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球夏2018、組合せ展望
「4強」軸に本命なき混戦模様
カギ握る「勢い」と「確かな力」

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 第100回全国高校野球選手権記念鹿児島大会の組合せが決まった。
 3つの連合チームを含む77校70チームが7月7日から23日(雨天順延、準決勝前日は休養日)まで、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民球場で熱戦を繰り広げ、100回目の節目の大会の頂点を目指す。
 昨秋・神村学園、今春・れいめい、NHK旗・鹿児島実、この1年間の主要県大会の優勝校は全て入れ替わっており、飛び抜けた力を持った優勝候補の本命はなく、シード校を中心に上位争いは混戦模様だ。上位4シードに入った鹿児島実、れいめい、樟南、神村学園は実力的には甲乙つけがたい。下位シードの川内、鹿屋中央、尚志館、国分中央もそん色ない力があり、昨夏準優勝の鹿児島、薩南工、鹿児島情報などもシード校に比肩する力を秘めたノーシード校も多数ある。
 近年の鹿児島大会を分析すれば、16年に志布志、川内が4強入り、17年に鹿児島が決勝に勝ち進むなど、夏までに実績がなくてノーマークだったチームが上位に勝ち進む一方で、選手権の代表は15年・鹿児島実、16年・樟南、17年・神村学園と伝統と実績のある強豪私学がつかんでいる。長丁場の夏を制するためには心技体の準備を万全にして地に足のついた「確かな力」を身に着けることが何より大事。その上で何かをきっかけに「勢い」に乗ることも大事な要素となってくる。混戦の100回大会を制するのはどこか。組み合わせをパートごとに分けて展望を考えてみた。


※組合せはこちら!



 【鹿児島実―国分中央】
 第1シード鹿児島実が調子を上げてきている。春はライバル樟南に準々決勝でコールド負けしたが、右腕・吉村陸矩(3年)がNHK旗で復調のきっかけをつかんだ。安定感抜群の左腕・立本颯(3年)との2枚看板は長丁場の夏を勝ち抜く上でも大事な要素。主力をケガで欠いた状態でNHK旗を制しており、夏は打線も一回りレベルアップしそう。創部100周年の年に100回大会の代表をと周囲の期待も高い。春4強の国分中央は好右腕・内田慶介(3年)―田之畑翔也(3年)のバッテリーが安定しており、好チームに仕上がっている。2年生左腕・上野倖汰を擁する枕崎との初戦は屈指の好カードだ。好右腕・宮田悠希(3年)を擁する武岡台と竹下耕大主将(3年)を中心にまとまる喜界との対戦も好勝負が期待できそう。種子島、鹿屋工、隼人工などが勢いに乗ったら面白い。元プロ選手・佐々木誠監督率いる鹿児島城西にも注目したい。

 【川内―神村学園】
 昨夏、秋を制した神村学園は実績、実力では県下NO1のチームだが、部内の不祥事で春以降、夏の大会直前まで対外試合禁止処分を受けた。実戦から遠ざかっているのは大きなマイナスポイントだろう。大会序盤で試合感覚を取り戻して、上位と争う終盤で本領を発揮したいところだ。知将・田村正和監督率いる加治木工との初戦に注目したい。春8強の鹿屋、経験豊富な選手を擁する出水工、昨夏準優勝メンバーが主力で残る鹿児島などが名を連ねており、序盤戦から気の抜けない展開になりそうだ。第5シード川内はNHK旗準決勝でれいめいとの「同郷対決」を制し決勝に勝ち上がった。リードオフマンの祝迫駿輔ら2年生メンバーが元気で、打線の力は県下トップクラス。投手を含めた守備の安定が夏上位に勝ち上がるカギになるだろう。鹿児島工、鹿屋農、鶴丸などの県立勢の奮起も期待したい。

 【樟南―鹿屋中央】
 第3シード樟南は投打ともに頂点を狙う戦力が整っている。2年夏にブレイクしたエースで主将・松本晴(3年)は今大会注目度NO1の好左腕だ。最速140キロ台の直球、キレのあるスライダーを膝元に投げ込み、失点の計算ができる。2番手左腕として宮下尚哉(3年)が力をつけてきたのも好材料。打線はリードオフマン・石澤凛汰郎(3年)、4番・松下航太(3年)ら例年になく得点力のある打者がそろっている。鹿屋中央は昨秋、今春、NHK旗と全ての県大会で8強以上の安定した実績を残す。県下屈指の好打者・篠田大聖(3年)をはじめ、打線の力は間違いなくトップクラス。投手力の整備と故障者の復帰が4年ぶりの大旗をつかむカギになりそう。打線の良い鹿児島情報、投打に力のある薩南工、離島の雄・徳之島、近年力をつけている池田などが序盤で待ち受けており、激戦パートだ。志布志対鹿児島玉龍、薩南工対鹿児島中央は初戦の好カード。

 【尚志館―れいめい】
 昨秋はまさかの3回戦敗退だったれいめいだが、春優勝、NHK旗ベスト4で優勝戦線に名乗りを挙げた。エース松江優作(3年)は樟南・松本と並んで県下屈指の好左腕。毎試合2桁奪三振の投球は圧巻で見応えがある。2年生リードオフマンの巻木和也、川口孝(3年)ら左打者を中心に打線も力のある打者がそろう。守備の安定が最重要課題。ここ数年、秋春に結果を残しても肝心の夏に足元をすくわれており、今年こそはその呪縛を解き放ちたい。NHK旗で4強入りした尚志館も、昨秋は初戦敗退だったが春以降力をつけてきて春は樟南、NHK旗は鹿児島実とも互角に競り合った。右腕エース屈岡晃平(3年)の力強い投球がチームを引っ張る。古豪・鹿児島商、大島、錦江湾などが勢いをつかんでダークホースになれるか。川内商工対鹿児島南、加治木対加世田は2回戦屈指の好カードである。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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