
試食した塩田知事は「甘いですね」と糖度の高さに関心を持った。「今年は特に糖度が高くて18度ありました」と鎌田町長。冬場の日照不足の影響などで、例年6月中旬ごろから出荷が始まるが、2週間程度遅れた。その分、品質はより高まり、例年の17・5度より糖度が上がった。ハウスが約40㌧、露地が7㌧ほど、例年並みの生産量が今年は見込まれているという。
パッションフルーツは群島内の果樹で唯一「かごしまブランド」に指定されている。後継者、営農者不足は農業全体の課題だが、瀬戸内町では営農支援センターを設立し、国の補助を受けながら、営農者の育成などにも取り組んでいる。鎌田町長は「かごしまブランドにも指定されたパッションフルーツ。引き続き農業振興にご協力いただきたい」と塩田知事に要望していた。
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