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全国高校サッカー選手権県大会第1日(奄美新聞掲載記事)
与論、大島、初戦で涙
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 第90回全国高校サッカー選手権鹿児島県大会第1日は7日、南さつま市の人工芝サッカー場などで1回戦16試合があった。奄美勢は与論、大島の2校が出場したがいずれも敗れて初戦で姿を消した。
 与論は県総体4強の大口を相手に前半先制するも後半3失点で逆転負けだった。鹿屋中央と対戦した大島は、序盤から優位に試合を進めるも得点ならず。前半33分にカウンターからピンチを招き、PKを決められ、これが決勝点となった。
 第2日は8日、同会場で2回戦8試合がある。

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【1回戦・大口―与論】後半、与論は喜村(左)がシュートを放つも、GKに弾かれゴールならず

敗因は「気持ちの差」
与論


 無念の逆転負けを喫した与論・小島健志監督は「3年生チームと、1、2年生チームの気持ちの差が出てしまった」と悔しがった。
 相手は県総体4強のシードチームだが、前半21分に3年生FW大石友也が先制ゴールを叩き込み、優位に試合を進めていた。その後立て続けに決定機をものにできず、流れが相手に傾き、一瞬のスキを突かれて3失点。後半は相手ゴールをこじ開けられなかった。
 3年生は大石と大馬優記主将の2人だけの1、2年生主体のチームだが、夏場の徹底した走り込みなどでフィジカルを鍛え、十分やれる手ごたえはあった。サッカーの内容では互角以上に渡り合ったが、勝てなかったのは「最後まで決めきれないところが力不足。気持ちで負けていた」(大石)「自分たちのサッカーができなかった。最後は集中力や気持ちの差が出た」(大馬)。
 昨夏の県総体で8強入りするも、このチームでは人数不足などもあって、なかなか県大会の1勝が遠かった。最後の選手権にかけた2人の3年生の想いはかなえられなかったが「1、2年生は力があるので、気持ちの面を鍛えれば良いチームになる」(大馬)「良い経験をしたと思うので、この悔しさを忘れずに、僕たちの借りを返してほしい」(大石)と後を託していた。

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【1回戦・鹿屋中央―大島】後半10分、大島・田原(11)のシュートはポストに弾かれ、得点ならず

周囲の支えに感謝
大島


 3年生9人が残り、「ベスト16越え」をかけて挑んだ選手権だったが、鹿屋中央に惜敗で無念の涙をのんだ。
 80分間の試合中、7割方はボールを支配し、優位に試合を進めていたはずだった。唯一の失点が前半33分。押し気味に進めながらゴールが奪えず、カウンターで走られてピンチを招き、PKを決められた。「攻めているときに、守備のポジショニングが取れていないところをやられてしまった」(新田康彦監督)。攻撃では、中盤のボールを支配して攻めるかたちはできていたが、「シュートレンジに入って、迷いや一瞬の判断の遅れが響いた」(新田監督)。
 25人の3年生のうち、県総体後も9人が残ってサッカーを続けた。これまで県大会でベスト8になかなか勝ち進めず、県総体もベスト16までは進んだが強豪・鹿児島実に跳ね返された。何より「お世話になった新田監督に恩返しがしたい」(3年生・城川修斗)気持ちがあった。夢のベスト8には届かなかったが「理解してサッカーをさせてくれた学校や保護者、引退した3年生に感謝したい」と城川は言う。日頃から声を掛けあい、大会出発の時には港まで見送りに来てくれた仲間たちとの思い出が胸によぎった。「昨年は蹴るだけのサッカーしかできなかった。今年はつなぐサッカーができた。次は結果を残せるチームになって欲しい」と、後輩に夢を預けていた。
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テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

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