむ」(竹島主将)ことだけはやり抜きたい。まずは「相手に嫌がられる守備」(平コーチ)だ。自分のマークマンにしっかりつき、かわされても足を止めずに相手の動きを止める。粘り強く守って相手の得点が止まると、こちらの攻撃にも勢いが出てくる。大黒柱の大迫=写真=を中心に得点を重ねることができた。18点差で敗れたが、後半だけをみれば29―24と勝ることができた。「自分たちのバスケット」にようやく自信を持ち、最終戦の清水戦を72―53で勝利し、3位を勝ち取った。
 目標の優勝や九州大会出場は果たせなかったが「大島のバスケットのレベルアップ」を平コーチは肌で感じることができたという。高校1年生大会で奄美高が準優勝、ミニバスケットの古仁屋小も準優勝するなど、先輩・後輩の活躍が刺激になった。この大会では2日目で敗れた小宿の選手たちが自分たちの試合を応援してくれた。「大島が一つにまとまって強くなった」手応えを平コーチは感じた大会だった。

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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