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2011年鹿児島県高校総体相撲
鹿商が団体2連覇
個人無差別級は中島(鹿商)制す
相撲鹿商_050

 第64回鹿児島県高校相撲大会は6月4日、日置市の吹上公園相撲場であった。鹿児島商、樟南、鹿児島実の3チームで争われた団体戦は鹿商が2戦全勝で2連覇達成。個人無差別級は中島勇樹(鹿商)が制した。団体1位と個人無差別級3位までが全国大会(7月29―31日・青森)、団体2位までと個人戦各階級4位までが九州大会(7月10日・熊本)に出場する。
※奄美新聞6月5日掲載記事

6人力を合わせて
鹿商

相撲中堅朝山_050

 混戦が予想された団体戦だったが前回覇者の鹿児島商が連覇を達成。和田信広監督は「部員6人みんなの力を合わせて勝つことができた」と選手たちの健闘をたたえた。
 リーグ戦は鹿商、樟南が1勝ずつ挙げて、雌雄を決することになった。先鋒の小元は吉に頭をつけられて自分の形にもっていけなかったが、すくいなげで先勝。二陣の榮は激しい突き合いを制して寄り倒し、王手をかけた。
 中堅の朝山慎之介はチーム唯一の3年生だが、1年の5月ごろ脳梗塞を患い、今でも頭から激しく当たることができない。マネジャーへの転向を勧められたこともあったが、選手で続けることにこだわった。「自分が負けてもあとの2人が絶対勝ってくれるから、落ち着いた気持ちで取れた」中堅戦をよりきりで勝ち=写真=、早々と優勝を決めた。「朝山で優勝を決めたのが何よりうれしい」と和田監督も感無量の様子だ。
 鹿商の勝利への執念は止まらない。大将・福山聖和は右腕をきめられまわしを取れない苦しい体勢で何度も倒されそうになるのをこらえる。「前の4人が勝っているのを自分が止めたくなかった」執念で最後は起死回生のいぞりで最終戦5戦全勝で連覇に華を添えた。
 2年生4人が主体で6人と小規模チームだが「上下関係もなくみんながひとつになって勝利を目指す」(朝山主将)チームワークの良さが持ち味だ。昨年はインターハイ3位。今年のチームも狙うは頂点ただひとつだ。「昨年3位だったけど、優勝したチームとも差はほんのわずか。みんなで一番一番大切に戦って優勝目指したい」と主将は燃えていた。


仲間の分まで
鹿商・中島

相撲無差別中島_050

 個人戦の全国大会がかかる無差別級は中島勇樹(鹿商)が制した。「うれしいとしか言いようがない。みんなの分まで相撲が取れて良かった」と力強く振り返った。
 団体戦は圧倒的な強さで制した鹿児島商勢だったが無差別級は苦戦を強いられた。中島ら4人が決勝トーナメントに勝ち上がるも、ベスト4には中島しか残れなかった。
敗れたチームメートの思いも背負って決勝に勝ち進む。決勝の相手は同じ徳之島出身の牧園(樟南)。「中学の頃は一度も勝てなかった」(中島)相手だった。立ち合いが最初合わなくて取り直しになったが、2度目は相手がさされないようにより低く当たろうとしているのを見切って「とっさにひらめいた」つきおとしで強敵を倒した。
 相撲は小学1年から始めて「みんなで力を合わせて熱くなれるのがいい」と魅力を語る。鹿商からは個人戦ただ1人の全国出場だが「ベスト4に残れなかったメンバーの分まで全国優勝を目指したい」と大きな夢を描いていた。
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

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