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NHK旗県選抜高校野球大会最終日
鹿商、3年ぶり11回目の栄冠
岩川、善戦及ばず

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 第49回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会最終日は5月27日、鹿児島市の県立鴨池球場で鹿児島商―岩川の決勝戦があり、鹿商が2−1で岩川に競り勝ち、3年ぶり11回目の栄冠に輝いた。初回に先制点を許した鹿商だったが、三回に有田の犠飛で同点。その後は中盤以降両者点の取れない緊迫した展開が続いたが、鹿商は先発の二年生・白井が追加点を許さず、九回裏、代打・野方の中前適時打でサヨナラ勝ち=写真=した。岩川はしぶとい打撃と粘りのエース新原を中心に守りで最後まで守り抜いたが、あと一歩及ばなかった。

◇決勝(県立鴨池)
岩  川 100 000 000=1
鹿児島商 001 000 001=2
「夏」への底上げ
鹿商

 シード鹿児島商は、岩川との接戦をサヨナラ勝ちし、来るべき夏の大会に向けてまたひとつ大きな実績を手にした。
 スタメン9人のうち7人が2桁背番号の控え選手。この大胆な選手起用を、床次隆志監督は「控えの選手たちも練習で力をつけているがなかなか公式戦を経験する機会がなかった。夏には絶対にこの子たちの力を必要する場面がやってくるから、夏前にこういう雰囲気の中での経験を積ませたかった」と説明する。準決勝勝った時点から決めていた起用で「勇気はいったが、迷いはなかった」。エース福岡、主砲・後藤、宮内ら、いわば「飛車角」抜きでの戦いだったが、起用された選手たちは信頼に応えた。
 決勝戦は先発した二年生・白井博人の好投が光った。「変化球のキレが今ひとつ」(白井)で、先制点を許し、再三得点圏に走者を背負う苦しいマウンドだったが、要所ではキレのある直球が厳しいコースに決まり、追加点を許さなかった。福岡のバックアップ投手になる白井が今大会で使えるめどがついた。「直球でも内角、外角、ちょっとしたコントロールに気をつけるだけで抑えられる自信になりました」と白井は言う。何より控えの選手たちも実戦を経験したことで、夏に向けてチームの底上げができたことが大きな収穫だ。「夏は力をつけたチームがたくさん出てきて、気の抜けない大会になると思う。今大会の課題を反省し、守り勝つうちの野球をしっかりやり抜きたい」と床次監督は気持ちを引き締めていた。

【決勝・鹿児島商―岩川】9回裏鹿商一死一二塁、代打・野方が中前適時打を放ち、サヨナラ勝ちを決める。
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【決勝・鹿児島商―岩川】鹿商打線を相手に好投した岩川のエース新原。
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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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