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奄美春秋(3月15日付)
奄美新聞
※筆者が奄美新聞に書いたコラムです。

 東日本大震災から1周年を迎えて、テレビではいろいろな特別番組が組まれている。先日見ていたのは東北出身の芸人・サンドウィッチマンさんらが、被災地を訪ねて復興の足跡をたどる番組だった。
 ところが、あるシーンが気になって、素直に感動できなかった。打ち合わせか何かをしている場面で、机の上に置かれたお茶のペットボトルにぼかしが入っていたからだ。
 これは間違いなく「スポンサー」の存在が絡んでいる。確認したわけではないが、この番組にはお茶などの清涼飲料水を売っているメーカーがスポンサーに入っていて、机の上に置かれていたのは他社の商品だったのだろう。これはスポンサー側の意向なのか、作り手側の自主規制なのか分からないが、視聴者側にすれば、実に不可解で不愉快な行為だ。入れなくても何の支障もなさそうなところに、なまじぼかしが入っているから余計なことを勘ぐりたくなる。それはかえって番組やスポンサーのイメージを悪くするとは考えないのだろうか?
 映像は、現実の世界をありのままに切り取っているからこそ価値がある。そこに人の意匠は、なるたけ加えないに越したことはない。深読みすれば、そこまでスポンサーの意向などを気にしなければならないほど、テレビ業界も苦境に立たされているということだろう。何とも興ざめで、残念な話である。
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テーマ:地震・天災・自然災害 - ジャンル:ニュース

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