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2018J3第33節
鹿児島U、J2昇格勝ち取る!
ホーム最終戦で勝利

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 サッカーの2018J3リーグ第33節は11月25日、全国各地で4試合があった。鹿児島ユナイテッドFCは鹿児島市の白波スタジアムでアスルクラロ沼津と対戦。1―0で勝利し、リーグ2位以内が確定。チーム創設以来初となるJ2昇格を決めた。
 前日に3位・群馬が敗れたため、引き分け以上で鹿児島UのJ2昇格が決まる今季のホーム最終戦は、こちらも過去最多となる1万916人の観客が集まった。両者無得点で折り返した後半29分、途中出場のMF野嶽惇が右サイドを突破し、低いクロスにMF中原秀が左足で合わせて先制点を挙げた。その後も続いた激しい攻防を無失点で制し、ホームで昇格を勝ち取った。
 鹿児島Uの通算成績は16勝9分6敗、勝ち点57でリーグ2位が確定。今季最終節となる第34節は12月2日、SC相模原とアウエーで対戦する。


◇第33節
鹿児島U 1-0 沼津
   (0-0、1-0)
・得点者【鹿】中原秀


※試合の詳細はJリーグ公式サイトで!



「勝者のメンタリティー」で悲願勝ち取る
鹿児島U

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 後半29分、途中出場で右サイドに入った野嶽惇也が仕掛けた。これに反応したのは左サイドの中原秀人=写真=だ。
 「惇也なら速いクロスを上げてくる!」
 この1年で築いた「信頼」に基づいて、中原秀はゴール前に走った。野嶽惇には中原秀が見えていなかったが、「走り込んでくると信じてクロスを上げた」。中原秀が左足で合わせたボールがGKの頭上を越え、ゴールネットに突き刺さる。鹿児島Uの悲願、J2昇格を勝利で飾った決定的瞬間だった。
 「鹿児島のスタンダードとなるサッカーを作る」
 2年前の冬、三浦泰年監督は就任会見で宣言した。ボールを大事につなぎ、相手に嫌がられ、エレガントで魅力的な、鹿児島の人たちの模範となるようなサッカーをする。その理想からいえば今季は「納得いく試合は少なかった」し、この試合も「もの足りない」内容だった。これまでJ3で一度も勝てていなかった沼津に対し、前半はボールをつなぐ自分たちらしいサッカーはできていなかった。
 今季の開幕戦の鳥取戦、首位攻防となったアウエーの琉球戦、富山とのホームゲーム…注目が集まり、大勢の人が入った試合をことごとく落としてきたが、最後の大一番をものにできた。今季終盤戦、厳しい昇格争いが続く中で、自分たちで昇格を勝ち取る「勝者のメンタリティー」(三浦監督)が確実に根付いた。決勝ゴールを決めた中原秀は「みんな落ち着いてサッカーができていた」と振り返る。赤尾公主将は「90分があっという間に感じた」という。昇格という悲願もさることながら、もっと良いサッカーを追求しようと夢中になった。理想のサッカーができなかった「悔しさも感じている」から短く感じた。
 悲願のJ2昇格を果たしたとはいえ、来季はこの日の沼津以上に強固な守備があり、優勝した琉球をもしのぐ攻撃力のあるチームが待ち受ける。白波スタジアムは厳密にいえばJ仕様とは言い難く、新スタジアム建設も未だ正式な決定に至っていない。専用の練習場もクラブハウスもない。クラブの基盤を強固にするためにも「あと2億円は必要。これが現実です」と德重剛代表は語る。
 今季はあと1試合残っている。「勝ち点60という目標ができた」と三浦監督。まずはその目標を叶えることが、その先にある2019年のJ2を戦う道標になる。

【写真提供・鹿児島ユナイテッドFC】
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テーマ:Jリーグ - ジャンル:スポーツ

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