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JBL2・2011―12第5週初日
レノヴァ、2勝目!
全勝・黒田に土つける

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 男子プロバスケットボールの日本リーグ2部機構(JBL2)2011―12シーズン第5週初日は5日、全国各地であり、レノヴァ鹿児島は日置市の吹上浜公園体育館で黒田電気と対戦。68―61で黒田を破り、開幕戦に続く2勝目を手にした。
 第2週以降3連敗中のレノヴァが、ホームにここまで4戦全勝の黒田を迎えての2連戦初日のゲームは、序盤から両者厳しい守り合いで得点は伸びないも、レノヴァは新加入・ジョンソンの活躍などでリードを奪って後半を迎えた。第3ピリオドで一時同点に追いつかれるも、近の3ポイントで突き放し、粘る黒田を振り切った。
 最終日は6日にあり、レノヴァは同会場で黒田と対戦する。

◇第5週
レノヴァ鹿児島 68―61 黒田電気
(11―7、20―17、16―17、21―20)

「チームがひとつになる」兆し
レノヴァ

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 「チームがひとつになることを目指していました」
 2戦目以降、3連敗を喫した中で中園隆一郎主将は、チームの活路をそこに見出していた。コートの5人、ベンチ、スタッフ、そしてその想いにホームのサポーターを巻き込んですべてが一体になって戦う。そんな「兆し」を感じさせて価値ある勝利を手にした。
 前半はいい形で戦えた。守備の堅い黒田を相手に爆発的な得点はできないものの、今や攻守の大黒柱になったジョンソンがインサイドで頑張り、ディフェンスリバウンドを確実に支配して押し気味に試合を進めた。だが、ハーフタイムの控室に慢心はない。「こちらの良い形で進めているが、後半になったら相手も走ってくる。相手の良い形を作らせないこと」。鮫島俊秀ヘッドコーチが指示を出す。「リバウンドが取れてる。良い流れだ!」「顔を上げて良い表情でプレーしよう!」「変に恰好つける必要ない。闘志を出してやろう!」「子供たちに夢を与えよう!」…選手やスタッフが思いついたことを口にして士気を高める。
 「後半、点が入らなくて重くなる時間がきっと来る。そのときに慌てないで『時間を使ってるんだ』ぐらいの気持ちでプレーしよう」
 前主将の小久保眞は言った。前半は良くても後半、特に第3ピリオドに崩れて相手に主導権を渡してしまうのは、今季の、というよりもリーグ参戦以来ずっと続いているレノヴァの課題だ。40分間、終始主導権を握って勝ち切れるほどの戦力差はない。苦しくなる時間帯はどんなチームが相手でもきっと来る。その時をどうこらえて、立て直すか?
 案の定、第3ピリオドからは「重い時間」になった。エースプレーヤーの富田、綿貫らがレノヴァの厳しいディフェンスをかいくぐって得点を決め、一時は同点に追いつかれる。近の3ポイント、ジョンソンのダンクで突き放し、リードは保っているが、どこかで歯車が狂ったらまだ予断は許せない流れが続く。第4ピリオド残り4分で近が5ファール退場になった。「正念場」を迎えた中で、気迫のプレーで流れを手繰り寄せたのは尾崎貴志だった。守備からの速攻でジョンソンが走る。パスを受けた尾崎がレイアップに跳ぶ=写真=。相手プレーヤーと交錯してコート外にはじき出されたが、ボールはリングにねじ込みファールをもらって、ワンスローも確実に決めた。
 「スタメンで使ってもらっていたのに満足な仕事がこれまでできなかった。守備を頑張って走ろうとシンプルに考えていた」
 尾崎は言う。相手と交錯しエキサイトしそうな場面でも冷静に、コートサイドの子供に笑顔を見せる余裕があった。近がいなくなった穴を埋める尾崎のガッツにチームがまとまり、ここまで無敗の黒田に初黒星をつけた。
 「重い時間帯でも走る意識が途切れなくなった」と小久保は分析する。「これまで3戦負けて学んだことが身についている」と鮫島コーチ。ただ本当に大事なのはそれが「本物」(鮫島コーチ)かどうかということ。連戦の2日目にそれが問われることになりそうだ。

【熱戦フォトグラフ】

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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