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奄美春秋
奄美新聞
※奄美新聞に筆者が書いたコラムです。

 今年のNHK大河ドラマ「平清盛」が面白い。視聴率はよくないそうだが、個人的にはとても高く評価している。何よりテーマがしっかりしていて共感できる。
 「遊びをせんとや 生まれけむ」。オープニングにある歌詞がこのドラマの底に流れるテーマだと解釈している。もとは後白河法皇撰の「梁塵秘抄」という今様歌集の一節。人は遊ぶために生まれてきたのであろうか。子供が遊んだり、戯れたりする姿のように、夢中になって生きてみたいという意味が、この歌には込められている。主人公・清盛はよく「この面白うもない世の中を、面白おかしく渡り歩きたい」と言う。実際の清盛がどうであったかは分からないが、このドラマの清盛は、王家や貴族を中心としたまつりごとの理不尽さに反旗を翻し、武士の世を開いたパイオニアとして描かれている。
 漫画「美味しんぼ」で主人公・山岡士郎は自分の娘に「遊」という文字をつけたいと提案したときに「人間は『遊ぶ』ことができるという点で他の動物と違う」というオランダの歴史家・ホイジンガ―の言葉を紹介していた。人間は「遊ぶ」ことができるから、生き生きと明るい豊かな人生を送ることができる。
 筆者がテーマにしている「スポーツ」も人間が生み出した究極の「遊び」。「清盛」に惹かれるのも底に流れているものに通じるものを感じたからだろう。
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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

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