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夢念夢想第12回・中園信吾さん
「発信力」を生かす!
鹿児島を「熱く」「ゆるく」伝える
中園信吾さん(Webメディア・カゴシマニアックス管理人)

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 「鹿児島をアツくユルく紹介するWebメディア」

 運営するWebサイト
「カゴシマニアックス」
 のページ左上に銘打ってある。6年前、グルメ情報を中心に「観光」「遊ぶ」「スポーツ」など独自の視点で発信するサイトを立ち上げ、現在1カ月約20万ページビュー、人数にして約10万人が見ているという。
故郷・鹿児島への「熱さ」を持ちつつも「ゆるさがないと続かないです」と笑う。インターネットの持つ無限の「発信力」を生かし、鹿児島を熱く、ゆるく盛り上げていく活動に日々取り組んでいる。




 インターネットに出会ったのは中学生の頃。好きなアーティストやミニ四駆などの情報に飢えていたが、当時住んでいた旧姶良郡牧園町、現在の霧島市牧園町ではテレビや雑誌以外でそれらを知る手段がなかった。雑誌などの「モノ」を手に入れる労力が都会よりも余計にかかる。欲しい情報がネットを通じてなら牧園でも「オンタイムで手に入る」ことに魅せられた。
 情報を「得る」だけでなく、「発信」することにも興味を持ったのは中3だった。まだブログなど個人が簡単にネット上にページを立ち上げられなかった時代に、雑誌の付録についていたページ作成ソフトを使って好きだったGLAYのファンサイトを立ち上げた。ネットを通じて全国の見知らぬファンと交流できたのが何より楽しかった。「昼間は学校で友達と遊び、夜はネット空間で遊んでいました」(笑)。現実空間と仮想空間、両方の面白さを体験した原点が中学時代にあった。

 中、高、大学を通してネットはあくまで趣味の世界であり、それで生計を立てていくという発想はなかった。ただ自身の将来の目標もこれっといった明確なものはなく、大学卒業後は塾講師、公務員試験、司法書士補助者、新聞記者など職を転々とした。将来を真剣に考えたのは27歳の時だった。好きなネットの世界の発信力を生かし「地域情報を発信する」ことを生業にできないかと思った。
 ネットはあくまで好きな趣味の世界にとどめておきたかったが、ブログやFacebook、TwitterなどSNSが発達し、世の中でも「地域情報を発信する」ことがビジネスとして成り立つ時代になってきた。まだ鹿児島でそれに取り組んで成功させている人がいなかった。好きなことを仕事にして、うまくいかなくなって嫌いになりたくなかったので二の足を踏んでいたが、今は「好きなことでないと続かない」時代の空気を感じて踏み出す決意ができた。
 「マニアックス」のサイトを立ち上げたのは6年前。当初は別会社で働きながらの発信だったが、19年1月に独立。サイトの広告収入をはじめ、地元ラジオなどのメディア出演、YouTube動画制作の手伝い、ネット通販サイトの立ち上げ、イベントの企画立案、商品開発など、自身の培った「発信力」を生かして新しい仕事を日々開拓し続ける。

 学生時代、広島にいてカープやサンフレッチェを応援する楽しみを経験した。鹿児島ユナイテッドFCやレブナイズ、近年ようやく鹿児島にも芽生えたプロスポーツ情報もコンテンツにある。
 だが観戦レポートなどの一般的なスポーツ記事では監督、選手に直接インタビューができる競合他者に適わない。ならば得意分野のグルメを生かし、会場で屋台を出しているスタジアムグルメに特化した発信に取り組んだ。「会場でタバコを吸っていたら『マニアックスを見て食べたら美味しかったよ』と声を掛けてくれた人がいました」。

 発信する情報に責任を持つのは当たり前。だからグルメ情報も自分で実際に食べて、本当に美味しいと思ったことしか発信しない。発信力をつけていくために、サイトのアクセス数を増やすためにはどうすればいいかなどは徹底して研究した。アクセス数をカウントするのはもちろん、その人がどういった経緯でマニアックスにたどり着いたか、どの地域に住んでいる人で、どのぐらいの時間帯に見ているかなども分析する。広告主に対しても「こういった人たちが一日これぐらい見ているので、広告を出しませんか?」とより的確に費用対効果のある営業を心掛けている。

 「目標、目的に対して正しい方法論を積み上げる」発想は大学受験で学んだものだ。高校時代、ほとんど勉強をしなくて一浪したが、精神科医・和田秀樹氏の本を読み「受験はゲームである」という発想が目から鱗だった。目指す大学に合格するためにはセンター試験で〇点が必要で、そのためにはこんな勉強が必要というゲーム感覚の発想で受験勉強したら、実際に合格できた成功体験が原点にある。しなければいけない勉強は苦痛だが「正しい努力を積み上げる」のは楽しかった。

 現在、協力してくれるライターは増えてきたが、営業やサイト内部の運営などを任せきれないのが自分自身の弱点であることも自覚している。その発信力で、本当に鹿児島を盛り上げていくためには、多くの人が関わってくることが今後のカギになる。ただ今掲げる目標は月間100万ページビュー。「『スポかごNEWS』とも面白いコラボができると思いますよ」と笑っていた。

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 【メモ】なかぞの・しんご。1984年5月19日生まれ。指宿生まれ、霧島育ち。広島大経済学部卒。Webメディア・カゴシマニアックス管理人。

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テーマ:就職・転職・起業 - ジャンル:就職・お仕事

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