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奄美春秋(10月27日付け)
奄美新聞
※筆者が奄美新聞に書いたコラムです。

 秋の九州高校野球の取材で大分に来ている。県大会優勝の神村学園がベスト4入りし、来春のセンバツ甲子園へ大きく前進した。8月の南薩地区大会で見たときからこのチームは強いと思っていたがその直感は間違っていなかった。
 神村の持ち味は攻撃でも守備でも、積極的に「攻める」野球をすること。攻撃なら常に先の塁を狙ってくるし、盗塁やエンドランなど成功率は低いけど、決まれば一気に流れに乗るような攻めをする。守備でも、無死で走者が出て送りバントなら、必ずといっていいほど先の塁で刺そうとする。
 県予選では、この野球を防ぐ力のあったチームはなかったが、九州では勝手が違う。盗塁を仕掛けて失敗したり、先の塁を狙って中継プレーでアウトになったり、先の塁でアウトを狙ったのが野選になったり…もし負けていたら「あそこを確実にいっておけば…」と言いたくなるようなシーンが結構あった。
 それでも勝ってしまうから、このチームは本当にすごい。「それが自分たちの持ち味ですから」と言ってのける主将の言葉が印象的だ。博打的な要素を含んでいる野球だから失敗するのも計算済み。次に切り替えていく意識が全員に浸透しているから、九州大会でも自分たちの野球が貫ける。「堅実さ」が第一とされる高校野球界では異色の存在かもしれないが、そんなチームもあっていい。
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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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