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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 この夏の高校野球岩手大会決勝で、大船渡・佐々木投手が登板を回避した件がクローズアップされた。高校生にして163キロの直球を投げる逸材だが、國保監督は故障のリスクを考え、決勝戦で投げさせずチームは敗退。この采配を巡って賛否両論様々な議論が起こった。



 問題の根底には、夏の大会の過酷な環境下で投手の連投による投球過多が肩肘などの故障につながり、将来を所望された逸材をつぶしてきた悲劇の歴史がある。悲劇を繰り返さないために、高野連も準々決勝と準決勝、準決勝と決勝の間に休養日を設けて連投を避ける日程を組んだり、延長十三回以降のタイブレーク制を導入するなど対策をとっている。
 「球数制限」もそう遠くない将来導入されるかもしれない。新潟では今年春の県大会で導入を決めたが、日本高野連から待ったがかかった。負担軽減を考えるなら有効な手段ではある。
 ただ導入されればチーム作りのやり方、野球を見る感覚が根底から覆る。1人の投手の先発完投はルール上厳しく、常に継投を頭に入れて最低でも2、3人は投げられる投手を育てなければならない。部員が少なく9人ギリギリで出場しているチームなどには酷な話である。優秀な投手が複数いるチームでも、投手交代は試合の流れを大きく左右する難しい決断である。日本の高校野球が大きな転換期を迎えていることは覚悟しておいた方がいいかもしれない。
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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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