「もがく走り」を!
大島
第33回鹿児島県地区対抗女子駅伝大会は1月26日、霧島市の隼人運動場を発着点に、国分下井を折り返す6区間21・0975キロで健脚が競われる。県下12地区の女子ランナーが早春の隼人・国分路で熱戦を繰り広げる。開会式のあった25日は、大島チームの選手、スタッフも参加し、大会への決意を新たにした。
主力選手の故障などで戦力ダウンは否めないが、好調な社会人選手を中心に「先攻逃げ切り」(備監督)で目標達成を目指す。1区には2年ぶりにメンバーに復帰した久保(鹿児島銀行)が走る。2区の泉(タラソおきのえらぶ)が昨年に続いて2度目の出走。昨年よりも調子を上げており、序盤の社会人2人で流れを作りたい。
3区・永田(笠利中)と4区・豊(奄美高)は笠利中の先輩・後輩。ここで粘ってタスキをつなぎ、5区・加藤主将(瀬戸内徳洲会)、6区・栄(鹿児島高)が最後まで食らいつくレースを青写真で描く。
核になるエースはいないが、雰囲気も盛り上がっており「目標達成のために全員がもがいて走ること」を加藤美友主将はカギに挙げた。13年連続のBクラス死守は重圧だが、備監督は「重荷に感じることなく、それぞれの力を出し切って欲しい」と期待した。
スタートは午前10時。なお大会の模様はMBC南日本放送のテレビ、ラジオおよびインターネットで実況生中継される。
出走予定選手ひとこと
1区(4キロ) 久保愛結美(鹿児島銀行・金久中卒) 不安しかないが最悪でない順位で渡したい。2区の人が前を追える位置でタスキをつなぐ。
2区(3キロ) 泉賀奈子(タラソおきのえらぶ) 選考会のタイムが悪かった分、追い込んだ練習ができた。自信を持って本番に臨みたい。
3区(3キロ) 永田侑希(笠利中) 指導してくれた方、応援してくれた方のために、自分の走りで精一杯頑張る!
4区(4・0730キロ) 豊紅茉(奄美高) 昨年走れなかった悔しさをバネに練習してきた。持てる力を100%出し切って、チームに貢献する!
5区(3キロ) 加藤美友(瀬戸内徳洲会) 今年が最後の走りになるので、最後まで必死にもがいて目標を達成したい。
6区(4・0245キロ) 栄まひる・(鹿児島高・古仁屋中卒) 本調子ではないが、みんなの想いが詰まったタスキを最後まで全力でゴールに持っていく!
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