鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
球夏2012第15日
シード伊集院、延長サヨナラ勝ち
鹿実、1点差で競り勝つ!

120723-10鹿実勝利_035
【4回戦・徳之島―鹿児島実】鹿実は2番手・福永(右)の投打にわたる活躍などで徳之島に1点差で競り勝つ=県立鴨池
120723-2川内2点目ホームイン_035
【4回戦・国分中央―川内】3回表川内一死二三塁、谷口のスクイズで三走・町頭が生還、2-0とする=県立鴨池

 第94回全国高校野球選手権鹿児島大会第15日は7月23日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民の両球場で4回戦4試合があった。
 第16日は24日、県立球場で準々決勝2試合がある。


23日の結果
・4回戦(県立鴨池)
鹿児島実 4-3 徳之島
川内 7-4 国分中央
・4回戦(鴨池市民)
伊集院 4-3 錦江湾(延長11回)
樟南 7-2 出水商

24日の試合
・準々決勝(県立鴨池)
10:00 神村学園―鹿児島工
12:30 加治木工―鹿児島玉龍


詳細な観戦レポートと写真は「高校野球ドットコム・鹿児島版」に掲載!

第15日の結果報告はこの文字をクリック!
伊集院―錦江湾戦はこの文字をクリック!
徳之島―鹿実戦はこの文字をクリック!
国分中央―川内戦はこの文字をクリック!
4回戦①(県立鴨池) 鹿児島実4-3徳之島
120723徳之島2点目_035

120723徳之島3点目_035
【4回戦・徳之島―鹿児島実】3回表、同点適時打を放った3番・折田(上)と勝ち越しの中前適時打を放った4番・稲村(下)

徳高野球、やり切る
更なる高みに挑むために
徳之島(奄美新聞掲載)

 伝統校・鹿児島実を相手に一歩も引かず、これまで積み上げてきた「徳高野球」をやり切った。最後は1点差で敗れたが、当裕也主将は「これまで苦しい試合を勝ち抜いたから、きょうの苦しい場面も乗り越えることができた」と誇らしげに語った。
 188㌢のサブマリン・前元良太の好投、3試合無失策の鉄壁の堅守、相手を揺さぶる「足攻」…3回戦までは、これら徳高野球のエッセンスが随所に発揮された。良いかたちで勝ち上がってきた中で、唯一はまらなかった「ピース」が3、4番の打撃。3番・折田卓斗、4番・稲村公至の中軸2人に本来の当たりがなかった。3回戦では両者を入れ替えて目先を変えてみたが、2人とも無安打だった。
 「鹿実戦はエース、3、4番、本来のかたちに戻してすべてをぶつけた」と田村監督。三回の逆転劇では、折田が追い込まれながらも身体を開かずに逆方向に打ちかえして同点に。「4番を外されて悔しかった」稲村が「甘く入ったら狙おうと思って思い切り振って」センター前に弾き返し、鹿実から2点のリードを奪った。
 ストライクゾーンの高低左右を目いっぱい使って鹿実打線の狙いを外した前元の投球は最後まで崩れず、守備も4試合連続無失策で守り切った。「敗因」があるとすれば、六、七回と先頭打者を出しながら盗塁失敗で生かせなかったのに対して、九回のワンチャンスを、バントできっちり送って適時打を放った相手との差だけだったかもしれない。「鹿実が相手だからといってこれまでのスタイルを変えるつもりはなかった」と田村監督。この野球でなければここまで勝ち上がれなかったのも、また事実だった。
 半月以上に及んだ「大遠征」。これを人は「ハンディー」と呼ぶが、田村監督は「離島のチームはそれが当たり前。その上でどうやって勝っていくか」を真剣に考えて練り上げたチームで堂々のベスト16入りを果たした。
 「登りかけた山を降りて、またゼロから登ることになるけれど」新チーム以降も、甲子園「登山」のチャレンジは続く。

唯一の「失投」悔やむ
徳之島・前元良太投手(奄美新聞熱球譜)

120723熱球譜徳之島_035
 九回までほぼ思い通りに投げていた中で、唯一悔やんだ「失投」は九回に1番・倉内に打たれた1球だった。
 「早く決めようと思って焦ってしまった」
 外角にシュートだったはずが、曲がり切らずに真ん中に入って中前に弾き返された。その1点が勝負を分けた。
 裏を返せば「それ以外のボールは最高だった」(捕手・稲村公至)。地をはうような低めの直球、左打者の内角に食い込むカットボール、右打者の内角をえぐるシュート…ストライクゾーンの高低左右を目いっぱい使って「打たせて取る自分の投球ができた」。鹿実の要注意打者・福永泰志も「最後までとらえきれなかった」と脱帽する圧巻の投球内容だった。
 188㌢の長身でありながら、ロッテの渡辺俊介を彷彿させるサブマリン投法。元々は上投げだったが「当たり前の投げ方に魅力を感じなくて」田村正和監督の指示で、1年からフォームを横手に変えた。足腰と体幹の強さは、伊仙町相撲連盟理事長の父・哲郎さん譲り。強じんな身体があるから、ボールの「出所」をどんどん下げても、崩れることなく面白いボールが投げられるようになった。最後の夏に鹿実相手に堂々の力投をやり切った息子の姿に「フォームを変えてくれた監督さんに感謝したい」と哲郎さんは言う。
 その一方で「終盤打たれたのは冬場の走り込み不足」と厳しい指摘も。相撲と野球。競技は違っても、勝負の厳しさを知る父親ならではの「愛のムチ」だ。
 そのことは自身が痛切に感じている。
 「サブマリンにもっと磨きをかけて、大学で通用する投手になりたい」
 新しい夢が見つかった「夏」だった。

120723-1鹿実1点目_035
鹿実1点目
120723-4徳之島3点目ホームイン_035
徳之島3点目ホームイン
120723-5鹿実福永_035
鹿実の2番手・福永
120723-6鹿実3点目_035
鹿実3点目
120723-7徳之島盗塁失敗_035
徳之島、盗塁失敗
120723-9鹿実4点目_035
鹿実4点目


◇4回戦②(県立鴨池) 川内7-4国分中央
120723-1川内2点目_035
川内2点目
120723-3川内3点目_035
川内3点目
120723-4国分中央1点目_035
国分中央1点目
120723-5国分中央1点目ホームイン_035
国分中央1点目ホームイン
120723-7国分中央4点目ホームイン_035
国分中央4点目ホームイン
120723-8川内中園_035
川内の2番手・中囿
120723-9国分中央応援_035
国分中央、応援席
スポンサーサイト

テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/724-d4aea43f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック