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球秋2011第12日
松陽、初の4強へ!
神村、鹿城西、川内はコールド勝ち

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【準々決勝・大口―松陽】7回裏松陽一死二三塁、永野の中前適時打で7-1とリードを広げる=県立鴨池
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【準々決勝・鹿児島城西―鹿児島】鹿児島打線を2安打完封した鹿城西のエース中村=県立鴨池


 第129回九州地区高校野球鹿児島県予選第12日は7日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民、の両球場で準々決勝4試合があった。
 松陽は大口に競り勝ち、春夏秋の県大会を通じて初の4強進出を果たした。シード神村学園は序盤から打線がつながり志布志を圧倒した。鹿児島城西は中盤以降効果的に得点を重ねて鹿児島にコールド勝ち。川内も終盤に鹿児島工を突き放し、コールド勝ちした。
 8日は休養日。第13日は9日、県立球場で準決勝2試合がある。


◇7日の結果
・準々決勝(県立鴨池)
松   陽 7―4 大   口
鹿児島城西 7―0 鹿 児 島(8回コールド)

・準々決勝(鴨池市民)
神村学園  14―0 志 布 志(5回コールド)
川   内 9―2 鹿児島工 (8回コールド)

◇9日の試合
・準決勝(県立鴨池)
10:00 松   陽―神村学園
12:00 川   内―鹿児島城西

◇準々決勝①(県立鴨池)
大 口 100 000 030=4
松 陽 041 000 20×=7
(大)蓑茂、赤木―川村
(松)森岡―畠中
・三塁打 鮫島(松) ・二塁打 大塚、川村(大)末吉(松) ・暴投 松1 ・捕逸 松1 ・試合時間 1時間56分

「勝ちたい気持ち」前面に
松陽

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 松陽は苦しみながらも創部初の県大会4強入りを果たした。塩塚隆夫監督は「過去に誰もやっていなかったことをやってくれた意味は大きい」と選手たちの健闘をたたえていた。
 立ち上がり先制点を許して先手を取られたが、2回戦のれいめい戦は6点、3回戦の喜界戦は5点のビハインドをひっくり返した松陽打線に焦りはない。二回に栫の中前適時打で同点に追いつき、なお満塁で「甘い球が来たら本気のフルスイングをしようと思っていた」鮫島雄志の走者一掃の三塁打=写真=で逆転し大きな流れを引き寄せた。終盤、3点差まで追い上げられるもエース森岡を中心に粘り強く守り抜き、過去の先輩たちが果たせなかった九州大会への挑戦権をつかみ取った。
 「試合前から、みんなの勝ちたい気持ちが見えたことが早い回の逆転につながった」と蒲地和希主将。だが「達成感とかは全然ない」と言い切る。チームで目指しているのは鹿児島を制して九州大会に行き、そこでも優勝して「神宮大会に行くこと」。新チーム結成当初から2年生17人の夢が「神宮出場」で一致した。そのために日頃の練習から意識を高く持ち、短い練習時間の中で「やれることをやりきってきた」(塩塚監督)。
 その成果で4強入りは果たせたが、走塁ミスやエラーなど、相手が強豪私学だったら見逃してくれないようなミスも多かった。「明日1日空くのでミーティングで確認して修正していきたい」と塩塚監督。蒲地主将は「れいめいや喜界に逆転勝ちできたのは勝ちたい気持ちが相手より上回っていたから、神村にも絶対負けたくない」と不退転の決意を固めていた。

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1回表大口二死一三塁、大塚が左前二塁打を放ち、先制する

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2回裏松陽一死一三塁、栫が中前適時打を放ち、1-1の同点に追いつく

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3回表大口一死一二塁、黒木が三盗を試みるもタッチアウト。三塁手・馬場

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7回裏松陽一死一塁、一走・永野が二盗を試みるもタッチアウト。遊撃手・中村

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8回表大口二死三塁、川村の左前適時打で4―7と追い上げる


◇準々決勝②(県立鴨池)
鹿児島城西 000 213 01=7
鹿 児 島 000 000 00=0
(城)中村―恵
(鹿)松元、森口、米満―枇榔
・三塁打 本村、新屋(城) ・二塁打 元吉(城) ・暴投 鹿1 ・試合時間 2時間2分

投打に大車輪の活躍
鹿城西・中村


 鹿児島城西のエース中村正利が投打に大車輪の活躍で4強入りの原動力となった。
 右足に勢いつけて振り上げるダイナミックなフォームから繰り出すボールは、圧巻だった。「右打者の内角をえぐる」気持ちで投げている直球は最速140㌔、常速130㌔台後半をマーク。三振は5個と少なかったが、相手打者が球威に押され、ジャストミートしたはずの打球が失速して、平凡な外野フライになるシーンが何度かあった。散発2安打、三塁を踏ませない好投に加え、打撃でも先制の2点適時打などで3打点を挙げ、「でき過ぎでこわいぐらい」と井上隆三監督も目を見張る活躍だった。
 大会前に寮で風邪が流行り、初戦の出水中央戦は完封するも、風邪をこじらせて軽度の肺炎になった。3日間入院し、体重も2㌔落ちた。幸い2日間の順延のおかげで体調も回復し、初戦以来となる先発を任されたが「不安だった」という。その分「バックを信じて打たせて取る」ことと「制球」に気をつけた。速球投手にありがちな制球難は課題の一つだが、無四球で乗り切れた。
 完璧な投球だったが「三振が2桁いかなかったこと」が不満だという。強気なエースは、まだまだ自分の投球に納得していない様子だった。

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4回表鹿城西一死満塁、中村の左前適時打で三走に続き、二走・中島も生還、2-0とする

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6回表鹿城西無死一三塁、中村が左前適時打を放ち、4-0とする

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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