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12南九州陸上第1日
瀬戸口(鹿南)が大会タイ・男子走り高跳び
男子走り高跳び・女子走り幅跳び、鹿児島勢上位を占める!

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 2012年度全国高校総体陸上南九州地区予選会第1日は6月14日、宮崎市の県総合運動公園陸上競技場であった。
 鹿児島関係では男子走り高跳びで瀬戸口桂(鹿児島南)=写真上=が2m11の大会タイ記録で優勝した。走り高跳びは3位に立和名一樹(種子島中央)、4位に畑中志洋(鹿児島商)、5位に上別府剛志(同)が入った。また女子走り幅跳びは1位に末永成美(鹿児島女)、2位に内之倉由美(甲南)、3位に丸山千夏(同)、6位に時吉千聡(出水)が入り、両種目ではインターハイ出場となる6位以内の大半を鹿児島勢=写真中=が占める快挙だった。
 このほか男子四百でも2年生の翁玲央乃(伊集院)=写真下=が頂点に立った。


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男子走り高跳び ①瀬戸口桂(鹿児島南)2m11(大会タイ)
「外間のおかげ」瀬戸口

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 2m11は2000年に中尾康浩が出して以来となる大会タイ記録だったが、瀬戸口は「きょうは助走の流れがずっと良くなかった」という。それでも県予選で出した自己ベストを上回れたのは「最大のライバルだった外間(沖縄・那覇西)がいてくれたおかげ。彼がいなかったら2m5も跳べていなかった」とライバルに感謝する。
 「踏み切るとき、いつもならふわっと浮き上がるのに、きょうは力で持っていくような感じだった」(濱元良介監督)。1m93から跳び始めて、はた目には楽に跳べているように見えたが、当人は助走がぴったりはまらないもどかしさを感じていた。2m2から外間と一騎打ち。2m2、5と1回目は落としながらも2回目はきっちり跳んで食らいついてくるライバルが背中を押し、2m8までは全て1回目でクリアし、はまらなかった助走も徐々にきっちり修正できた。1回目は失敗した2m11も「四継の準決勝が終わったので集中できた」2回目でジャンプすると、会心のガッツポーズと雄叫びが出た。
 次に挑戦したのは、憧れる先輩・山中亮磨(鹿児島商、鹿屋体大)の持つ2m12の県高校記録を更に3㌢上回る2m15。挑戦すらしたことのない未知の世界だったが、ここを跳べば今季ランキング1位の佐藤凌(大阪・東大阪大柏原)に並ぶことができる。惜しくもクリアできなかったが「いけそうな手応え」はつかめたという。跳べなかった理由がどこにあるかはまだはっきり分からない。ただ、8月の最大の決戦を前に、またひとつ、ステップアップしたことだけは確かだった。

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女子走り幅跳び ①末永成美(鹿児島女)5m87 ②内之倉由美(甲南)5m80 ③丸山知夏(同)5m59 ⑥時吉千聡(出水)5m37
助走に課題・末永

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 インターハイに行ける6人中4人を鹿児島勢が占めた女子走り幅跳びは、末永が4回目で5m87を跳んで貫録勝ち。ただ「ファールが多かった。大会記録(5m91)が跳べなくて悔しい」と苦笑した。
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 1回目の試技で1年生の内之倉が5m80を跳んで=写真=、会場を沸かせた。インターハイの予選通過記録が5m70で「それを1回でクリアできたのはすごい」と後輩の勝負強さに刺激を受けた。末永も1回目で5m76と悪くない立ち上がりだったが、2、3回目はファール。助走はしっかり走れていたが「最後に刻むところで、前に突っ込み過ぎて」踏切線をわずかに超えてしまった。微妙な感覚のズレを中々修正できなかったが、決勝までの間に四継の準決勝を走る「強行スケジュール」が背中を押した。「チームで初めて47秒台が出た」ことと「四百に出たチームメート2人(鶴留、苑田)がインターハイを決めた」ことで主将の気持ちに火がついた。準決勝を走った直後の4回目で5m87を跳んで逆転優勝を決めた。
 4月の県記録会で6m10を跳んで以降は6mを超える記録を出していないが「大会ごとのアベレージは上がってきている」ことに成長を感じている。1週間前には全日本選手権の大舞台も踏んだ。雨という劣悪なコンディションに、オリンピックへの盛り上がりが高まる舞台の中でも「予選の3回しか跳べなかったけど、5m85を出した。精神的に強くなかった」と新開浩一監督。1週間ごとに大きな大会が続く強行日程だが「闘争心が高まってくるので疲れは感じません」と末永は言い切る。今度はインターハイという大舞台が背中を押してくれそうだ。

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男子四百 ①翁玲央乃(伊集院)49秒28 ⑤川畑慎吾(鹿児島南)49秒74
県予選の反省、生かす・翁

 男子四百は県予選で2位に甘んじた2年生の翁が制した。「県の時は前半に川畑に食われてしまって負けたのでしっかり前半を走ること考えた。後半は絶対負けない自信があった」と思わずガッツポーズが出た自己ベストの走りを振り返った。
 県予選では、左足ハムストリングスの故障もあってうまく走れず、0・01秒差で川畑に競り負けた。南九州決勝ではすぐ内側のレーンを走る川畑に前半で負けないことを意識して、序盤から積極的は走りを心掛けた。「ラスト150mで誰もきてない」と感じ、得意の終盤で前に出て上位6人が49秒台で並んだ混戦を制した。

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女子やり投げ ②牧瀬梨乃(屋久島)45m56 ⑥納稚乃(大島)40m55
牧瀬 (ラスト6投目で惜しくも逆転され優勝を逃す)「序盤はいつもの自分の投げができなくて焦った。4、5回目で連続して45m台が出せたのは良かった。安定した試技ができるようになった。ただ6投目、目の前で逆転されてまた自分の投げができなかったのが残念。もっと練習してインターハイでは序盤から自己ベストが出せるようにしたい」

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自己ベストじゃないけれど…
納(奄美新聞掲載)

 40㍍55は、県予選で出した42㍍24の自己ベストに及ばない。納稚乃(大島)は「自己ベストが出せなくて悔しい」と苦笑しながらも「インターハイに出られるのはうれしい」と素直に喜んだ。
 昨年に続き2度目の南九州は「周りの雰囲気にのまれた」。各県の予選を勝ち抜いた猛者が集まる大会の独特な雰囲気に戸惑い、1、2投目は記録が36㍍台と伸びなかった。3投目までにベスト8に入らないと4投目以降の試技はない。本来の投げではなかったが、3投目で39㍍52を出して6位で決勝に残れるとようやく落ち着いた。決勝進出者8名が場内に紹介された際には笑顔ものぞいた。気持ちが落ち着くと同時に記録も少しずつ伸びていく。4投目39㍍54、5投目は「一番良い感覚で投げられて」40㍍55だった。
 1年生で出た南九州は、インフルエンザでベストコンディションが作れず24人中23位と「惨敗」だった。記録は不本意でも、6位以内でインターハイという目標を達成できたのは、うれしいことに変わりはない。「もっともっと練習して、インターハイでは自己ベストを出せるように頑張りたい」と高校生アスリート最高峰の大会に夢を馳せていた。

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女子四百 ③鶴留朋美(鹿児島女)57秒98 ④苑田実祐(同)58秒33
鶴留 (予選は機械の故障で3回の走り直し)「思わぬアクシデントだったけど、気にしないように『絶対大丈夫』と自分に言い聞かせた。予選では前半遅れたので、決勝は前半から突っ込んでいった。得意な後半は絶対にインターハイに行きたい気持ちで走り切れた」

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男子五千競歩 ②吉村健人(鹿児島城西)22分59秒81 ③久保田哲哉(種子島中央)23分32秒82

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男子千五百 ⑤北村一摩(鹿児島実)3分'55秒61

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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