鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
サブスリー・チャレンジ日記第11回
SCCの「底力」を実感!
第32回ランニング桜島体験レポート

120229ランニング桜島
灰で汚れたせいか、それとも「地」なのか? 真っ黒になってゴールする筆者=写真はSCC太田理事長

2012年2月26日
 2年ぶりにランニング桜島を走った。「1㌔4分でどれだけおせるか」をテーマに、昨年のあくねボンタンのリベンジのつもりで走ったが、結果は1時間30分50秒で、30代男子の31位(660人中)、総合96位(2956人中)。ボンタンよりは5分近くタイムを縮めることはできたが、ハーフの自己ベストにも届かず不満の残る内容で、今後の課題がはっきりした。僕以外のSCCのメンバーがすごくて、発足12年を数えるSCCの底力を改めて感じた大会だった。
 7時過ぎに家を出て、フェリー乗り場に行くと、ターミナルは大勢の人だかり。聞くところによると今年はハーフ、10㌔、5㌔合わせて約5700人と過去最高の参加者だとか。ハーフだけでも3000人近い参加者がいて「ランニングブーム」を実感する。明らかに女性の参加者が増えている。新幹線の開業効果で、県外からやってきた人もいるだろう。きょうは東京マラソンがあり、そちらには出られなくても、これらな気軽に出られると思って参加した人もいるのだろう。
 スタート前に準備運動、ストレッチ、動きづくりをSCC全体でやっていると、飛び入りで参加する人もいる。見よう見まねでランニングを始めたけど、準備運動をどうすればいいか、スタート前に何をやったらいいか、分からない人も多い。周りを見回せば、6000人近い参加者がいるにも関わらず、こういったかたちで集団でウオーミングアップをしている集団はうち以外見かけなかった。

120226ランニング桜島2
スタート地点にて、SCCの仲間と。左は栫さん、右は中野コーチ=写真提供SCC野上さん

 最初の1㌔はジャスト4分。動きづくりで楽に前に出られる感じがしたので調子は良かった。ただ、流しで速いペースで走った時、腰に張りがあったので、スタート前はかなり入念にストレッチをした。2㌔までは4分、3㌔以降は4分4~10秒ぐらいので、ペース自体は安定していたと思う。ここは比較的アップダウンの少ないフラットなコースなので、走りやすかった。フルマラソンを走っているときは、ひたすらマイペースを心がけていたが、きょうは後ろから抜かれるたびに、ついていくことを意識した。「ついていく」というよりは、人のペースを利用して「走りのリズムを切り替える」といった方がいい。今はレベルアップを目指している時期だから、「勝負」を考えてレースを組み立てることも初めて挑戦してみた。思うようにスピードは上がらなかったが、そういうレースができたことは収穫だった。
 15㌔で1時間2分30秒ぐらいだったか。単純計算すると1㌔4分10秒ぐらい。このままのペースでいけば、1時間27~8分台のタイムで行けたはずだが、残り6㌔に「落とし穴」があった。袴腰の登り坂になると、さすがに後ろから抜く人のペースについていくことができず、フルのようにマイペース走に切り替えた。勾配が緩やかになると、登り坂なのに良い感じで走れたので、このままいけるかと思いきや、残り2・5㌔でガクッとペースが落ちた。少し下ってから、長渕剛のコンサート会場まで少し登り坂になっているところから身体が全く動かない。残り2㌔はほとんど下り坂なのに、登り坂を走っているような苦しさを感じた。この辺は10㌔の部の後方でゆっくり走ったり、歩いたりしている人と一緒になったが、ペースを吸い取られたかのような錯覚を覚えた。ラスト1㌔の手前でSCCの寺前さんに抜かれて、ついていこうとしたが、少しペースを上げたら、身体がいうことをきかなくなった。競技場前で竹内コーチから「30分を切りましょう!」と声を掛けられた。いつもならこれに発奮してラストスパートをかけるのに、それもできず。最後は一応スパートしたつもりだったが、走りもバラバラだった。

 この大会に向けての本格的な調整はしていなかったし、コンディション的にも脚や腰に張りがあって、それをごまかしながらのレースだった。前夜、早めに寝たら2時前に目が覚めて、それから気分転換でDVDを見たり、2度寝もしたが、眠りが浅く睡眠不足だったこともあるだろう。やはり一番のネックは「体重」だったと思う。83㌔のウエートでは、1㌔4分のスピードにハーフの距離は耐えられない。ラスト2㌔のペースダウンはそのことが影響したのだろう。本当に良い時は体重は少なくとも80㌔を切っていたから、そこまでは落とすことに今後本気で取り組まないといけない。
 個人的には課題の残る残念なレースでしたが、SCCの仲間は本当にすごかった。ハーフには男子6、女子2と年代別に8つの部門があるが、このうち40代以上女子、50代と60代の男子の優勝者がSCCだった。8つのうち3つで優勝だからから驚きである。中でも50代優勝の中村さんは1時間21分台と僕より10分近く良いタイムで走っている。ショックと同時に僕もまだまだ頑張れると勇気がわいた。
 これまでSCCは初心者でも気軽にランニングを始める人たちのクラブだが、そんな中から優勝を目指すレベルの選手も出てきた。これはコーチの指導のたまものだが、何よりランニングを続けながら、自分で上を目指そうという気持ちを自然と植えつけてきたことがすごい。3人の優勝者の中で、学生時代に陸上の実績のある人はいない。「ランニングブーム」という言葉もなかった2002年に長距離部門を立ち上げてから10年。SCCというクラブの進化を実感した一日だった。

120226ランニング桜島3
ハーフ60代の部で優勝した65歳の上村一徳さん。前回を10分以上上回る1時間31分20秒! 僕と30秒しか変わりません! 今年の菜の花は負けました=写真提供SCC野上さん
スポンサーサイト

テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/568-5abefba8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック