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第61回県高校新人陸上最終日
鹿児島、初の女子学校対抗V!
鹿南、男子マイル競り勝つ
竹之下(甲南)、原田(樟南)は2冠

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 第61回鹿児島県高校新人陸上大会最終日は9月16日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 鹿児島=写真上=は女子千六百リレーを制し、三段跳で山下永莉子が11m28の大会新記録を出すなどの活躍もあり、女子学校対抗初優勝を勝ち取った。男子千六百リレーは鹿児島南が松陽に競り勝ち=写真中=、四百リレーと合わせて2冠を達成。竹之下卓也(甲南)=写真下=は百と二百、原田まつり(樟南)は千五百と三千で、それぞれ2冠を勝ち取った。
 各種目3位(混成は2位)までが九州大会(10月13-15日・沖縄)に出場する。


※結果の詳細はこの文字をクリック!



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女子三段跳 ①山下永莉子(鹿児島)11m28=大会新 ②安栖真衣香(鹿児島南)10m95③黒木美有(串良商)10m85

過去の積み重ね、花開く!
鹿児島

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 鹿児島が悲願の女子学校対抗を制した。学校対抗は1993年の第37回大会から始まり、初回から鹿児島女の連覇が続いていたが、中江寿孝監督は「鹿女子という大きな壁に、あきらめずに毎年挑み続けていたことがようやく実った」と喜んだ。
 初日、最初のトラック種目決勝の百障害で「ワンツーフィニッシュでチームを勢いづける」意気込みを冨永莉沙が有言実行し、1年生の松澤も続いた。冨永は四百障害でも吉留とワンツーフィニッシュを達成し、マイルも二走を走った。バックストレートは強い向かい風が吹いていたが「絶対1位でバトンを三走に渡す」とブレイクラインを越えたところから先頭に立ってレースを引っ張った。
 「思い通りの結果にならなくて悔しい想いをした選手もいたけど、その分も他の選手が頑張る気持ちで、チーム全体でカバーした」と尾方晴香は言う。尾方自身、四百、四継で優勝していたが、二百は1年生の幾(鹿女子)、田畑(松陽)に競り負けて3位だった。マイルのアンカーでは、1位でバトンは受けたが後続との差がなく「不安もあった」と言う。追い上げる松陽は田畑、鹿女子は幾、二百で負けたライバルがアンカー。「二百で負けた借りを返す」意気込みで、後続との差を広げ、四百覇者の底力をみせ、個人3冠を達成した。
 学校対抗は、男子は13年の県総体で優勝したことがあったが、女子は鹿女子の壁をなかなか越えられなかった。「この代だけでなく、過去の先輩たちからの積み上げがあったおかげ」と中江監督。8月の九州選手権では四百障害の県記録保持者・中釜佐和子(東京学芸大)がチームと帯同した。大会中のチームの過ごし方を見て「そんなことじゃ優勝できない」と戒めてくれたという。新人戦の3日間は、川島杏純主将を中心に3年生が献身的にサポートや裏方を尽くしてくれた。男子も学校対抗2位と意地を見せ、刺激になった。
 チーム全体で優勝したのは嬉しいが、尾方は浮かれた表情を引き締める。「優勝はしたけれども、このタイムじゃよその県から『鹿児島は弱い』となめられる。これに満足せずもっとレベルアップしないと」。

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女子二百 ①幾真希(鹿児島女)25秒57 ②田畑帆乃香(松陽)25秒59 ③尾方晴香(鹿児島)25秒80

百の雪辱、二百で晴らす

 前日の百で幾真希は、0・01秒差で同じ1年生の田畑に競り負け2位だった。「きょうは絶対勝ちたかった」と強い気持ちで臨んだ二百は0・02秒差で競り勝った。
 雪辱の強い気持ちはあったが「それを意識しすぎないように、自分の走りをする」ことに集中した。スタートでは思い切りよく飛び出し、コーナーは力まず、直線はもう一度切り替えて走り抜ける。「決勝は思い描いた通りのレースができた」と喜んだ。
 高校入学最初の県記録会では優勝したが、その後は上級生、同学年のライバルの前に思うような走りができなかった。自分の走りを見失いかけた時期もあったが、ここへきて復調の手ごたえを感じ、百、二百とも納得のいく走りができた。「どんな状況でも優勝できる走りをする」と来季以降の飛躍を力強く誓っていた。

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女子七種 ①北村杏理(大島)3737点 ②野平まどか(種子島中央)3677点 ③四元眞夢(松陽)3601点

初Vを自信に!
北村(大島)

 6月の南九州で出した3921点には184点少ない得点だったが、北村杏理は「陸上で優勝できたのは初めて。素直に嬉しい」と喜んだ。
 8月の九州選手権で足をくじいて、1週間ほど練習できず、万全の状態で臨めなかった。1種目目の百障害で、追い風参考ながら16秒25の自己ベストが出たが「うまく勢いに乗れなかった」。それでも初日の4種目の合計得点は1位だったが、最終日の走幅跳では、練習でしっくりいってなかった不安要素が的中し、4m60と伸び悩む。同級生ライバルの1人・野平(種子島中央)が4m98を跳んで逆転された。
 「やり投で30m台を出して絶対逆転する!」と強い気持ちで臨んだ6種目目のやり投で南九州を上回る30m23を投げ、再び首位に立つ。雌雄を決する最終八百では野平ともう1人の同学年のライバル・四元とほぼ同じ位置で競い合った。野平には競り負けたが、やり投で挽回した分の貯金が利いて初優勝を手にした。
 県総体の頃から同学年の3人で上位を争っており、「2人に勝てたのも嬉しい」と笑顔を浮かべる。目標に掲げるインターハイ出場には「4000点以上の得点が必要」と南九州で痛感した。今回はケガの影響や、台風、雨、灰など厳しいコンディションもあって得点は伸び悩んだが「個の優勝を自信にしてもっとレベルアップして、来年のインターハイ出場につなげたい」と力強く目標を語っていた。

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女子三千 ①原田まつり(樟南)9分56秒78

 原田
「(千五百と2冠)ライバルの神村学園の選手が出ていないので優勝するチャンスだったから、絶対に負けるわけにはいかなかった。2000mまではチームメートの風よけになるつもりでペースを抑えていたけれど、ラスト1000mでしっかりペースを上げることができた。優勝できたことを自信にして、神村の選手にも駅伝や県総体で負けないように頑張りたい」

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女子八百 ①宮田梨奈(鹿児島女)2分23秒71 ②河野萌衣(樟南)2分24秒47 ③森楓花(同)2分24秒96

 宮田
「(レース後に思わず涙)不安もあったけれど、チームの学校対抗連覇がかかっていたので何としても優勝してチームに貢献したかったので、最初から強い気持ちでレースを引っ張った。200mで前に出られそうになったけれど、ラストスパートはずっと練習していて自信があったので逆に引き離すことができた」

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男子百十障害 ①眞邉竜基(鹿児島)15秒20 ②末永康貴(同)15秒28 ③今村貫介(加治木)15秒42

 眞邉
「14秒台を出したかった。1週間前に抜き足の左を捻挫して万全の状態じゃなかった。女子に比べて男子の成績が良くなかったので、最後は自分と末永でワンツーフィニッシュして締めくくりたいと思っていたのでそれを達成できたのは良かった。早くケガを治して、来年は14秒台、インターハイで優勝する!」

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女子砲丸投 ①福留よしの(鹿児島女)9m96

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男子八百 ①福島碧海(鹿児島工)2分00秒97 ②弓削佑太(鹿児島南)2分01秒89 ③松永悠吾(出水中央)2分02秒08

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男子三千障害 ①大迫一樹(鹿児島工)9分43秒05 ②伊東大暉(鹿児島実)9分43秒50

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女子千六百リレー ①鹿児島(吉留、冨永、桃北、尾方)4分07秒18 ②鹿児島女4分13秒35 ③松陽4分13秒59

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男子千六百リレー ①鹿児島南(田中、矢野、廣森、小川)3分30秒56 ②松陽3分30秒61 ③鹿児島3分34秒04

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017/09/17(日) 13:29:03 | | #[ 編集]
Re: タイトルなし
 ご指摘、ありがとうございます。失礼しました。訂正しておきました。
2017/09/18(月) 11:43:03 | URL | 政純一郎 #-[ 編集]
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