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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 今年の夏の甲子園が中止という報道が出ている。正式な日本高野連の発表は20日の予定。情報源は「取材で分かった」とだけしか伝えていない。察するに、高野連のしかるべき立場の人が特定のメディアにリークしたということか。



 多くの人々が興味関心のある情報を、他社に先駆けて報じる(業界用語では「抜く」という)のは確かに気持ちの良いものだ。それを他社が後追いするのを見ていれば優越感に浸れる。「抜いた」「抜かれた」同業者同士の緊張感のある競争が報道の質を高める部分はあるだろう。しかし、詰まるところは「伝える側」の自己満足に過ぎず、読者、視聴者にとっては「どうでもいい」ことが大半である。
 ましてや今回の甲子園開催可否のような情報は、その決定がもたらす影響の大きさを考えると、慎重な上にも慎重を期す必要があるのではないか。高野連の正式発表を待たずして可否を断定する報道にどんな意味があるのだろうか。よっぽどコロナでスポーツイベントがほぼなくて、伝える情報がないので功を焦る気持ちでもあったのではないかと邪推したくなる。
 こんなことをしていると既存の新聞、放送などのメディアがいずれ読者、視聴者から見放されるのではないかと危惧する。「報道」は「道」に「報」いると書く。何の道かといえば「人の道」だろう。同業者として人の道に報いる仕事を心掛けたいと「他山の石」になった。
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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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