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19南九州高校陸上最終日
バイレ(神村)が県高校国際新・女子三千
2年生・内村(加工)が男子百十Hを制す

190616-1女子3000

190616-2男子110H

190616-3男子マイル
 2019年度全九州高校総体陸上南九州地区予選大会最終日は6月16日、鹿児島市の白波スタジアムであった。
 鹿児島勢は女子三千でバイレ・シンシア(神村学園)=写真上=が8分49秒72で県高校国際記録、大会新記録を樹立した他、2位に小代崎陽向子(国分中央)、中須瑠菜(神村学園)、木之下沙椰(同)の4人がインターハイの切符をつかんだ。男子百十障害は2年生の内村慎(加治木工)=写真中=が14秒68で制した。男子千六百リレーは国分中央が2位=写真下=。女子走高跳の若吉千里(松陽)、女子七種の下田稚奈(鹿児島女)も2位だった。
 本大会の各種目上位6位(男女の混成は3位、男女競歩、女子棒高跳、ハンマー投、三段跳は4位)までが全国大会(8月4―8日・沖縄)に出場する。


※成績の詳細はこちら!



190616-3女子3000
190616-4女子3000
女子三千 ①バイレ・シンシア(神村学園)8分49秒72=県高校国際新、大会新 ②小代﨑陽向子(国分中央)9分29秒34 ④中須瑠菜(神村学園)9分31秒70 ⑤木之下沙椰(同)9分31秒97

「暑かったけど楽しかった」
バイレ

 大記録の樹立なるかという期待感で会場が興奮に包まれた。シンシアは自身が持つ8分50秒11の県高校国際記録を更に縮め、ワイディラ(仙台育英・宮城)の持つ8分48秒16の国内高校国際記録に迫るタイムを出した。それまで淡々とペースを刻み続けていたが、ゴールすると右手を高々と突き上げて全身で喜びを表現し、力を使い果たしてトラックに倒れ込んだ。「暑くてきつかったけど、とても楽しかった」と喜んだ。
 2日前の千五百は雨による寒さで身体が硬くなり、思うような記録は出せなかった。この日は快晴に恵まれ、正午の気温が28.6℃、湿度35.4%、風も前日ほどの強さはなく、ケニアを母国とするシンシアが記録を出すには絶好の条件が整っていた。入りの1000mは「3分で入る」予定だったが2分55秒のハイペース。1周70-73秒と高校生男子並のハイペースでトラックを駆け抜けた。右脚の痛みもあって国内記録の更新には届かなかったが、記録更新の日も近いことを印象付けるレースだった。
 「周りの人たちも優しくしてくれてとても楽しい」と日本での高校生活の充実ぶりがうかがえる。「日本人よりも日本人らしい」とチームメートの中須は語る。誰にでも気さくに話しかけるフレンドリーな性格で、マイルのアンカーを走ったように「400mから5000mまであらゆるレースが走れるトラック向き」(有川哲蔵監督)の万能選手だ。他校の選手にもライバルであると同時に良い刺激を与えている。2位に食い込んだ小代﨑は「国は違っても同じ人間。同い年の子があれぐらい走れるなら、自分にもできるはず。今ははるか遠くにいるけれども、来年はついていけるぐらいになりたい」と話していた。

190616-5男子110H
男子百十障害 ①内村慎(加治木工)14秒68 ⑤内野凛生(鹿児島商)15秒03

伸び盛りの2年生が制す
内村

 ベストタイム14秒台後半の選手がひしめく混戦の中、2年生の内村が自己ベスト記録を出して制した。「優勝すると思っていなかったので嬉しい」と喜んだ。
 決勝はスタートで出遅れたものの、中盤ではトップに立ち力強く勝ち切った。「今持っているものは出せた」と感じる一方で「まだまだ課題もある」と感じるところに成長過程を感じる。インターハイに向けてまず強化すべきは「走るスピード」。現在、100mのベストタイムが11秒4台と決して遅くはないが、上を狙うためには11秒前半から切るぐらいのレベルに上げたいところだ。
 今大会、目標に掲げていた「U18日本選手権の14秒9の標準記録を切る」はクリアできた。インターハイは「来年につなげる大会にする」ことを目指す。まだまだ自分の力が全国で通用する手応えはない。全国レベルの選手、レースを肌で感じ、自分に足りないところ、やるべきことを見つける大会にする。

190616-6女子200
女子二百 ③田畑帆乃香(松陽)25秒13 ④幾真希(鹿児島女)25秒34

ライバルに感謝!
幾(朝日中卒、奄美新聞掲載)

 幾真希は二百も4位入賞で百に続いて個人2種目で夢のインターハイの切符をつかんだ。
 百と同様、ライバルとの「勝負」よりも「6位以内に入る」ことだけを考えて自分の走りに集中した。スタートもいつも以上にスムーズに出られて、コーナーからの加速もうまくいき、残り50mぐらいまでは優勝争いに絡んでいた。最後は上位3人に叶わなかったが、25秒34は自己ベスト記録だった。
190616女子200
 レース後の表彰式では県予選から争った田畑(松陽)らと屈託ない笑顔で記念撮影=写真=。ひとしきり喜びに浸ると「嬉しいと同時に悔しさも感じます」と苦笑する。あと少し、あと一歩、どこかで粘っていたら、もっと良いタイムが出せて、田畑や南九州負けなしの女王・神田(宮崎商)にももしかしたら勝てたかもしれない。二百決勝はそんな手応えもあったレースだった。成長し夢を叶えたからこそ、「欲」が芽生えた裏返しだった。
 中学生の頃から田畑、山﨑(鹿児島)とは県で鎬を削った仲。中学時代から全国で実績を残した神田は遥か彼方の目標だった。比較され勝ったり負けたりの繰り返しは苦しい日々だったが、自分が成長できたのは「ライバルのおかげ」と胸を張って言い切れた。
 夢のインターハイは神田以上の猛者が集う想像を絶する世界。どんな走りができるか未知数だが「今まで支えてくれた人たちに感謝の気持ちを示すために、自分のベストを出して1本でも多く走りたい」と意気込みを語っていた。

190616-7女子100H
女子百障害 ⑤久徳遥(甲南)14秒58
190616-8女子100H
⑥満永朱音(鹿児島南)14秒64

190616-9男子円盤投
男子円盤投 ③能勢未夏海(鹿児島南)42m48 ⑤長嵜一帆(同)42m39

190616-10女子走高跳
女子走高跳 ②若吉千里(松陽)1m67 
190616-11女子走高跳
⑤大見謝那椿子(川内)1m58 
190616-12女子走高跳
⑥森山心雪(鹿児島女)1m58

190616-13男子3000SC
男子三千障害 ③田中泰世(出水中央)9分29秒01

190616-14女子七種
女子七種 ②下田稚奈(鹿児島女)4141点 ④林愛(松陽)4125点

190616-15男子三段跳
男子三段跳 ⑤中村滉希(鹿児島南)14m54 
190616-16男子三段跳
⑥新地晃宜(松陽)14m51

190616-17女子マイル
女子千六百リレー ③鹿児島(竹元、山﨑、上原、福田)3分54秒92 
190616-18女子マイル
⑥鹿児島女(中森、池田、横山、幾)3分57秒75

190616-19男子マイル
男子千六百リレー ②国分中央(川越、矢野、白木、佐藤)3分17秒01 ⑥鹿児島南(鮫島、髙松、淵田、田中)3分20秒61

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テーマ:陸上 - ジャンル:スポーツ

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