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球夏2019第3日
徳之島、「同郷対決」にコールド勝ち
190709-13
【2回戦・与論―明桜館】1回表明桜館一死二三塁、遊ゴロ本塁悪送球の間に二走・横武も生還、4-0とする=鴨池市民

 第101回全国高校野球選手権鹿児島大会第3日は7月9日、鹿児島市の平和リース、鴨池市民、両球場で2回戦6試合があった。
 徳之島は樟南二との同郷対決にコールド勝ち。鹿児島玉龍は出水工に競り勝ち、鹿屋は終盤畳みかけた。隼人工、川内、明桜館はコールド勝ちだった。
 第4日は10日、両球場で2回戦6試合がある。


◇9日の結果
・2回戦(平和リース)
隼人工 7-0 出水中央(8回コールド)
鹿屋 10-5 鹿児島中央
川内 10-3 錦江湾(8回コールド)
・2回戦(鴨池市民)
徳之島 9-0 樟南第二(7回コールド)
鹿児島玉龍 5-1 出水工
明桜館 17-3 与論(5回コールド)

◇10日の試合
・2回戦(平和リース)
9:30 大口・伊佐農林・霧島・串良商―志布志
11:50 大島―池田
14:10 奄美―鹿児島南
・2回戦(鴨池市民)
9:30 市来農芸―古仁屋
11:50 加治木―鹿児島
14:10 武岡台―曽於





全6試合の観戦レポートはこの文字をクリック!
樟南二―徳之島戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!
与論―明桜館戦の熱戦フォトグラフはこの文字をクリック!



リハビリ期間「無駄じゃなかった」
徳之島・永田光投手(熱球譜・奄美新聞掲載)

190709熱球譜・徳之島
 投げては散発2安打で二塁を踏ませず。打撃では2ランなど2安打4打点。その名の通り、投打に光り輝くプレーで復帰戦の勝利に貢献した。
 「初戦はどのチームも力が入る。守備のリズムを作って攻撃に流れを引き寄せる」投球を心掛けた。相手は同郷の樟南二。各打者の特徴はよく知っている。要注意打者には厳しいコースを突いてねじ伏せる。それ以外の打者は「野手と全員で打ち取る」気持ちで冷静な投球を心掛けた。
190709-10
 五回の第3打席、マウンドの中一翔は面縄中の後輩。スライダーが得意なのを知っていたので「張って思い切り振り抜いた」ら右翼席に飛び込む2ランになった=写真=。六回は勝負を決定づける走者一掃の中越え二塁打を放った。
 中学時代から注目の好投手として本土の強豪校からも多数誘いはあったが「島から甲子園を目指す」夢を選んだ。悪夢が襲ったのは昨年4月。紅白戦の最中に挟殺プレーの走塁でバランスを崩し転倒。右膝の前十字靭帯断裂の大ケガを負った。
昨年の6月末、右膝にメスを入れると決めてから、今年の夏を「復帰戦」と決めていた。負傷から1年以上に及ぶ長期のリハビリ期間。何より「野球ができない」苦しさを味わい続けたが「リハビリ期間は無駄じゃなかった」と胸を張って言える。
 ケガ前と今では「気持ち負けしなくなった」と感じる。苦しい場面で逃げ出したくなったり、逆に抑えようと力むことがなくなった。周りを見て守備を信じて、淡々とチームにリズムと流れを呼び込む投球ができるようになった。次の相手は鹿児島城西。夢の実現のためには避けて通れない相手。いつも通り「テンポ良く、攻撃に流れを作る投球をする」と燃えていた。

強打を生かせず
樟南二(奄美新聞掲載)

190709樟南二円陣
 樟南二は、持ち味の強力打線が徳之島のエース永田の前に散発2安打に封じられ、無念の完封コールド負け。「ケガに打ち克ってきた永田君にどう打ち勝つか」(泊和馬監督)がテーマだったが「打てなかったのが全て」と米斗師之主将は悔しがった。
 序盤三回までは左腕エース中弘樹を中心に、ピンチの場面も集中して粘り強く1失点でしのいだ。四回以降はバントや盗塁などを多用し揺さぶってくる徳之島の攻撃に浮足立ち、失点が続いた。
 「投手は3人の継投。1人3点ずつ取られても、打線全員で10点返す」(米主将)を身上にしていた打線も、投打に活躍し、尻上がりに調子を上げた永田を打ち崩せなかった。
 試合が終われば、同じ島で長年切磋琢磨し合ってきた仲間同士。両チーム入り混じり、呉越同舟で互いの健闘をたたえ合い、記念撮影に興じた。「自分たちの分まで徳高には頑張ってもらって、鹿児島城西を倒して欲しい」と米主将は自分たちの果たせなかった夢を託していた。

意地の適時打
与論(奄美新聞掲載)

190709与論3点目
 「投手に対する考えが甘かった」
 エース長島卓広主将は開口一番で悔しがった。「制球の良さ」(安井渉監督)が持ち味だったがはずが、初回に3四球、捕逸、暴投にエラーが絡み、わずか1安打で4失点。3年生最後の夏に勝ちたい気持ちが完全に空回りして、持ち味を発揮できなかった。
 二回は無失点で切り抜けたが、三回以降も一度狂った歯車を元に戻せなかった。大黒柱の不調はチームにも伝染し、気がつけば五回表で点差は15になっていた。
 五回裏、二死二塁。打席は3番・長島主将。アウトになれば試合終了だが「長島で終わるとは全く考えなかった」と安井監督。この3年間、毎年のように9人ギリギリで試合に出るのがやっとのチームだが、日々の練習を真面目に一生懸命取り組むその中心にいた長島なら何かやってくれる信頼は揺るがなかった。
 「こういう場面で打つために打撃練習をやってきた。一発ホームランを狙うつもりでフルスイング」した打球は左前に抜ける意地の適時打になった=写真=。4番・里見も初球を迷わず振り抜き連打。追加点は奪えず、コールド負けだったが、攻守全てがうまくいかなかった中で、9人チーム与論が最後にみせた盛り上がりの場面だった。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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