黒糖焼酎を調味料に

共通ギフトセット商品を紹介する山野井社長(右)と中村社長(左)
南さつま市の食肉製品製造業・山野井(山野井進治社長)と龍郷町の黒糖焼酎メーカー・町田酒造(中村安久社長)が業務提携を結び、5月14日は南さつま市の山野井本社で調印式があった。山野井が製造する一部の食肉加工商品に町田酒造の黒糖焼酎「里の曙」を使用する。両者の強みを生かして相乗効果を発揮し「新たな鹿児島の特産品を全国に発信していきたい」(山野井社長)と意気込みを語っていた。

両社はこのほか、両社の製品を詰め合わせた「おつまみセット」「バラエティーセット」などの共通ギフトセット商品の販売、お互いの商品を直売店などで販売したり、営業担当者同士の相互協力などに取り組む。「黒糖焼酎のシェアを広げる上で業界全体にもプラスになる」と話す中村社長は「お互いに良いものを作っていきたいという思いは同じ。『作る』だけでなく『売る』ことも手を携えて進めていきたい」と語っていた。
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