FC2ブログ
NPO法人スポーツかごしま新聞社オフィシャルサイト

ギャラリーショッピング
19県高校総体・陸上最終日
国分中央、男子マイルで21年ぶり大会新
バイレ(神村)が2種目目の大会新!・女子三千

190601-1男子マイル

190601-2女子3000
 2019年鹿児島県高校総体陸上最終日は6月1日、鹿児島市の白波スタジアムであった。
 男子千六百リレーでは国分中央=写真上=が3分15秒29で1998年以来21年ぶりとなる大会記録を更新した。女子三千ではバイレ・シンシア(神村学園)=写真下=が8分52秒20で千五百に続いて2種目目の大会新記録だった。女子千六百リレーは鹿児島がただ1チーム4分を切り、3分59秒12で制した。学校対抗は男子の鹿児島南が5連覇。女子は投擲3種目を制した鹿児島南が鹿児島女の52連覇を阻み、初の男女アベック優勝に輝いた。
 各種目6位まで(※男女混成、女子棒高跳、三段跳は4位まで)が南九州大会(6月13-16日・鹿児島)に出場する。


※成績の詳細はこの文字をクリック!

ロイヤル化粧品株式会社


190601-3男子マイル
男子千六百リレー ①国分中央(川越、矢野、白木、佐藤)3分15秒29

実力発揮し、短距離4冠達成!
国分中央

 国分中央が前評判通りの実力を発揮し、最終種目の男子マイルを21年ぶりの大会新記録で締めくくった。「そんなに長いこと破られてなかったんですね」と驚いた堀之内武志監督は「4日間、走り切って一番疲れている中でよく走ってくれた」と選手の力走に賛辞を惜しまなかった。
 昨年からマイルのメンバーを組んでおり、百、二百で2冠を達成した一走・川越で流れを作り、2年生の矢野、白木がつないで、四百で47秒92の大会記録を作った佐藤が締めくくる。「設定タイム通り」(堀之内監督)に走れば十分記録を狙える力を持っているのは分かっていたが、その通りにいかないのが公式戦の怖さである。
 今大会は百、二百、四百、四継、マイルの短距離5冠をチームの目標に掲げていたが、初日の四継予選でまさかのバトンミスで失格。昨年の新人戦は四継、マイルをとりながら、百、二百、四百を取れなかった悔しさをバネに冬季の練習を過ごしたにもかかわらず、初日で出鼻をくじかれた。悔しい立ち上がりだったが、引きずらず「気持ちを切り替えること」(堀之内監督)に集中した。
 「県記録会から調子が上がらず、不安を抱えていた」川越晴空人だったが百は10秒96、二百は21秒97、前選手中、ただ1人の10秒台、21秒台の記録で2冠をとった。マイル決勝は疲労困憊の状態だったが「アンカーに佐藤がいる」安心感で残りの力を振り絞り、48秒台の設定通りの走りで流れを作った。前の3人の走りを頼もしく見ていた佐藤も、状態は決して良くなかったが、仕事はきっちりこなし、今大会短距離4冠をチームワークで勝ち取った。
 大会記録は作ったが「全国的にはまだまだ」と佐藤恵斗。南九州のレベルも高く、全国で勝負するには3分12、3秒台の力が必要だ。次の具体的な目標を「県高校記録(3分13秒12)更新」(佐藤)に設定した。

190601-4女子100H
女子百障害 ①金沢杏音(鹿児島南)15秒11 ②久徳遥(甲南)15秒18 ③満永朱音(鹿南)15秒24

根性で初V!
金沢(古仁屋中卒、奄美新聞掲載)

190601-3女子100H
 金沢杏音が初めて県総体で表彰台の頂点に立った。「昨年は3位で悔しい思いをした。最後は根性でした」と感無量だった。
 得意種目で、持ちタイムの15秒10は出場選手のランキングトップだったが「脚の状態も悪くて不安だった」。初日から四継、四百障害、マイルと連日走り続けて疲労も極限に達していた。
 決勝はスタートから第4レーンの竹元(鹿児島)、第6レーンの久徳(甲南)が前にいるのを感じて「焦った」が、「後半絶対に逆転できる!」とだけ信じて走り続けた。10台のハードルを跳び切るまでトップには立てなかったが、残り約10mのスプリントで逆転勝ちだった。
 コンディションはベストに遠かったが、冬場走り込んで「後半の強さ」を信じることができた。4日間、4種目に出場できるようになったのも、冬場のトレーニングでそれをこなせるだけの体力がついたからだ。大会中、「島にいた頃の知り合いからも激励のメッセージが届いて心強かった」という。終わってみれば鹿南のトラック種目でただ1人の優勝者であり、女子学校対抗51連覇中だった鹿児島女を破っての初優勝に大きく貢献した。

190601-5男子3000SC
男子三千障害 ①田中泰世(出水中央)9分21秒10 ②中田紫音(鹿児島城西)9分26秒26

自己ベスト更新も「悔しい!」
中田(朝日中卒、奄美新聞掲載)

190601男子3000SC
 2年生ながら自己ベストを約2秒縮める9分26秒26で2位だった中田紫音だが「負けて悔しい!」が率直な思いだった。
 序盤から先頭に立ち、強気でレースを引っ張り続けた。人のペースについていくよりも「自分のペースで前を走った方が調子も出るタイプ」だ。5月の地区大会で負けた3年生の田中(出水中央)に勝つためにも、先頭に立って勝ち切るレースを描いていた。
 ほぼ想定通りのレースだったが、残り2周で田中に前に出られると動揺した。これまで気を付けていたハードリングや水壕の越え方が乱れた。ラスト1周の手前で再びトップに並びかけたが、バックストレートで田中がスパートをかけるとついていけず、逆転負け。「精神的な弱さ」が課題に残った。
 朝日中時代はバスケット部員。駅伝に出場し、県大会の2区を走って6位だったことが悔しくて逆に駅伝を走ってみたくなった。声がかかった鹿城西に進んだ。三千障害を走るのも「アップダウンや粘りが求められる駅伝に通じる」ために選んだ種目である。今年最大の目標は「都大路(全国高校駅伝)2年連続出場の主力選手になること」。そのために夏は「インターハイ入賞」を目指してレベルアップする。

190601-6女子200
女子二百 ①田畑帆乃香(松陽)25秒08 ②幾真希(鹿児島女)25秒61

「悔しいけど、今の実力」
幾(朝日中卒、奄美新聞掲載)

190601女子マイル
 女子二百は自己ベストの25秒61だった幾真希だが、ライバルの田畑に及ばず2位。「悔しいけど、これが今の実力」と自らに言い聞かせた。
 決勝は幾が第3レーン。田畑が右隣の第4レーン。視界に入る位置だが「後ろから追いかけられるよりまし」と前向きに考える。スタートの良い田畑に先に行かれることは分かっていたので、動揺することなく自分の走りに集中できた。自分らしい走りはできたが、勝つためにはどこかで思い切って勝負するところがあったかもしれない。そこを思い切れなかった「精神的な弱さ」が課題に残った。
 二百を走った後、体調が思わしくなく、最終種目のマイル決勝は、永野三彦監督からも「無理はしなくていい」と言われた。だが、チームの主将としての責任を果たしたくてアンカーで走った。
 前を行く鹿児島を逆転することはできなかったが、田畑との今大会最後の勝負は先着し一矢報いた。チームメートが「良い位置でバトンを渡してくれた」気持ちに走りで応えることができた。
 今大会4日間、望む結果は得られなかったが「今の実力」を知り、これから何をすべきか冷静に受け止めている。悔しさを晴らす舞台は2週間後の南九州大会。そして8月のインターハイだ。

190601-7男子ハンマ投
男子ハンマー投 ①浦口凱壱(鹿児島南)58m69

190601-7男子200
男子二百 ①川越晴空人(国分中央)21秒97 ②立岡駿(川薩清修館)22秒04 ③佐藤恵斗(国分中央)22秒09

190601-8女子800
女子八百 ①黒川円佳(神村学園)2分14秒28 ②岩﨑智子(同)2分14秒90 ③米澤杏樹(出水中央)2分15秒39

190601-9女子3000
女子三千 ①バイレ・シンシア(神村学園)8分52秒20=大会新 ②木之下沙椰(同)9分28秒68 ③小代﨑陽向子(国分中央)9分29秒64

190601-10男子110H
男子百十障害 ①内村慎(加治木工)15秒00 ②田中天智龍(鹿児島南)15秒37 ③内野凛生(鹿児島商)15秒43

190601-11女子走高跳
女子走高跳 ①若吉千里(松陽)1m65

190601-12女子七種
女子七種 ①佐藤美南(出水商)4055点 ②林愛(松陽)4036点 ③下田稚奈(鹿児島女) 3972点

190601-13男子三段跳
男子三段跳 ①中村滉希(鹿児島南)14m52 ②新地晃宜(松陽)14m42 ③中村勇斗(鹿児島)14m09

190601-14女子マイル
女子千六百リレー ①鹿児島(竹元、上原、山﨑、福田)3分59秒12 ②鹿児島女4分00秒69 ③松陽4分00秒77

スポンサーサイト

テーマ:陸上 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/3093-d87b069b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック