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奄美春秋



※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 80年代後半から90年代前半にかけて、「年末時代劇スペシャル」が日本テレビ系で放送された。「白虎隊」「田原坂」「五稜郭」、小6から中2にかけて観た幕末の3作品は個人的に思い入れが深い。



 「白虎隊」は幕府に殉じた会津藩の悲劇を描く。誰よりも勤王の志が厚かった会津藩が賊軍の汚名を着せられ滅ぼされた。今でも会津の人たちが薩長の人間に良い感情を抱いていない理由が分かる。西郷隆盛の半生を描いた「田原坂」は、維新の大業を成し遂げ、維新の抱えた矛盾の全てを引き受けて散っていった悲壮な覚悟が胸を打つ。「五稜郭」は榎本武揚が軍艦・開陽丸を駆って、幕臣の意地と日本の近代化に夢を託しながら蝦夷の地で壮烈な戦いを新政府に挑んだ物語だ。
 敗れた幕府側、勝った新政府側、双方の視点に感情移入できたことで、幕末の激動がより深く理解できた気がする。国の将来を憂い、未来に夢を抱き、愛する人を守りたい気持ちはどちらも同じだったはずなのに戦争をすることでしか未来を拓けなかった時代の悲劇に涙する。
 その教訓から民主主義が生まれた。争いは武器ではなく言論で、権力は為政者でなく人民にあり、その負託を受けた代表者が執行する。選挙は勝たなきゃ意味がない? そもそも選挙は勝ち負けを争うものではない。7人が立候補した県知事選。選ばれるために何を訴えているか、主権者・県民が冷静に見極めたい。
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テーマ:政治・地方自治・選挙 - ジャンル:政治・経済

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