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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 大河ドラマ「西郷どん」の「奄美編」が始まった。島の美しい風景に魅せられ、何より島言葉のほとんどに字幕がついていたのが驚きだった。無論、生粋の奄美の人が聞けば違和感はあるのだろうが、そこまでして当時の奄美の風習をリアルに再現しようという真摯な心意気に好感が持てた。



 内容もいろいろ考えさせられた。とぅま(のちの愛加那)が「西洋かぶれのお殿様が死んで島人は喜んでいたのに、何も変わらん」と島津斉彬を批判。吉之助は「誰よりも民のための国を作りたいと思っていた人だった」と反論すると「うちらは『民』に入ってなかったんだね」と言い返した
 今年、明治維新150年で盛り上がっているが、薩摩藩をはじめとする新勢力が倒幕に成功し、明治維新を成し遂げた陰には、その資金のもとになった「砂糖地獄」に象徴される奄美の人たちの筆舌に尽くしがたい艱難辛苦があったことを思い知らされた。本土で生まれた人間はそのことを少なくとも知っておくべきだと思った。
 考えてみれば、我が家は筆者の父の代まで奄美大島の龍郷生まれ。ちょうど吉之助が流罪になって最初に住んだところである。うちの先祖がどのようなことをしていたか、知る由もないが、砂糖地獄の時代に奄美で生きていたことは間違いない。もしかしたら吉之助ともどこかで会っていたかもしれない。あの砂糖地獄の光景は他人事に思えなかった。
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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

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