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第130回九州地区高校野球大会最終日
神村V2!
鹿児島勢4季連続で九州制覇

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 第130回九州地区高校野球大会最終日は4月27日、佐賀市のみどりの森県球場で熊本工―神村学園の決勝があり、神村学園が3―0の完封勝ちで2季連続2回目の九州制覇を成し遂げた。鹿児島勢の九州大会制覇は一昨年秋と昨春を制した鹿児島実に続き、4季連続となった。
 神村学園が投打に勝負強さを発揮した。三回に中野、二河の連続二塁打で先制。四回は古賀、柿澤、平藪、中軸の3連打で2点目、五回は田中の右翼線三塁打で3点目と好機を着実にものにして序盤の主導権を握った。先発の左腕・平藪=写真右=は緩急を巧みに使い分けて狙い球を絞らせなかった。三塁を踏ませず散発3安打に封じ、丁寧に打たせて取る投球が最後まで崩れなかった。


◇決勝
神村学園 001 110 000=3
熊本工  000 000 000=0
(神)平藪―中野
(熊)増田―寺岡
・三塁打 田中(神) ・二塁打 中野、二河(神) ・試合時間 1時間39分

センバツの悔しさ、ぶつける
「役割、果たせるようになった」
神村

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 今大会、神村学園が勝ち上がるモチベーションになったのは「センバツで負けた悔しさ」(弥栄翼主将)だった。悔しさをバネに一回り成長した神村ナインが、九州の優勝旗を再び手にした。
 先発した背番号11の左腕・平藪樹一郎=写真=は「背番号1を取られた悔しさ」が原動力だった。甲子園ではエース番号を背負いながら、本領を発揮できず、1番は柿澤に変わった。「夏は絶対に1番を取り返す」想いをマウンドにぶつけた。
 決勝戦は、九州大会優勝回数で鹿児島実に次いで2位の古豪・熊本工に、思うような打撃をさせなかった。直球の最速は135㌔、最も遅いチェンジアップが92㌔。この最大43㌔差の緩急を自在に使い分け、熊工打線の狙いをことごとく外していった。終わってみれば投球数105、被安打3、三塁を踏ませない圧巻の投球で古豪をねじ伏せた。勝って優勝を決めても派手なパフォーマンスはない。「柿澤に勝つには、このぐらいはやらないと」と強気に言ってのけた。
 センバツを振り返ると「みんな自分の良いところをみせようとして、大振りになっていた」と平藪は言う。もう一度原点を見直し、打者は踏み込んで、逆方向を狙った低い打球で、後ろにつなげることを徹底した。昨秋までは守備要員だった永尾が成長し、二塁手のレギュラーを取った。二塁手の田中を遊撃に回し、センターラインに守備の軸ができたことで、守りが安定した。投手のリズムに合わせて、野手は足を動かし、互いに声を掛け合って全員で守る野球ができるようになった。「(攻撃でも守備でも)自分に与えられた役割を果たせるようになった」と新納真哉(笠利中出身)は言う。
 九州V2の偉業を成し遂げたが、平藪同様、ナインも手放して喜んではない。「まだまだ課題はいっぱいありますから」と弥栄主将。喜びに浸る間もなく、センバツの課題を修正できた手応えだけはつかみつつ、神村ナインはゴールデンウイークの関西遠征に旅立っていった。


【熱戦フォトグラフ】
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3回表一死二塁、二河が先制の左中間二塁打を放つ
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4回表無死一三塁、平藪が右前適時打を放ち2点目
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5回表一死二塁、田中が右翼線三塁打を放ち、3点目
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7回表一死一塁、新納が二盗を決める
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7回表一死二塁、田中の右飛で二走・新納が三塁へ
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2季連続の優勝旗を受け取る弥栄主将
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テーマ:野球 - ジャンル:スポーツ

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