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球秋2017第9日
「粘りと攻め」で強敵撃破!
喜界(奄美新聞掲載)

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 テーマに掲げる「粘りと攻め」(中馬輝監督)を随所に発揮し、喜界はシード加治木工を下した強敵・池田にコールド勝ちした。
 初戦の伊集院戦は雨の中の接戦だったが「先を考えず1つ11つのプレーを楽しむ。自分たちの野球ができた」(竹下耕大主将=写真=)ことが自信になった。初回二死一二塁のピンチを落ち着いてしのぐと、その裏一挙6点のビッグイニングを作って、終始喜界ペースで試合ができた。
 大量得点は相手投手陣が毎回の11四死球と乱れた影響が大きい。大事なのは相手に関係なく、自分たちの持ち味である粘りと攻める気持ちを最後まで貫いたことだ。
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 ヒットは打てなくても、ファールで粘る。転がして進塁打を打つ。スクイズを成功させたのは1度だけ=写真=だったが、外されても食らいついてファールにしたことで六回は次のチャンスが作れた。二回以降追加点が奪えなかったが、守りに入らず攻める姿勢を貫いたことが、六回裏の3点を奪った連打につながった。
 伊集院戦で勝利するまで4年間、県大会で1勝もできなかった喜界だが「粘りと攻めは先輩たちからずっと続けてきたこと。それがたまたま今回の結果につながった」(中馬監督)
10年春以来7年ぶりの県大会ベスト16にも浮かれることはない。「どこが相手でも謙虚な気持ちで粘りと攻めを貫くだけですから」。

「負け方」にもこだわる!
古仁屋(奄美新聞掲載)

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 古仁屋は「2勝して2度目の校歌を歌って先輩を超える」(永井辰平主将)目標は達成できなかったが、2試合連続で九回まで戦い抜き、9人チーム1人1人の成長ぶりは随所に発揮された。
 序盤は先に好機を作りながらもあと1本が出ず、相手の2、3番の足と勝負強い打撃にジリジリと点差をつけられた。それでも気持ちが萎えることなく戦い抜けたのは「9人を言い訳にしない」(永井主将)チームのモットーを最後まで貫き、1人1人がそれぞれできることをやり切ったからだ。
 その執念が八回表、徳田、板倉=写真=、宮之原の3連打で2点につながり、その裏無死満塁のピンチを無失点で切り抜ける力になった。
 鳥丸大輔監督は「負け方にもこだわれ!」と日々指導しているという。練習試合などで日頃対戦しているのは大島や奄美など格上のチーム。なかなか勝てないが「1点取られても、2点目をやらない。10点とられても11点目をやらない」意気込みで野球をやる。「応援に来てくれた人たちが、負けても応援したくなるような覇気のあるプレーをする」ことを目指してやってきた。
 その姿は、今大会の2試合で確かに感じ取ることができた。

焦り、集中力欠く
大島(奄美新聞掲載)

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【3回戦・鶴丸―大島】4回表大島一死一塁、5番・池田が中越え二塁打を放ち1点を返す=鴨池市民


 初戦でシード川内商工に勝った大島だったが「シード校に勝って気持ちの緩みがあった」(求太朗主将)。
 エース田尾の出来が今一つでボールが先行し、ストライクを取りにいったボールを痛打された。会心の当たりは少なく、野手の間を抜かれたり、落ちたり、守備で踏ん張れなくて安打になったのも多かった。打線も、ボールが先行して苦しいところを不用意に難しいボールを打ちにいって、相手投手を助ける凡打が続いた。
 追いかける展開の「焦り」(求主将)を象徴するのが八回の攻防だった。八回表一死から連続四死球でようやく反撃機を作り、4番・田尾の中飛で二走が三進したが、スタートが早すぎて併殺になった。その動揺を隠しきれずその裏、2本の本塁打を浴びてまさかのコールド負けだった。
 「ゲームの中での集中、気持ちの切り替えができていなかった。まだまだ成長していかないと」と塗木監督はチームの課題をかみしめていた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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