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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 ラジオで歴史家の加来耕三さんが「大河ドラマの間違い」について語っていた。



 合戦シーンでは素顔を晒しているが、当時の侍は顔面をガードするために鼻と口の部分だけが開いた仮面をしていた。剣術の妙技は、このわずかな目、鼻、口の隙間を狙うことだという。テレビドラマは仮面をしていれば誰が誰だか分からなくなるので、外すのは当然の演出だが、言われてみるまで気づかなかった。
 侍が馬上で槍を突いたり、刀で切り合うシーンもよく見かけるが、これも「あり得なかった」とか。馬は目的地までいかに早く到着できるかの道具であり、実際の合戦は馬から降りて戦った。昔夢中で見ていた「真田太平記」「武蔵坊弁慶」「独眼竜政宗」「武田信玄」…では馬上の侍が威勢よく刀や槍を振るい戦うシーンに興奮しながらも、「馬に乗りながら、戦うのは意外に難しいのでは?」と漠然と感じていたが、氷解した。
 大河ドラマはあくまで史実をベースにした作家や番組制作者のフィクションであり、史実そのものではないことはまずおさえておかないといけない。とはいえ「史実」とは何であるか。これも人によって解釈は千差万別であり、だからこそそこに想像を働かせ、今を生きる人たちの糧にすることに意味がある。今年の「麒麟が来る」は明智光秀が主人公。本能寺で織田信長を討った光秀は日本史上最高の「敵役」だが、これをどう描くか、とても興味深い。
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テーマ:大河ドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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