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第65回県民体育大会(奄美新聞掲載)
※9月17、18日の両日、鹿児島市内を中心に開催された第65回県民体育大会。管理人が奄美新聞に掲載した記事です。

逆転勝利で決勝Tへ
サッカー

県体サッカー1点目_035

県体サッカー3点目_035

 サッカーの大島は川辺戦2―1、出水戦3―2と、いずれも1点差ゲームをものにして決勝トーナメントに勝ち上がった。中でも出水戦は2点のビハインドをひっくり返しての劇的な逆転勝利だった。
 攻撃サッカーが持ち味の大島だが出水戦は、立ち上がり8分で2失点を喫し、苦境に立たされた。
 流れを変えたのはチームリーダー岩崎祐太の頭=写真上=だった。前半終了間際、右サイドを突破した牧畑のクロスを頭で合わせて叩き込む。「後ろから走れ、走れと言われていたので、思い切り走って飛び込んだら入ったのでびっくりしました」と岩崎。本来はDFやボランチが専門だが、「前へ出る気持ちの強さ」を買った碇山伸一監督の起用に応えた。リズムをつかんだ後半は、9分に牧が同点ゴールを決め、その3分後にエースストライカー里が勝ち越しゴールを奪い=写真下=、終始攻勢で試合を進められた。
 チームは郡体優勝の龍郷クラブを主体に与論、奄美などからの選抜チームを組んだ。なかなか練習の機会もないが「1回飲めばお互いのことはよく分かる」(碇山監督)とチームワークに不安はない。「きょうは決めるべきシュートを外すシーンが何回かあって、自分たちで苦しくしていた。あれを決められればもっと楽に勝てるはず」と碇山監督はまだまだチームの潜在力に期待する。決勝トーナメント初戦の相手は大会2連覇中の熊毛。「思い切りぶつかるだけです」と指揮官は淡々と意気込みを語っていた。

3姉妹そろって県体初出場
勵姉妹

県体バレー3姉妹_035
 バレーボール女子では勵(はげみ)英恵、由実、佐和子=写真=の3姉妹がそろって県体出場を果たした。
 今大会の大島は、9年ぶりに群体を制した龍郷チームを中心に構成されている。長女の英恵はこれまでも選抜チームのメンバーで県体に出ているが、3姉妹そろって県体に出るのは初めて。「恥ずかしいけど心強い」と英恵。初戦は姶良を相手に0―2でストレート負けだった。エースアタッカーの英恵は「オープン攻撃主体の島のバレーと違って、速攻を多用してくるのでブロックが対応できず、レシーブもうまくいかなかった」と悔しがった。右アタッカーの次女・由実も「レベルが違って自分のバレーができなかった」と反省する。三女・佐和子はゲームに出られなかったが「思い通りにプレーできないと声が止まって、元気がなくなってしまう」と冷静に分析し、試合に出たい思いを募らせた。
 「台風の中を出てきたからには、思う存分自分たちのプレーをして、悔いのない試合にしたい」と由実。2戦目の出水戦は、見事2―0のストレート勝ちで意地をみせることができた。

見せた「お家芸」の底力
相撲

県体相撲_035
 相撲の団体戦、大島は苦しみながらも少年、青年、成年の3部門を制し、総合14連覇を成し遂げた。
 「お家芸」の底力を見た。大きな山場だったのは、青年の決勝トーナメント準決勝・熊毛戦。先鋒を落とし、中堅で取り返して、勝負の行方は大将・井川博史にかかった。土俵際、激しいせめぎ合いの末に寄り倒す=写真=も、相手のひじがみぞおちに入って、呼吸困難に。井川がしばらく動けなくなって動揺が広がり、内堀亮太監督も「選手交代しようか」迷った。だが、気丈に立ち上がった井川は「(決勝の相手には)予選で勝っているし、流れを途切れさせたくなかった」。
 大将の男気にチームは奮起する。準決勝で星を落とした先鋒・緒方貴治は「緊張したけどしっかりとろう」と立ち合いから突き押しで押し出し、副将・茂岡もあっさり寄り切って井川を待たずして優勝を決めた。体調が回復していない井川も、突き押しの速攻相撲で期待に応えた。内堀監督は「年々、連覇のプレッシャーが重くなる中で、選手が本当に良くやってくれた」と感無量の様子だ。
 成年も予選リーグで1試合落とし、2位で上がるなど苦しんだが、青年の頑張りに触発されたように優勝を勝ち取った。東伸哉総監督は「支えてくれた地元の応援に応えたい気持ち」を最大の勝因に挙げる。今大会は台風で出発が危ぶまれた中で万全を期して4日前の14日に鹿児島入りした。職場の理解、寄付金など、物心両面で支えてくれた地元のためにも、結果で恩返ししたい気持ちがV14の何よりの原動力になった。

「絆」の力、雪辱晴らす
ソフトボール女子

県体ソフト2_035

県体ソフト1_035
 昨年、まさかの予選リーグ敗退で連覇の途切れた大島が見事に雪辱を果たした。
 選手16人の絆、チームワークが勝利へ導いた。今大会は「16人全員を試合に出して全員の力で勝つ」(湊亜紀子主将)がモットー。決勝の熊毛戦は初回に先制するも二回に2点を失い、1点差のまま終盤六回を迎えた。實の犠飛で同点に追いつき、「左打者で引っ張る力がある」(一野佐津紀監督)ことを買われた代打・白井が期待通りの右越え三塁打で勝ち越し、期待に応えた。緊迫した展開だった準決勝、決勝は全員を出せなかったが、16人がそれぞれに与えられた役割を果たして勝ち取った優勝だった。
 前回の雪辱を晴らすべく、ユニホームを新調して今大会に臨んだ。この1年間は「週3回の練習は絶対欠かさないようにした」(湊主将)。学校や公園など練習場を確保することに奔走し、雨の日でもバッティングセンターで練習するなど工夫を凝らした。「練習不足」を負けた言い訳にしたくなかった。「厳しい試合だったけど練習してきたことが自信につながった」と湊主将は胸を張って言い切った。
 昨年の豪雨災害で被災した選手もいる。また、今大会は台風のため参加を断念した競技もある。自分たちが勝ちたい気持ちと同時に「みんなのために頑張ろう」(一野監督)という気持ちも心の支えになった。
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