FC2ブログ
NPO法人スポーツかごしま新聞社オフィシャルサイト

ギャラリーショッピング
球夏2018第15日
ミラクル鹿屋農、初の4強へ!
鹿屋中央は樟南に完封勝ち!

180722鹿屋農4強_035

 第100回全国高校野球選手権記念鹿児島大会第15日は7月22日、鹿児島市の県立鴨池球場で準々決勝3試合があった。


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!



第15日の結果報告はこの文字をクリック!
鹿南―加治木戦はこの文字をクリック!
樟南―鹿屋中央戦はこの文字をクリック!
鹿屋農―鹿児島戦はこの文字をクリック!

※鹿南―加治木戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
※樟南―鹿屋中央戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
※鹿屋農―鹿児島戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!


◇22日の結果
・準々決勝(県立鴨池)
鹿児島南 9-7 加治木
鹿屋中央 1-0 樟南
鹿屋農 4-3 鹿児島

◇24日の試合
・準決勝(県立鴨池)
10:00 鹿児島実―鹿屋農
12:30 鹿屋中央―鹿児島南

当たり前のことを当たり前に
鹿屋農

180722-35_035
 創部69年目にして初の準々決勝の舞台を戦った鹿屋農が、昨夏準優勝の鹿児島をも退けた。今熊浩輔監督は「子供たちの力です」と力強く言い切った。
 「当たり前のことを、当たり前にやる」
180722-23_035
 日頃、今熊監督が言い続けたことを積み重ねた成果だ。前日、雨でノーゲームとなった試合では鹿児島のエース松永の前に1安打しか打てなかったが「ボックスの後ろに立って低い打球を打つ」(今熊監督)を徹底。初回に先制されたが、5番・繁昌の中越え二塁打=写真=で逆転し、スクイズで手堅く3点目をとった。
 鹿屋農の粘り強さが発揮されたのは八回表の守備だ。七回裏に相手のエラーで待望の追加点が入ったが、勝ちを意識して先頭打者をエラーで出した。
 「1点はいい。目切りが早いから、打球に対してしっかり目をつけろ」
180722鹿児島本塁アウト_035
 今熊監督は伝令を送り、具体的な指示を出して野手陣を落ち着かせた。続く左前打で三進しようとした一走を左翼手・吉元太陽があわてずに三塁で刺している。なお一死二塁で左前打を浴びたが、吉元、三塁手・繁昌聖人とつないで見事に本塁でアウトをとり=写真=、ピンチをしのいだ。
 「髙﨑が良く投げていた。1点取られたら負けると思ったから絶対刺すつもりだった」と吉元。肩が強くないのは分かっているから、練習通りカットマンの繁昌めがけて投げた。「少しボールが浮いたけど、その分、僕が低い送球を心掛けた」と繁昌。日頃のシートノックでは「正面の打球しか打たないけれども、できることを確実に」(今熊監督)やってきた練習の成果が土壇場で発揮された。
 「監督さんからは鹿児島がエベレストだと言われました」と吉元。無心で乗り越えた先にはさらに高い第1シード鹿児島実の山がそびえる。「まだ山の半分ぐらいを登ったつもりで挑みます」と繁昌。ひたむきな挑戦精神はどんな山にもひるむことはない。

中学時代の反省生かす
強気の勝負で完封勝利
鹿屋中央・向井翔太郎主将(熱球譜)

180722熱球譜・鹿屋中央_035
 「サヨナラのランナーがいたけれど、落ち着いていました。絶対に抑えられる」
 マウンド上で確信していた。九回裏二死二三塁、一打逆転サヨナラのピンチの場面でも動じなかった。
一塁は空いている。2本打たれている9番・石澤で勝負するか、それとも4打席無安打の1番・吉川で勝負するか。ベンチからの指示は「2人で1つのアウトをとる」つもりで厳しいコースを攻めることだった。
180722-21_035
 石澤との勝負に迷いはなかった。苦い思い出がある。中学時代、最後の県総体準決勝。向井のいた鹿屋東中は6点リードしていたが「守りに入ってしまって」7点取られて逆転サヨナラ負けで九州大会出場を逃した。弱気になって中途半端な結果になるくらいなら、強気に攻めて打たれた方がいい。
 初球、外角低めに最高の直球が決まった。2球目の直球を打たれて「ヤバい!」と一瞬思ったが、三塁手・尾留川が落ち着いてさばいて勝利を決定づけるアウトをとった。
 「ロースコアの展開に持ち込み、全員で守る」山本信也監督の描いたゲームプラン通りの展開になった。初回のワンチャンスに4番・池田の右越え二塁打で先制。この1点を全員で守り抜いた。「続けて長打をされないように低めに丁寧に投げる」ことを意識し、あとは強い気持ちで攻め続けた。遊撃手・山本の好守などもあり、鉄壁の守備を信頼して投げることができた。
 投手と守備が課題だったチームが夏の準々決勝で投手と守備の力で強豪・樟南に競り勝った。「チームも勢いに乗れる。先を見ずに一戦一戦やるべきことをやっていくだけ」と淡々と次の目標を見据えていた。

力投・岩下に打線の援護
鹿児島南

180722鹿南6点目_035
【準々決勝・鹿児島南│加治木】5回表鹿南一死二三塁、6番・右田が右前適時打を放ち、6│2とリードを広げる


 「1点差に追い上げられた後だったので、自分が打って流れを変える!」
 4番・嶽川世廉は集中していた。九回表二死三塁の場面。歩かされるかもしれなかったが、相手は勝負してくれた。1ボール2ストライクと追い込まれたが、外角高めの直球を右越えに運ぶ値千金の三塁打を放つ。「本当は変化球狙い」だったが、差し込まれつつも右手で力強く押し込んだ。
 「胃に穴が開きそう」(迫基久監督)な展開だったが、最後は打線が力強く打ち勝った。初戦の川内商工戦で本塁打を打つなど、打撃好調の4番・嶽川がマークされることが予想された分「その前後の打者がカギ」(迫監督)だった。五回の6点をとった攻撃では2番・山下、3番・堀切海、5番・久保、6番・右田らが期待通り打って取ったものだ。
180722-3_035
 川内商工戦の再試合を含め、これまで4試合全てを先発した岩下だったが、勝負を急いだ八回に集中打を浴び1点差に詰め寄られる。九回の攻防が最後の勝負所だったが「岩下のために点を取ってやりたい」(嶽川)鹿南打線の集中力が加治木の執念に勝った。
 川内商工、シード尚志館戦はロースコアの接戦をものにし、大島戦、加治木戦は打線が打ち勝った。「打線の調子が良くないときは岩下が踏ん張り、岩下が打たれたときは打線が打って返す。お互いを補う野球ができている」と嶽川。「楽な試合は1試合もないが、全員が集中し粘り強い野球」(迫監督)でつかんだ8年ぶりの夏4強だ。

スポンサーサイト

テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
昔,常総学院vs鹿児島商工の試合が,鹿児島商工が結構な点差で勝っていて雨でノーゲーム.翌日の試合で常総学院のピッチャーが打って変わって好投し,常総が勝った試合がありました.確かその大会は常総が優勝したかと思います.それを思い出しました.
2018/07/23(月) 09:03:18 | URL | シラサカ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
懐かしいですね。その試合に限らず、雨でノーゲーム、再試合になると負けていた方が勝つというのは甲子園でも県大会でも半ばジンクスのようになっています。負け試合がなくなってリセットできるというのは心理的に大きなものがあるのかもしれません。
2018/07/24(火) 05:49:44 | URL | 政純一郎 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/2717-9839767e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック