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19県高校総体・バスケットボール
れいめいが初V・女子
男子は川内がV3

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 2019年度鹿児島県高校総体バスケットボールは5月25-28日の4日間、鹿児島市の県体育館などで熱戦が繰り広げられた。
 女子決勝リーグは2勝同士でれいめいと鹿児島女が激突。71-65でれいめいが勝利し嬉しい県総体初優勝の栄冠を勝ち取った。男子決勝リーグは川内が3戦全勝で3連覇を達成した。
 男女とも2位までが全国大会(7月28日-8月2日・鹿児島)、九州大会(6月22、23日・沖縄)に出場する。なお大会の模様は6月21日、午後1時55分からMBCテレビで放送される。


【男子決勝リーグ順位】①川内3勝 ②鹿児島工2勝1敗 ③鹿児島商1勝2敗 ④れいめい3敗
【女子決勝リーグ順位】①れいめい3勝 ②鹿児島女2勝1敗 ③樟南1勝2敗 ④鹿屋女3敗


※成績の詳細は後日、県協会ホームページで掲載



◇女子決勝リーグ最終戦
れいめい 71-65 鹿児島女
(19-13、14-17、24-17、14-18)

新たな伝統、築く!
れいめい

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 女子のれいめいが初めて県総体を制し、地元開催のインターハイ1位出場を勝ち取った。
 鹿児島女との最終戦はお互いIH出場を決め、女王の座をかけて、お互いの良さを出し合ったり、消し合ったりする攻防が目まぐるしく続いた。攻撃面ではミスも多かった中で勝機を導いたのは「守備の粘り」だったと松永真至人監督は振り返る。
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 「各クオーターの失点を10点台、トータル60点以下に抑えること」が守備のテーマ。鹿女子戦はお互いに点を取り合ってオープンな展開になりかけると、互いにリバウンド、ルーズボールへの粘り、足を使う守備が両者機能し、ロースコアの展開になった。れいめいは守備の我慢で相手を勝って持ち味の攻撃も随所で力を発揮した。立ち上がり、得点源の川路が負傷でコートを離れた時間帯があったが、スタメンの森、交代で入った福元、岩下らが次々に得点を決め、エース不在の穴を感じさせなかった。第3クオーターでは徳田梨愛主将の3本の3ポイントが突き放す原動力になった。「自分の得意なシュートを打たせてくれるために頑張ってくれたみんなのおかげ」と仲間に感謝する。
 試合終了のブザーが鳴った瞬間、徳田主将は「れいめいの新しい伝統が作れた」喜びが沸き上がってきたという。ただ今、県新人戦4連覇、県選手権5連覇、県総体3連覇中のれいめい中のメンバーが大半を占める。中学時代、県内負けなしの実績がある選手たちだが、高校ではなかなか勝てずに苦しい時期を過ごした。1月の新人戦では鹿女子に完全に走り負けた。「苦しくなるとすぐに攻撃に逃げたがる。だから守備の我慢を徹底した」(松永監督)。3月には中学が30年ぶりという九州制覇を成し遂げた。「妹分」の活躍にも刺激され、高校も新しい「伝統」を作ると意気込んで臨んだ今大会だった。地元・川内で迎えるIH。松永監督は「鹿児島の代表として、ブザーが鳴り終わる瞬間まであきらめない粘り強いバスケットをやりたい」と意気込みを語っていた。

◇男子決勝リーグ最終戦
川  内 64-54 鹿児島工
(23-10、19-13、13-16、12-15)

高い「志」
川内

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 第1シード川内が地元IHに向けて内容のある勝利をつかんだ。
 鹿児島工との最終戦は立ち上がりから驚異的な守備の破壊力を見せつけた。第2戦の鹿児島商戦はフリースローが入らないなど不本意な内容だった分「前の試合の反省点を修正して鹿工戦に臨むことができた」と川畑颯太郎主将。第1クオーターは失点を10で抑えた。川内の持ち味が凝縮されていたのが第2クオーターだ。マンツーマンでしつこく食らいつき、ペイントエリアに入ったら複数がヘルプをかけて、ボールをかっさらう。シュートさえ打たせないほどの集中力と粘りを発揮し、残り3分50秒まで1本のシュートも決めさせなかった。
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 前半の出来が良すぎた分、後半、巻き返しを図った鹿工に推され気味の展開ではあったが、最後まで主導権を渡すことなく勝ち切れた。スーパーエース野口が期待通りの働きをしただけでなく、川畑主将、山田、馬場らが果敢にドライブで切り込んで点を取るなど「野口1人に頼らないチーム全員でバスケットができた」ことに田中俊一監督は手応えを感じていた。
 過去IHの最高戦績はベスト8。地元開催のIHは「全国制覇」(川畑主将)と高い「志」を掲げる。身体を強くするための筋力トレーニングは指導者に言わなくても自分たちで率先して取り組む。大会前のコンディションを考えて監督がストップをかけても「やらないと落ち着かない」というほど川畑主将の習慣になっていた。「多分、IHの前日もすると思います」と笑う。野口侑真は練習後500本のシューティングを欠かさない。リバウンドを付き合ってくれる後輩たちがいてくれるからこそ、自分は仲間のため、チームのためにプレーして全員で目標を勝ち取ることにこだわる。IHは「今までお世話になった人たちが大勢見に来てくれる。見て楽しんでもらえるプレーをして恩返しがしたい」と闘志を燃やしていた。

互いの成長を実感
山田(川内)と中元(鹿商)
金久中同級生が決勝Rで激突(奄美新聞掲載)

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 川内の山田響生=写真左=と鹿児島商の中元聡師=写真右=は金久中の同級生。決勝リーグ第2戦で地元開催のインターハイ(IH)出場をかけた元チームメート同士の真剣勝負が実現した。
 初戦の鹿児島工戦を1点差で敗れて落とした鹿商にとっては、残り2戦は何としても負けられない厳しい状況だったが「4年前も同じ状況で川内に勝ってIHを決めた」ことを思い出し中元は闘志を燃やした。71―90で敗れ、この時点でIH出場は逃したが前半終了間際にブザービーターの3ポイントを決めて7点差で食らいつくなど「自分たちの持ち味は出せた」と感じた。
 中元も山田も180cmの長身。インサイドでプレーすることも多いため、ゴール下でマッチアップするシーンが度々見られた。中元のドライブを山田がファール覚悟でブロックしたり、お互いのブロックをかいくぐってシュートをねじ込むなど火花を散らした。
 中学時代からお互いのプレーの特徴は知り尽くしており、どちらも「成長が感じられて楽しかった」と振り返る。山田は主将としてチームを鼓舞する中元の姿に頼もしさを覚えた。中元はインサイドのシュートやリバウンドなどでチームに貢献する山田がうまくなったと感じた。
 大会3連覇を果たして地元IHの切符を手にした山田はチームの目標である「全国制覇」に挑む。鹿商は最終戦のれいめい戦に終了間際で逆転勝ち。IHは全国、九州とも縁がなかったが中元は「冬のウインターカップでリベンジしたい」と雪辱を誓い「IH、頑張れよ」と山田にエールを送っていた。

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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