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サブスリー・チャレンジ日記第8回
「走破」―2012菜の花マラソン体験レポート・上
2012SCC菜の花②_035
スタート地点にて。SCC「サブフォー・メンバー」と(写真提供SCC野上一成さん)

 第31回いぶすき菜の花マラソンが1月8日、あった。私にとっては2年ぶり9回目となる菜の花、そしてフルマラソンは、目標に掲げた「自己ベスト更新」には10分ほど届かなかったが、9回目の挑戦にして初めて菜の花の難コースを「走破」した手ごたえを感じたレースだった。
 昨年は諸事情により、8年間続いた連続出場が途絶えた。2010年3月からの約1年3カ月間はマラソンどころか、大好きだったSCCの練習にも行かないほどふさぎ込んでいた時期もあったが、昨年6月から練習を再開し、無事に「復帰レース」を迎えることができた。先月のあくねボンタンロードレースのハーフマラソンが予想以上に悪かったことに奮起し、この約1カ月間はSCCの練習に加えて、3時間15分LSDや早朝ジョッグなど自分で練習する時間を作って追い込んだ。一方で、整骨院「オルタナ」をフル活用し、ストレッチやトレーニング方法、サプリメントの接種まで身体のメンテナンスに関する時間を作り、万全のコンディションを作ることを心掛けた。「やるべきことはやり切った」実感を持ってスタートラインに立てた。

 一昨年は朝4時半に出て渋滞に巻き込まれたことを思い出し、2時半起床3時半出発で会場に向かった。途中満月がとても美しかった。幸い渋滞は全くなく、4時45分ごろスタート地点に近い駐車場に車を止めた。車内でCDをかけながらリラックスしてひと眠り。外に出るとまだ外は暗いが、星空がロマンチックで感動した。風もなく手袋なしでもいけそうなぐらい暖かい。きょうは良いレース日和になりそうだと気持ちが落ち着いた。
 6時過ぎに体育館2階のSCCの集合場所へ。例年通り、オルタナのスタッフがテーピングサポートに来ていた。私はいつも診てもらっている瀬野先生に前日からお願いして、ストレッチをかけてもらった。身体の張りはどこにもなく、良いコンディションで臨めそうだ。今年は、陸上競技場が改修作業で使えないので、準備運動やアップの場所に苦労した。海沿いの景色が良いところで、アップジョッグと動きづくり。一通り汗をかくとすぐに出発時間になった。準備は万全にしたつもりの中で、運動30分前に飲むように言われていた筋肉にいいアミノ酸サプリメントをとるのをうっかり忘れてしまったが仕方がない。脚がつったらそれまでよと覚悟を決めて、スタートラインに向かった。
2012SCC菜の花①_035
体育館前でアップ。今回は競技場が使えず、アップの場所探しに苦労しました(写真提供SCC野上さん)

 日が昇ると、風が出てきたせいか明け方よりも寒く感じる。レース用に新調したシューズに、ふくらはぎサポートのパワースリーブ、7分丈のスパッツに、アンダーシャツとランニング、汗止め用のヘアバンドのスタイルで今回はコーディネートした。ランナーらしくランパンで走ろうか迷ったが、股間が間違いなく擦れるのでやめた。
 スタート約30分前にスタート地点についた。前回と違うのは事前の申告タイムでスタート位置が明確に区別されていること。これはとてもありがたい主催者のファインプレーだ。毎年なるたけ前でスタートしようと心掛けるが同じことを考えている人が多くて、スタートからしばらくは「渋滞」に巻き込まれる。おそらくその辺を改善するために申告タイムごとの色分けを考えたのだろう。私は確かサブスリーを考えて大胆に2時間台で申告したはず。位置は先頭の白ゼッケンから2番目の「3時間~3時間30分」の黄緑ゼッケンのゾーンに振り分けられていた。おかげで今回は初めてスタートからスムーズにマイペースで走ることができた。
 このスタート位置の工夫に加えて、今回は35キロの山川付近で5:00を過ぎていたらレースを打ち切って回収車に乗せるという。菜の花は一応8時間の制限時間を設けてあるが、例年最後のランナーがゴールするまでスタッフが待機して迎えていた。それが人気のひとつでもあったのだろうが、今回の打ち切りの措置は仕方ないと思う。毎年フルマラソンで1万8千人を超える参加者があり、昨年まであった10㌔の部も加えれば2万人を超える規模の大会に膨れ上がった。参加人数は多いに越したことはないが、多すぎるのも考え物である。何より事故が怖いし、駐車場の管理や誘導、トイレの確保などヴォランティアスタッフの仕事にも限界がある。不測の事態が起こったら、それこそ大会自体が打ち切られてしまうかもしれない。制限時間を設けるのも、不親切なようだが、レースである以上最低限の準備は自己責任でするというのがランナーの「マナー」だろう。30回の節目を過ぎて、「菜の花」も新しい段階に入ったことを実感した。

 スタートをスムーズに出られたこともあって、序盤から気持ち良く走ることができた。1㌔の通過タイムは4分30秒。設定通りの良いペースだ。ところが2㌔では時計が9分30秒を示している。そんなに落ちたはずはないのだがと疑問に思ったが気にせず走った。あとで聞くところによると、競技場の改修工事でコースが若干変更になり、スタート位置が微妙に変わっているという。最初の1㌔の表示は実際よりは短かったらしい。5㌔のラップが24分12秒ぐらいだったか。前回自己ベストを出した時が23分だったから、遅くはなっているが、まだまだ先は長い。
 今回のレースでは体育大生の森コーチの依頼で心拍計を装着して走った。心拍を計測する特殊な装置のついたバンドをみぞおちの当たりに巻き、右手に表示板の時計をまいた。森コーチによると心拍140~160ぐらいで走るのがベストで、それ以上だと大きな負荷になり終盤頑張らなければいけないところで心拍を上げきれなくなるという。10㌔付近までの上り坂で、それを思い出して確認すると、170以上を示していた。楽に走っているつもりだったが、やはり張り切って頑張ってしまっていたのだろう。以来、マメに心拍計を見るようにした。多分時計よりも見た回数は多かったのではないか。心拍を見ながら走ったことが今回はとても役に立った。(下に続く)
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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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