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奄美春秋(11月24日付)
奄美新聞
※奄美新聞に筆者が書いたコラムです。

 読売巨人の内紛劇を見ていると、日本のプロ野球の「未熟さ」がよく分かる。清武氏とナベツネ氏のどちらが正しいかは、どうでもいい。メディアも「お家騒動」を面白おかしく伝えているだけで、ことの本質を伝えているとは言い難い。
 先日の「サンデーモーニング」には心底がっかりした。ナベツネ氏を「大尊敬している」という張本勲氏は「日本の野球にGM制は合わない」と言うなら、なぜ「合わない」といえるのか、納得いく説明をしてもらいたい。「(清武氏が)謝って仲良くしてほしい」などと、奥歯にものの挟まったような見当外れな意見だった。
 テレビ朝日の夕方の「スーパーJチャンネル」では、「解説」でヨミウリの組織図が出ていた。ナベツネ氏がグループ会長として君臨し、新聞をはじめ、関連企業がズラリと並び、巨人は「スポーツ・レジャー部門」の一部である。スポーツの「あり方」が問われている時代に、巨人は、「プロスポーツ球団」として自立したものではなく、相も変わらず「親会社の広告塔」でしかない。「巨人軍は永久に私物です」とは漫画家のやくみつる氏。言い得て妙とはこのことだ。
 スポーツジャーナリストの二宮清純氏は「日本のGM制はどうなっているのか、球団経営の在り方はどうあるべきかを議論するきっかけになることがスポーツの『勝利』」と訴える。メディアに必要なのはそういう見識だ。
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テーマ:プロ野球 - ジャンル:スポーツ

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